調査報告

投資信託を含む金融商品関心層対象の全国調査結果【2006年(平成18年)調査結果の概要】

投資信託の認知状況

投資信託の認知状況は、「よく知っている」が29.4%、「言葉だけは知っている」が66.2%、「言葉も知らなかった」が1.4%。「よく知っている」は30代以下で20%に満たないが、年代が上がると高くなり、60代以上では50%程度。

投資信託の認知状況についてのアンケート結果

投資信託の保有状況

投資信託の保有状況は、"現在保有層"(現在持っている)が29.1%、"保有経験層"(以前持っていたが現在は持っていない)が11.0%、"保有未経験層"(これまで持ったことがない)が60.0%。女性の"現在保有層"(31.4%)がわずかに男性(27.0%)より高いが、性別での差はほとんどない。60代以上で50%程度、40代~50代は30%程度と年代が上がるほど保有率が高い。

投資信託の保有状況についてのアンケート結果

投資信託の保有種類(現在保有層)・複数回答

現在保有層での投資信託の保有種類は、「MRF・MMFまたは中期国債ファンド」が40.2%で最も高い。以下、「外国債券ファンド」(36.0%)、「国内株式ファンド」 (35.4%)が続く。

投資信託の保有種類(投資信託を現在保有している層)についてのアンケート結果

投資信託の優れていると感じる点(現在保有層・保有経験層)

現在保有層・保有経験層にとって、投資信託が優れていると感じる点は、「専門知識がなくても投資ができる」(55.2%)、「定期的に分配金が受け取れる」(45.5%)、「比較的高い利回りが期待できる」(42.1%)。

投資信託の優れていると感じる点(投資信託を現在保有している層)についてのアンケート結果

投資信託の不満に感じる点(現在保有層・保有経験層)・複数回答

現在保有層・保有経験層が、投資信託について不満に感じる点は、「元本保証がない」が56.2%で高く、次いで「手数料が高い」(40.6%)。

投資信託の不満に感じる点(投資信託を現在保有している層)についてのアンケート結果

今後の貯蓄に適した金融商品・複数回答

今後の貯蓄に適した金融商品としては、「定期預金」(45.2%)が最も高く、「郵便局の定額貯金」(41.9%)、「株式」(37.0%)と続き、「国内の投資信託」は18.8%。

今後の貯蓄に適した金融商品についてのアンケート結果

インターネットによる金融取引経験

インターネットによる金融取引の経験が「ある」のは20.6%、「利用経験はないが今後行いたい」が15.9%。30代をピークに若年層で取引経験率が高い。

インターネットによる金融取引経験についてのアンケート結果

統計データ/調査