調査報告

一般向け首都圏・阪神圏調査結果【2007年(平成19年)調査結果の概要】

投資信託の認知状況

投資信託の認知状況は、「よく知っている」が14.0%、「言葉だけは知っている」が81.7%、「言葉も知らなかった」が4.3%。

投資信託の認知状況についてのアンケート結果

投資信託の保有状況

投資信託の保有率は10.1%。50代以上では保有率が15%前後と高く、40代以下では年代が下がるほど低くなる。

投資信託の保有状況についてのアンケート結果

投資信託の保有種類(現在保有層)・複数回答

現在保有層(投資信託を現在持っている層)での投資信託の保有種類は、「株式投資信託」が56.9%で最も高い。以下、「公社債投資信託」(37.3%)、「外国で作られた投資信託」(30.7%)が続く。

投資信託の保有種類(現在保有層)についてのアンケート結果

投資信託の購入金融機関(現在保有層・保有経験層)・複数回答

現在保有層・保有経験層(投資信託を以前持っていたが現在は持っていない層)での投資信託の購入金融機関は、「証券会社」が57.0%でトップ、「銀行等の金融機関」が42.2%で続き、この2つ以外は10%未満。

投資信託の購入金融機関(現在保有層・保有経験層)についてのアンケート結果

販売員の説明・勧誘方法(現在保有層・保有経験層)

現在保有層・保有経験層に対する投資信託購入の際の販売員の説明・勧誘方法は、「とても満足した」(5.2%)、「まあ満足した」(43.9%)を合わせた"満足層"が49.1%。"満足層"の理由は、「商品のリスクもきちんと説明した」(63.7%)と「商品の魅力をわかりやすく説明した」(58.4%)が高い。一方、"不満層"は7.8%で、その理由は、「商品の説明がわからなかった」(44.4%)が最も高い。

販売員の説明・勧誘方法(現在保有層・保有経験層)についてのアンケート結果

投資信託の優れていると感じる点(現在保有層・保有経験層)・複数回答

現在保有層・保有経験層にとって、投資信託が優れていると感じる点は、「専門知識がなくても投資ができる」(50.0%)と「比較的高い利回りが期待できる」(49.6%)が二大優位点。次いで「定期的に分配金が受け取れる」(43.0%)、「少額でも株式投資の面白味がある」(33.5%)、「購入手続きが簡単である」(30.4%)が続く。

投資信託の優れていると感じる点(現在保有層・保有経験層)についてのアンケート結果

投資信託の不満に感じる点(現在保有層・保有経験層)・複数回答

現在保有層・保有経験層が、投資信託について不満に感じる点は、「元本保証がない」(58.7%)が最も高く、次いで「手数料が高い」(36.5%)が続く。

投資信託の不満に感じる点(現在保有層・保有経験層)についてのアンケート結果

今後の貯蓄に適した金融商品・複数回答

今後の貯蓄の対象として考えている金融商品は、「定期預金」(47.1%)に「郵便局の定額貯金」(46.7%)が続く。

今後の貯蓄に適した金融商品についてのアンケート結果

インターネットによる金融取引経験

インターネットによる金融取引の経験が「ある」のは11.0%、「利用経験はないが今後行いたい」が8.9%。取引経験率は30代、40代が高く、利用意向率は若年層ほど高い。

インターネットによる金融取引経験についてのアンケート結果

統計データ/調査