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No.466(2021年12月15日発行)>>SRI、CSRとESGの違いって?

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         投信協会メールマガジン     No.466     2021/12/15
                                    発行:毎月第3水曜日
                 
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス

◆【オンラインセミナー】
2021年12月17日(金)開催
「初心者のためのわかりやすいJ-REITセミナー」のお知らせ

◆【オンラインセミナー】<企業型DC担当者対象>
2022年1月11日(火)〜1月31日(月)公開
「企業型確定拠出年金カンファレンス2022(オンライン)」のお知らせ

◆【オンラインセミナー】<中小企業事業主対象>
2022年1月26日(水)開催 
「さあ始めよう!イデコとイデコプラス」のお知らせ

◆つみけんサイトを更新しました(11月) 

◆高校生向け動画「Joining」公開のお知らせ

◆消費者庁「18歳から大人」特設ページのご案内


2.投資信託の市場動向(2021年11月中)

3.その他
◆投資信託概況の発表日 

4.投資信託に関するQ&A集‐313‐
◆Q&A「SRI、CSRとESGの違いって?」

5.カフェコーナー
◆「プロ野球」


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1.トピックス 

◆【オンラインセミナー】
12月17日(金)開催
「初心者のためのわかりやすいJ-REITセミナー」のお知らせ

当協会ではファイナンシャルプランナー 北野琴奈 氏をお招きして、
2021年12月17日(金)午後5時15分からオンラインセミナーを開催いたします。
今回は投資初心者を対象にJ-REITについて解説する内容です。

事前申込が必要となっておりますので開催概要をご確認の上お申し込みください!


【開催概要】
日時:2021年12月17日(金) 午後5時15分-午後6時00分
題目:「初心者のためのわかりやすいJ-REITセミナー」
講師:北野琴奈 氏(ファイナンシャルプランナー)
定員:500名(先着順)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22415
上記お申込みフォームより事前質問も受付中です!
お申込み締切:2021年12月16日(木) 午前9時

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◆【オンラインセミナー】<企業型DC担当者対象>
2022年1月11日(火)〜1月31日(月)公開
「企業型確定拠出年金カンファレンス2022(オンライン)」のお知らせ


毎回大変好評なカンファレンスです。企業型DCご担当者の方はぜひお申し込みください。


【公開概要】
日時:2022年1月11日(火) 午後1時-1月31日(月)午後5時
  (公開期間内は何度でもご視聴いただけます)
題目:「企業型確定拠出年金カンファレンス2022(オンライン)」
登壇者:松谷博司 氏(一般社団法人 投資信託協会 会長)
    田住全行 氏(厚生労働省 年金局 企業年金・個人年金課 企業年金・個人年金普及推進室長補佐)
    山中伸枝 氏(株式会社 アセット・アドバンテージ 代表取締役)
    徳永由紀 氏(オリンパス企業年金基金 兼務 オリンパス株式会社 HRISオペレーションズ) 
    岩永健吾 氏 (カゴメ株式会社 人事部 課長) 
    小沼泰之 氏 (株式会社東京証券取引所 取締役専務執行役員)  
インタビュアー:大江加代 氏 (NPO法人確定拠出年金教育協会 理事兼主任研究員) 
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22417
お申込み締切:2022年1月7日(金) 午後5時

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◆【オンラインセミナー】
2022年1月26日(水)開催 <中小企業事業主対象>
「さあ始めよう!イデコとイデコプラス」のお知らせ

当協会と西日本新聞社(福岡市)は中小企業主などの皆様を対象にセミナーを開催します!

実際にイデコプラスを導入された企業の経営者に導入後の社員の方々の変化などお話を伺います!
事前申込が必要となっておりますので開催概要をご確認の上お申し込みください。


【開催概要】
日時:2022年1月26日(水) 午後2時-午後3時30分
題目:「さあ始めよう!イデコとイデコプラス」
登壇者:第一部 講演(30分)「老後資産づくりの最強手段・イデコでハッピーな人生を」
    白浜 仁子 氏 (fpフェアリンク代表取締役、オーエン・アドバイザー)
    第二部 トーク(50分)「イデコプラスで会社は元気に、社員もやる気に」
        有村 光子 氏(鹿児島市の造園会社「南九施設」代表取締役)
    白浜 仁子 氏(fpフェアリンク代表取締役、オーエン・アドバイザー)
定員:200名(先着順)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22418
上記お申込みフォームより事前質問も受付中です!
お申込み締切:2022年1月25日(火) 

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◆つみけんサイトを更新しました(11月) 

詳細は各URLからご覧ください。

・外部レポート集のページを新設 
https://www.toushin.or.jp/statistics/Tsumiken/reports-o/index.html 

・Target2に課税口座での積立件数(金融庁調査)を追加し、確定拠出年金に係る統計(運営管理機関連絡協議会)等を更新 
https://www.toushin.or.jp/statistics/Tsumiken/Targets/index.html 

モニタリング指標
https://www.toushin.or.jp/statistics/Tsumiken/monitoring/index.html 

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◆高校生向け動画「Joining」公開のお知らせ

2022年度高校家庭科で「投資信託」の授業がスタートします!
それに先駆け、当協会ではこれから資産形成や投資信託のことを学ぶ高校生や教師のみなさまに、
資産形成のことをより身近に感じてもらうための動画シリーズを製作いたしました。
「16歳の自分に教えたいお金との正しい付き合い方」をテーマに、実業家、弁護士、
資産運用会社社長など5人の方々にお話しいただいております。
「投資の本質」を学んでいただける動画となっておりますので、是非ご覧ください。

11月18日(木)公開
佐藤総合法律事務所 佐藤明夫 氏
〜真剣に「投資」を考えるときが来た。〜
https://www.youtube.com/watch?v=_QXpWQMCDEQ

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◆消費者庁「18歳から大人」特設ページのご案内

来年4月からの成年年齢引下げに伴い消費者庁のHPでは特設ページを開設しています。
ぜひご覧ください。

「消費者庁HP『18歳から大人』」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/consumer_education/lower_the_age_of_adulthood/

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2.投資信託の市場動向(2021年11月中)

■数字で見る投資信託

直近の各統計情報につきましては、下記URLをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/figure/

■統計データ

直近の統計データにつきましては、下記URLの各項目からご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/

1:公募証券投資信託の資産動向_「B-1資産増減状況」
  主体別残高状況_「A-4販売態別純資産残高の状況」
2:私募投資信託の資産動向_「C-1資産増減状況」
3:不動産投信(J-REIT)の資産動向_「D-1公募不動産投信の月末資産増減状況」

■募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容を一覧表にしています。 
<株投単位型> 12月中に設定されるファンド・・ 0本
<株投追加型> 設定日が12月中のファンド・・・37本

詳しくは、下記URLをご覧ください。 
https://www.toushin.or.jp/search/newfunds/


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3.その他

◆投資信託概況の発表日 

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。 
12月分の発表は1月17日(月)を予定しております。
なお、ホームページへの記事掲載は同日16時頃の予定です。


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4.投資信託に関するQ&A集‐314-

◆Q&A『SRI、CSRとESGの違いって?』

ESGと似たアルファベット3文字の略称で、SRIとCSRがあります。
今回は、この3つの違いについてご説明いたします。

SRIは、Socially Responsible Investmentの略称で、社会的責任投資と呼ばれています。
SRIの歴史は古く、1920年代頃のアメリカで生まれました。キリスト教の教会で、
教会の資産を運用するにあたり、武器やギャンブル、煙草やアルコールなどの、
キリスト教の教義に反するものを投資対象から外したことが始まりとされています。
”社会に悪いものを排除する”というネガティブ・スクリーニングの手法から出発し、
後に、“社会に良いものを選ぶ”というポジティブ・スクリーニングへと繋がりました。
これは一定の倫理観に基づいて行われるものであり、財務的な利益のために行われるもの
ではありませんでした。
他方、CSRは、Corporate Social Responsibilityの略称で、企業の社会的責任と呼ばれています。
CSRは、企業が自社の利益だけを追求するのではなく、自らの活動が与える社会的影響にも責任を持ち、
あらゆるステークホルダーからの要求に適切な意思決定を行うことで、自らの価値創造や持続発展を
目指すものになります。(余談ですが、古くから近江商人に伝わる「三方よし」が、まさにCSRの考え方です。)

SRIとCSRは、両者とも社会をより良くしていこうとする姿勢では同じですが、
SRIが、悪いものを排除(投資しない)し、良いものを選択(投資する)する事で実現を目指すのに対し、
CSRは企業が自発的に自らだけでなく社会もより良くしていこうと行動するところにありました。
社会を良くしていこうとする中で、投資をする側と投資される側の違いとも言えます。

では、同じく投資をすることにより社会を良くしていくESGとSRIの違いを見ていきましょう。
ESGは、長期的な企業価値の向上のために、環境や社会、ガバナンスの課題に考慮をすることが重要であり
、それらに取組む企業を投資で応援するという点から出発しています。つまり、ESGはリターンの獲得を
手放してはいない点にあります。さらに、SRIは、一定の倫理観に基づいたものであり、
それに合致するか否かで選別され、その射程がおよぶ事業を行う企業だけが対象となりました。
他方で、企業がゴーイングコンサーンの前提に立つ限り、企業は長期的な企業価値の向上を目指すものであるため、
ESGは全ての企業が対象となります。

立場の違いや、利益をも追及するのか、どこまでを対象とするのか、といった違いはあるものの、
SRIもCSRもESGも、社会をより良くしていこうという意味では、同じ目標を掲げています。

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5.カフェコーナー

◆「プロ野球」


今年最後を飾る本コーナーのテーマとしてふさわしいものは何かと考えた時に、
やはり、アメリカ大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手の快進撃にふれないわけにはいかない。
メジャー4年目の今季、投打にわたる「二刀流」の活躍により、満票で
アメリカンリーグのMVP(最優秀選手)に選出されました。このような活躍から、
今年の流行語大賞の年間大賞には、「リアル二刀流」と「ショータイム」の2点が選ばれました。
拍手喝采であります。
大谷選手は、『一番は健康でシーズンを通して出続けること』と発言していますが、
これまでの肘の手術などの苦しい経験を踏まえての発言だと思います。

他方、我が国球界に目を転じると、「日本シリーズ2021」は、
史上初となる前年のリーグ最下位チーム同士の対戦となり、ヤクルトが20年振りに日本一になりました。
前年最下位から頂点に立つのは、1960年以来、2度目のことだそうです。

それから、日本ハムに、「ビッグボス」こと新庄剛志監督が就任しました。
ド派手な衣装での記者会見やキャンプ視察でのパフォーマンスで話題を集めています。
今季リーグ5位からの立て直しに手腕が期待されるところですが、来季のペナントレースにおいて
何かと話題をさらっていくことになりそうな予感がしてなりません。
球団はもとより球界全体の人気回復に期待する向きもあるようです。

もう一度大谷選手の話題に戻って、来季には、今季成し遂げられなかった
「べーブ・ルース」(投打二刀流の元祖といわれている。)の記録(投手として2桁勝利を記録しながら、
2桁ホームランを打った選手はルース以外いない。)に並ぶ活躍をしてもらいたいものです。
皆さんと一緒に快挙を期待しようではありませんか。

「リアル二刀流」と「ビックボス」は、単年で終わるものではなく「持続可能な流行語」になると発言されている方もいます。



今年も皆様にはメルマガを拝読いただきまして誠にありがとうございました。
昨年に続きコロナ禍ではありますが、良い年をお迎えください。


(藤棚)


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