No.73 (2004年11月10日発行) >>組入れ資産の時価評価って何
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投信協会メールマガジン No.73 2004/11/10
発行:毎月第1・第3水曜日
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1.募集中ファンド
2.投資信託に関するQ&A集-41-
◆組入れ資産の時価評価って何
3.その他
◆投資信託概況の発表日
4.カフェコーナー
◆通勤電車が新幹線に!
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1.募集中ファンド
新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
<株投単位型>11月10日以降11月中に設定されるファンド・・・・・8本
<株投追加型>設定日が11月中のファンド ・・・・15本
<社投単位型>11月10日以降11月中に設定されるファンド・・・・・1本
詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2004/fund04111.pdf
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2.投資信託に関するQ&A集 -41-
組入資産の時価評価って何
今回は、投資信託が投資する株式や債券の時価評価についてご回答します。
★時価評価について
投資信託は、投資家の皆様から集めた資金を株式や債券等に分散投資する金融
商品ですが、組入れている株式や債券等の資産は、投資信託協会の規則に基づ
き日々時価評価することを原則としています。
ここでいう“時価”とは、売り手と買い手の自発的な取引又は取引の意思によ
り公正に形成されたと認められる価格のことをいいます。
例えば、取引所に上場している株式については、取引所の最終相場を使うこと
を原則としています。店頭取引が中心の債券については、証券会社や価格情報
会社等が提供する値段を使うことを原則とする等、投資信託協会では、各資産
毎の評価方法を定めています。
★基準価額について
投資信託を購入・換金する場合の基準となる基準価額は、組入れている株式や
債券等の資産を時価評価した評価損益を加減した資産総額から、信託報酬等の
負債の額を控除して計算した純資産総額を、当該投資信託の残存受益権口数で
除して算出します。
次回は、「デュレーションって何ですか」についてご回答いたします。
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3.その他
◆投資信託概況の発表日◆
投資信託協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
11月の発表日は11月12日(金)を予定しております。なお、ホームペー
ジへの記事掲載は同日16時頃の予定です。
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4.カフェコーナー
通勤電車が新幹線に!
長い間、現在利用している私鉄で通勤しているが、その大半を高架方式による
複々線化の工事を見てきた。本来の計画ではとっくの昔に完成しているはずで
あるが、環境問題等から大幅に工事が遅れ7年前に第1区間が完成したものの、
第2区間は11月にどうにか完成し12月から新しいダイヤで運転される。
なにしろ、電車を止めないで線路やホームを作る、移動する、そして壊すとい
う工程の連続であり、早期の完成を願う一方うまく工事を進めるものだと感心
しながら見てきた。また、複々線化の工事と平行的に各駅においてバリアフリ
ーの環境整備のため、エスカレーターやエレベーターの設置、トイレや冷暖房
が完備されたホーム待合室の改善等も行なわれ、使いやすくきれいになった。
いいことずくめの複々線化であるが遠距離通勤の私にとって、一番のメリット
は、何と言ってもスピードアップである。朝のラッシュ時は急行、準急、各駅
停車とも運転本数が大変多いことから、急行とはいえ高速道路の交通渋滞と同
じで少し進んではまた止まるの繰り返しでそのスピードは自転車かそれ以下の
印象であった。ところが第1区間が完成した時は、急行で一駅であるものの、
所用時間が8分だったものが、半分の4分になった。
今回の第2区間の完成によりさらに4分間の時間短縮になり、合計8分間のス
ピードアップが図れることになる。この8分間という時間は、私にとってバス
通勤のない駅前に住むこと、あるいは、多摩川を越えない都心寄りに住むこと
と同じメリットがあるとも思うが、現実は会社まで遠いことに変わりはない。
とはいえ、第1区間が完成した時は、その区間だけでも急行らしく一生懸命走
るようになったのでノロノロ運転によるイライラもなくなり、通勤電車が新幹
線の""こだま""になったと感じた。今回の第2区間の完成で“こだま”から“ひ
かり”になったと感じるであろう。なお最後の第3区間が完成すれば更に4分
間の時間短縮となり、朝のラッシュ時でも私の乗車駅から30分以上だったも
のが20分余で地下鉄に乗れる予定である。しかし、残念なことは完成予定が
10年後であり、私の通勤利用期間に“のぞみ”になることはない。
(遠距離通勤者)
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