No.447(2020年6月3日発行)>>REITの社会的役割って?
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投信協会メールマガジン No.447 2020/6/3
発行:毎月第1・第3水曜日
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この度の新型コロナウイルス感染症により、難に遭われた方々に心より
お見舞い申しあげます。
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1.トピックス
◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
新たに2本動画を公開しました。
◆新プロジェクト!対談動画シリーズ『会長が聞く!』
農林中金バリューインベストメンツ(株) 奥野氏×投資信託協会会長 松谷
第1回「投資とはなにか?」を公開しました。
2.投資信託に関するQ&A集‐296‐
◆REITの社会的役割って?
3.その他
投資信託概況の発表日
4.カフェコーナー
◆ 「お札の中の巨人」
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1.トピックス
◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
新たに2本動画を公開しました。
当会では「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクトとして
皆様に「長期に投資を続けていただくこと」の重要性を発信しています。
今回は新たに2本動画を公開しました。
それぞれのURLからご覧いただけます。
●5月28日公開
さわかみ投信(株)
代表取締役社長 澤上 龍 氏
「魔物に食われる」
https://www.youtube.com/watch?v=XqrKq9hXbpY
●6月1日公開
三井住友トラスト・アセットマネジメント(株)
代表取締役会長 デービッド・セマイヤ 氏
「投資のヒント!」
https://www.youtube.com/watch?v=8a-Gk29zErc
澤上氏からは
「無理のない範囲でコツコツ続ける」
セマイヤ氏からは
「途中で止めずにマーケットに参加を続けること」
それぞれメッセージをいただきました。ぜひ、ご視聴ください!
全てのメッセージはこちらからご覧ください。
<「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクト>
https://www.toushin.or.jp/21469/
メールマガジンNo .446におきまして以下のとおり一部記載内容に
誤りがございました。ここに訂正し、お詫び申し上げます。
誤)三井住DSアセットマネジメント(株)
正)三井住友DSアセットマネジメント(株)
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◆新プロジェクト!対談動画シリーズ『会長が聞く!』
農林中金バリューインベストメンツ(株) 奥野氏×投資信託協会会長 松谷
第1回「投資とはなにか?」を公開しました。
農林中金バリューインベストメンツ(株)
常務取締役(CIO) 奥野 一成 氏
と投資信託協会会長 松谷 博司の対談動画を公開。
「投資」と「投機」この2つは似ているようで全然違う。
今回は、単なる『お金儲け』ではない「投資」の本質について
語っていただきました。
こちらのURLからご覧ください。
<対談動画「会長が聞く!」>
第1回目(全3回)「投資とはなにか?」
https://www.youtube.com/watch?v=CWMhNXOkwso
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2.投資信託に関するQ&A集‐296-
◆REITの社会的役割って?
REITは1960年にアメリカで誕生しました。日本では2000年11月に
「投資信託及び投資法人に関する法律」が改正されたことにより、
従来は主に株式などの有価証券となっていた投資信託の運用対象に
新たに不動産等が加わわり、日本版REIT(J-REIT)が解禁されました。
一般的な個人投資家に不動産への小口投資を可能とする金融商品ですが、
同時に社会的にも大きな役割を担っています。
不動産運用の専門家である資産運用会社は、立地や建物のグレード、
耐震性の高さなどを考慮したうえで、優良な物件を取得し、組み入れ
た後も物件の価値を高めるために積極的なテナント募集活動やメンテ
ナンスを行っており、社会インフラ整備に貢献しているといえます。
また、人々の働き方やライフスタイルの変化、技術の発達等で多様な
人材が活躍する社会において、高度できめ細やかなサービスと一体と
なった質の高い不動産の形成を促進することは国民生活の質の向上や
ビジネスの活性化からも経済成長にも貢献しています。
さらには物件の情報を詳細に開示し、不動産市場の透明度向上に寄与
することで、適正な価格による取引を促しています。
こうしたREITの活動が不動産の流動化を促進し、不動産上の活性化・
安定化が図られるとともに資産デフレが抑制されることが期待できます。
以上のことなどからREITへの投資を通じて社会に貢献することが
できると考えられています。
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3. その他
◆ 投資信託概況の発表日
当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。
5月分の発表は6月11日(木)を予定しております。なお、ホームページ
への記事掲載は同日16時00分頃の予定です。
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4.カフェコーナー
◆ 「お札の中の巨人」
初めまして。今回のカフェコーナーを担当させていただくnewbieと
申します。
文才のない身ですのでユーモラスなお話もできませんが、温かい目で
読んでいただけると幸いです。
さて、私がこの原稿を書いているのは6月1日なのですが、皆さんは
この日が何の日かご存知でしょうか?
投資信託に興味をお持ちの皆さんなら知っている方もいらっしゃる
かもしれませんが、東京証券取引所の前身である東京株式取引所が、
営業を開始した日なのです。「日本資本主義の父」とも呼ばれる
渋沢栄一が、海外視察で取引所の必要性を感じ、1878年(明治11年)
に今村清之助、田中平八ら実業家たちと共に創設したそうです。
渋沢栄一といえば、2024年に発行が予定されている新一万円札の
顔として話題になりましたが、勿論選ばれるに相応しい活躍をした
人物でした。設立に関わった企業は約500社に及び、日本人なら誰も
が知っている有名企業ばかりです。
そんな明治の偉人が抱いていた思想に、「道徳経済合一説」という
ものがあります。
これは、「道徳なくして経済なし」「経済なくして道徳なし」の言葉
通り、企業が利益をあげるには道徳が不可欠であり、企業が利益を
あげなければ道徳は為されないという考えでした。
この利益と道徳が表裏一体という考えは、近年投資において話題に
なっています。
そう、ESGです。公正な運営や社会的課題などに取り組む“道徳“が、
企業の利益向上につながるという考えを、
渋沢栄一は150年も昔に持っていたのです。実際、彼は約600もの
社会公共事業に尽力しました。
お札や生活、投資、そして投資信託協会の所在地である東京証券
取引所など、身の回りの至る所に偉大な実業家の姿が垣間見られる。
そんなことをしみじみ感じた6月1日でした。
(newbie)
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