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No.443(2020年4月1日発行)>>投資信託の二重課税調整って?

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         投信協会メールマガジン     No.443      2020/4/1
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
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1.トピックス

◆投資信託協会 会長挨拶 ~令和2年度の始まりにあたって~ 掲載のお知らせ

◆投資信託協会 中野理事と藤野理事からのメッセージ
 投信協会YouTubeチャンネルにて動画を公開しました。

◆「投信総合検索ライブラリー」の使い方を動画でチェック!
 『商品の探し方について』を公開しました。

◆「投資信託に関するアンケート調査結果(60歳代以上編)-2019年」の公表について

2.投資信託に関するQ&A集‐294‐
◆  投資信託の二重課税調整って?

3.その他
   投資信託概況の発表日

4.カフェコーナー
◆ 「ひととき」


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1.トピックス 
 

◆投資信託協会 会長挨拶 ~令和2年度の始まりにあたって~ 掲載のお知らせ

投資信託協会ホームページにて、会長挨拶を掲載いたしました。

こちらのURLからご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/profile/message/


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◆投資信託協会 中野理事と藤野理事からのメッセージ
 投信協会YouTubeチャンネルにて動画を公開しました。

目下、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で相場が激しく変動しています。

このような投資環境の中、投資信託協会理事で、セゾン投信(株)代表取締役社長
の中野晴啓氏と、同じく、理事でレオス・キャピタルワークス(株)代表取締役
社長 最高投資責任者の藤野英人氏に『投資家としての心構え』を伺いました。

値下がりを不安に感じていらっしゃる投資家の皆様にぜひ見ていただきたいです。

こちらのURLからご覧いただけます。

「ゴールを見失わないで」中野理事からのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=_Z7iwJz-Q80&t=7s

「未来を信じる」藤野理事からのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=gvhGS4yRxOc


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◆「投信総合検索ライブラリー」の使い方を動画でチェック!
 『商品の探し方について』を公開しました。
 
投資信託協会では個別ファンドの基準価額や騰落率、分配金など様々な情報を
閲覧できる「投信総合検索ライブラリー」を提供しています。

ライブラリーのトップ画面上部にあるメニュータグ【使い方ガイド】から
ライブラリーの使い方について分かりやすく解説した動画を見ることができます。

この度、新たに『商品の探し方について』を公開しました!ぜひご覧ください!

<投信総合検索ライブラリー>
https://toushin-lib.fwg.ne.jp/FdsWeb/
 

また、こちらの動画は「投資信託協会YouTubeチャンネル」にリンクされています。
他にも様々なコンテンツをご用意しておりますので、
ぜひチャンネル登録をお願いします!

<投資信託協会YouTubeチャンネル>
https://www.youtube.com/user/toushinkyokai/featured?disable_polymer=1


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◆「投資信託に関するアンケート調査結果(60歳代以上編)-2019年」の公表について

投資信託協会では、毎年、投資信託に関するアンケート調査を実施しております。

本年は、昨年に引き続き、全国20,000人に対し「投資信託全般に関する調査」
「NISA,iDeCo等制度に関する調査」を実施。全国約5,000人に対して「60歳代
以上を対象にした調査」を実施しております。

今般「60歳代以上を対象とした調査」の調査結果がまとまりましたので公表いたします。

詳しくは、下記アドレスをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/report/research20193/

既に公表済みの本調査はこちらから
「投資信託全般に関する調査」
https://www.toushin.or.jp/statistics/report/research2019/
「NISA,iDeCo等制度に関する調査」
https://www.toushin.or.jp/statistics/report/21379/

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2.投資信託に関するQ&A集‐294-

◆投資信託の二重課税調整って?

2020年1月1日より、公募投資信託等(公募投資信託・ETF・REIT等)の配当等に
ついて、現地で支払った外国税額のうち、外貨建て資産への運用割合等を基に計算
した一定額を国内で納める所得税額から差し引くことが可能になりました。

対象となるのは、外国資産(株式・不動産等)に投資を行い、そこから生じた利益
をもとに投資家に分配金を支払っている投資信託等です。

海外の資産に投資をする投資信託では、外国資産から得た配当等の利益は、まず
外国で課税されます。そして、国内の投資家に分配する際に、日本で課税されます。
このように投資家が受け取る分配金は、従来、外国と日本で二重に課税が行われ
ている状態でした。この問題について、証券業界が改善を要望していたところ、
二重課税調整措置が取られることとなりました。

調整方法等、詳しくは日本証券業協会WEBサイト(下記URL)をご覧ください。
HOME>安心して投資をするための情報>証券投資の税制
『投資信託等の二重課税調整制度について』
http://www.jsda.or.jp/anshin/oshirase/index.html

●これらの投資信託等が2020年1月1日以降に支払う分配金については、
 自動的に二重課税調整が行われていますので、投資家個人で必要な手続きはあ
 りません。

●対象となる投資信託等をNISA口座で保有されている場合は、国税分は非課税と
 なり、外国との二重課税状態が発生しませんので、本措置の対象とはなりません。

●地方税については、二重課税調整制度の適用はありません。

●また、日本の所得税額から控除される外国所得税の額は、保有している商品や
 その投資先に関する税制、投資家の属性等によって差異が生じる可能性があります。

上場商品については、二重課税調整の対象となる可能性の高いETF・REITの銘柄を
日本取引所グループのWEBサイトで確認することができます。
https://www.jpx.co.jp/learning/basics/tax/

非上場商品については、お取引のある金融機関へお問い合わせください。


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3. その他

  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。
3月分の発表は4月13日(月)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日16時00分頃の予定です。



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4.カフェコーナー

◆ 「ひととき」

このコラムが皆さんの目に留まるときには、場所の差はあるものの、桜が話題に
なる時期でしょう。その中で延々と接している、感染症の話題。
日常生活の自由が阻害される不便さ、ご家族の生活への負担など、これまでと
違う生活を送られていることと思います。

私のいつもの週末は、大好きな推理小説を主に、本と一緒にひと時を過ごします。
古い本を引っ張り出してきて再読・再々読することもありますが、最近は、その
時間が普段より長くなっています。
ちなみに、ネット販売に圧されていると言われ続けている本屋さんの売上げが
上がっているという話も。もしそうであれば本好きな私にとって嬉しいニュースです。

読書の話から。皆さん座右の銘をお持ちですか?私は、その時々に響いた言葉を
心に留めています。いくつか思い出すと。オードリー・ヘップバーン。「偉そう
にする人*って、要するにまだ一流ではないってこと(*原文訳を修正)」。
-なるほど。儒学者 佐藤一斎。「以春風接人、以秋霜自粛」(人には春風のよ
うに接し、自身には秋の霜のごとく律する)。-自省。ヘンリー・フォード。
「誰もが、自分が思う以上のことができる」。-私の職場の仲間はそのはず。


話題を戻し。感染症対策で今多くの会社・組織で、特別な体制が継続中と聞きます。
しかし、ある程度収束して落ち着いたその時には、以前の状態に「戻る」のでは
なく、乗り越えて変革をした「新しい世界」にいる、となればと願ってもいます。

さて、先日、某公共放送(回りくどい表現!)で、「みんなの卒業式」という
番組をたまたま目にしました。辛い環境だからこそ、人への想いを可能な方法
で、という内容で心が温かくなりました。

移動がスムースでない今のこの機会、人を想う機会になればと思います。
私たちが今、自分のために、もしくは誰かのために、何か少しでもできることを
改めて考える機にしたいと思っています、皆さんも如何ですか?

皆さま、健康にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

(一般社団法人投資信託協会 理事 中川順子)

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ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

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