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No.74 (2004年11月17日発行) >>デュレーションって何ですか




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         投信協会メールマガジン    No.74         2004/11/17
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
 ◆協会ホームページの「統計データ」掲載内容リニューアルのお知らせ
 ◆「不動産投信 NEWS」11月号の公表
 ◆投資信託の市場動向(10月中)
2.募集中ファンド
3.投資信託に関するQ&A集ー42ー
 ◆デュレーションって何ですか
4.カフェコーナー
 ◆ボージョレ・ヌーヴォーに乾杯!


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1.トピックス

◆協会ホームページの「統計データ」掲載内容のリニューアルのお知らせ


本協会では、ホームページにおいて、従来より統計データを公表しております 
が、昨今、不動産投信、私募投資信託、会社型投信等、様々な形態の投資信託 
が登場してきた現状に鑑み、掲載内容をリニューアルしました。(ホームページ
アドレス http://www.toushin.or.jp)主な変更点は以下のとおりです。

1.「投資信託の形態別純資産総額(月末ベース)」を公表

2.時系列データの充実
①契約型公募投資信託の資産増減状況の時系列データについて、掲載範囲を拡充
「1990年以降の月次公表」を、「1960年から直近までの年計と1989年以降の月次
公表」に拡充しました。

②新たに私募投資信託、不動産投信、証券投資法人及びETFの資産増減状況の時
系列データ(年計及び月次)を公表

どうぞご利用ください。




◆「不動産投信 NEWS」11月号の公表


本協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き 
等をとりまとめた「不動産投信 NEWS」11月号を公表しました。なお、 
公表内容等は10月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html

◆投資信託の市場動向(10月中)

全体の概況
(資金の状況)
株式投信(公募)を見ると、単位型の設定が好調な 
上、毎月決算型のファンドやFOFの資金が増加し、株式投信全体で2,323億円
の資金増加となる。
(資産の状況)
私募投信も堅調(13ヶ月連続の資金増加) 
で、純資産残高は14兆2,557億円となる。不動産投信の純資産残高も7月に1兆円
を超えて以来、3ヶ月連続1兆円台で推移(9月末は1兆1,009億円)。


Ⅰ.契約型公募投資信託の状況

(1)資産動向
                                                      <単位:億円>
                        設定         解約          純資産計(前月比)
1.株式投信           9,430        7,107          253,729(▲1,803)
2.公社債投信        26,694       34,141           93,795(▲7,449)
3.MMF             1,137        1,844           37,227(▲706)
合計[1+2+3]      37,263       43,093          384,751(▲9,959)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が
        加味されますので、本表では一致しません。


(2)運用状況
 株式投信における株式の組み入れ比率は、前月末と比較すると46.7%→44.5 
%と低下、全体の公社債の組み入れ比率は52.2%とやや上昇した。

                                                   <単位:%>
                   株式           公社債            余資等※
1.株式投信       44.5            43.1               6.8
2.公社債投信      ―             77.0               23.9
3.MMF             ―             51.7               50.8
合計[1+2+3]   29.3            52.2               15.2

※余資等とは預金、金銭信託、コール・ローン、割引手形、CD、CP等が含 
  まれます。

●株式の売買状況(国内外合算) 791億円の買い越し。


(3)主体別残高状況
                                                       <単位:億円>
                   証券会社       銀行等       投信会社          合計
1.株式投信        134,625      116,165          2,937       253,729
2.公社債投信       89,191        4,454            148        93,795
3.MMF              28,157        9,022             47        37,227
合計[1+2+3]    251,974      129,642          3,134       384,751
       (前月比)(▲10,375)   (+478)       (▲62)   (▲9,959)

(保有割合:%)     (65.5)    (33.7)        (0.8)     (100.0)


Ⅱ.契約型私募投資信託の資産動向
                                                       <単位:億円>
                     設定        解約             純資産計(前月比)
合計(株投+社投)  6,973       1,567             142,557(+4,016)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設 
定、解約の項目のほか運用増減が加味されますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

                 16年9月(前月比)      16年8月        前年9月
純資産計     11,009億円(▲7億円)   11,016億円      6,241億円
売買高計※    150,610口               159,726口      110,609口
売買代金計※  1,036億円               1,048億円        566億円
(※は東証調べ)


Ⅳ.マーケット指標(参考)

                   16年10月末(前月比)    16年9月末    前年10月末
日経平均株価(円)  10,771.42(▲52.15)   10,823.57     10,559.59
TOPIX(ポイント)    1,085.43(▲16.68)    1,102.11      1,043.36
為替(1米$:円)     106.18(▲4.87)       111.05        108.80
東証REIT指数         1,491.09(+25.25)    1,465.84      1,122.98
 (ポイント)
                   (264回債)            (264回債)    (255回債)
国債利回り(%)         1.49(+0.05)         1.44          1.47



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま 
す。
<株投単位型>11月17日以降11月中に設定されるファンド・・・・・・・5本
<株投追加型>設定日が11月中のファンド・・・・・・・・・・・・・18本
<社投単位型>11月17日現在、募集中のファンド・・・・・・・・・・・1本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2004/fund04112.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集ー42ー


今回は、デュレーションって何ですかについてご回答します。

★「デュレーション」とは
「デュレーション」という言葉は、債券を主な投資対象とするファンドをお持 
ちの方であれば、目論見書等で見たことがあるという人も多いのではないでし 
ょうか。

利付債券に投資した資金は、クーポンと償還金として支払われるキャッシュフ 
ローで回収されますが、この投資資金の平均回収期間のことを「デュレーショ 
ン」といいます。

満期までの期間が長いほど、クーポン・レートが低いほど、投資資金の回収は時
間がかかりますので、「デュレーション」は大きくなります。

満期までの期間         長い                 短い
クーポン               低い                 高い
(デュレーション)      (大きい)             (小さい)


また、割引債の「デュレーション」は、クーポンがありませんので当該債券の 
満期までの年数と一致します。例えば、満期まで5年の割引債のデュレーション
は5年になります。

★価格弾力性としての指標
「デュレーション」は、利回りの変化が債券の価格に与える影響を測るための 
指標でもあります。

利回りの変化が債券の価格にどう影響するかについて、次の例を使ってご説明 
します。

1)満期まで5年と2年の割引債の価格、どちらも利回り3%

5年債        100÷(1+0.03)の5乗=86.26
2年債        100÷(1+0.03)の2乗=94.26


2)利回りが2%へ急低下した場合の、上記債券の価格

5年債        100÷(1+0.02)の5乗=90.57
2年債        100÷(1+0.02)の2乗=96.12


利回りが1%低下した結果、2年債の価格は2円弱上昇したのに対し、5年債の価
格は4円超上昇しました。

2年債と5年債の「デュレーション」は、それぞれ2年と5年です。利回りの変化 
に対する債券の価格は、「デュレーション」の大きな債券の方が大きくなりま 
す。


次回は、「ノンリコースローンって何ですか」についてご回答いたします。



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4.カフェコーナー

◆ボージョレ・ヌーヴォーに乾杯!


週末の午後、私は友人とあるワイン教室に参加した。最近は焼酎ブームとのこ 
とであるが、やはりこの時期になるとワインに心が動いてしまう。何故なら、 
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日が到来するからである。

高級なものと思われていたワインもここ数年、値段もお手頃にもなり、身近な 
存在になってきている。また、赤ワインに含まれるポリフェノールには動脈硬 
化防止に良いとか、白ワインは大腸菌やサルモネラ菌などの細菌に対する強い 
抗菌効果が認められている等の話を聞くと、さらに購買意欲も疼くというもの 
である。

このボージョレ・ヌーヴォーについて、ワイン教室でのにわか憶えの一端を紹 
介すると、「ボージョレ」は、フランスのブルゴーニュ地方のボージョレ地域 
のことであり、また、「ヌーヴォー」とは、フランス語で「新しい」という意 
味で酒造業界では「新酒」といわれているとのこと。つまり「ボージョレ地域 
の新酒」ということだそうだ。

ヌーヴォーは、収穫したてのブドウ(品種はガメイ種)を短期間で醸して作る 
ワインのため一定の品質を確保するうえで、解禁日がワイン法で定められ、1 
985年からは毎年11月の第3木曜日午前0時となっている。

ところで、この解禁日は、フランスの現地時間に則するため、幸運なことに日 
本ではフランスより8時間、ニューヨークよりも14時間も早くコルクの栓を抜 
くことができるのである。ヌーヴォーはフルーティで渋みの軽いワインで、ち 
なみにそのフレッシュを味わう飲み頃温度は12℃前後が最適とのこと。

この教室では、解禁日前なので当然のことながらヌーヴォーは試飲できなかっ 
たが、ボージョレ地域の違うブドウ品種のワインの2杯と、ボージョレ地域で 
も南地区と北地区で作られたワインの2杯と計4杯を試飲をすることができた。
試飲の前に、「テイスティングは自分のペースで、また飲む量はご自分の判断 
で。」との注意を受けたが、交互に飲むうちに4杯のグラスは全て空いてしま 
った。いささかのワインの知識を得ると共に千鳥足で家路についた秋の夕暮れ 
であった。

さて、明日は偶然にも11月の第3木曜日である。解禁日午前0時に向けていよ 
いよカウント・ダウンに突入。翌日の仕事等に影響するかどうかはそれこそ自 
己責任で、解禁日を楽しみましょう。 乾杯!

(年を重ねるにつれ、気持ちはヌーヴォー)



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  きますようお願いいたします。(入会)
      http://www.toushin.or.jp/info/melmaga/toushinclub.html
  (退会)
      http://www.toushin.or.jp/info/melmaga/toushinclub2.html
      
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