
私は、海外の協会との情報交換や、国際的な金融規制について調査する業務を行っています。
最近では、ある国の財務大臣が来日された際、会員会社との意見交換会を企画しました。また、ある国際機関が公表したグローバルな金融規制の提言について、海外の協会と連携しながら、会員会社の意見をとりまとめ、日本の投資信託業界としての意見を提出しました。
グローバルかつ大変重要な業務を担う一方、私には小学生の子供がおり、日中、学校に行かねばならないこと、子供の体調が悪くなることもあります。協会は、時間単位の有給休暇も取りやすい雰囲気で、仕事と家庭の両立も目指せます。

私は、「資産形成学生論文アワード」の運営を行っています。このアワードは、学生の方にこの分野に興味を持っていただき、研究者を目指す方の一助となるよう創設しました。
アワードの審査過程で、第一線で活躍する豊富な知見を持つ研究者の方や意欲的な学生の皆さんと交流するのは貴重な機会です。
その他、投資に関する一万人規模のアンケートや、レポートの執筆も行います。国内外に公表し、私が書いた内容が外部の学術研究の材料となったこともあります。
日々の業務が資産運用に関する研究の発展、国民の資産形成の促進に繋がることを目指して仕事をしています。

私は、投資信託の普及のため、一般向けセミナーや、若いこれからの投資家の方向けの企画、動画制作などを行っています。様々な金融の知識を駆使し、チームで自由に意見を出し合い、目標達成のための企画を検討します。また、実施した施策の効果測定も重要で、各コンテンツのターゲットや、トレンドなどを考慮しながら検証しています。
試行錯誤しながらもコンテンツを多くの方へ届けることができ、一般の方から「役に立った」と言ってもらえた時は、とてもやりがいを感じます。
資産形成のはじめの1歩を少しでも踏み出していただけるよう、自信をもって提供したいと思えるコンテンツを目指し、日々の業務に取り組んでいます。

私は、投資信託に関する政策提言や、金融庁からの要請に対応する、業界と政府との橋渡しをする部門に所属しています。最近では、新NISAについて盛り込まれた「資産所得倍増プラン」や「資産運用立国実現プラン」など、国の大きな政策について、意見提出を行いました。こうした業界の発展、ひいては「貯蓄から投資へ」の促進という、社会的意義の大きな仕事に関われることは投資信託協会ならではのやりがいです。
また、若いうちからこうした業務に深く関与できることも魅力です。例えば、「資産所得倍増プラン」への提言をまとめた際、入職2年目の私が作成した資料が政府へ提出されました。若手ながら業界内外へ大きな影響を持つ業務に関与できたことには非常にやりがいを感じました。

私は、投資信託に安心して投資していただけるよう、会員会社が守る自主規制規則の制定や、会員会社が業務を円滑に進めるための仕事をしています。
具体的には、自主規制委員会や専門委員会の運営、会員会社が投資信託の基準価額を計算するための為替レート配信などを行っています。
自主規制委員会では、金融商品市場に精通した運用会社の方に議論していただきます。そのための資料や議事録作成はもちろん、委員会での議論に関して金融庁や他の団体との調整も行います。業界全体に関わる業務は責任が大きいですが、同時にやりがいも感じます。
業務を行う上で感じる投資信託協会の良さは人です。親しみやすく、話しかけやすい雰囲気であると思います。