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No.455(2021年1月20日発行)>>ESG報告書と開示ガイドライン

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         投信協会メールマガジン     No.455      2021/1/20
                                   発行:毎月第3水曜日
                                                                                                        
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
◆新年のご挨拶

◆【オンラインセミナー】
1月27日(水)開催「投資信託セミナー」のお知らせ

◆【オンラインセミナー】
2月6日(土)開催「投信フォーラム2021」のお知らせ

◆【オンラインセミナー】
2月19日(金)開催「iDeCoプラスセミナー」のお知らせ

◆「ESG投資、Invest for a Brighter Future!」プロジェクト
第1弾として、高崎経済大学 水口剛教授へのインタビュー動画を公開しました。

◆セミナー動画
FP 和泉昭子氏ご出演!
「始めよう!資産運用 iDeCo & NISA」を公開しました。

◆協会公式Twitterアカウントのお知らせ

2.投資信託の市場動向(2020年12月中)

3.その他
◆投資信託概況の発表日 

4.投資信託に関するQ&A集‐303‐
◆ESG報告書と開示ガイドライン

5.カフェコーナー
◆「ね、うし、とら、」


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1.トピックス 

◆新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

平素より投信協会メールマガジンをご愛読いただき誠にありがとうございます。

本年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げますともに、
皆様にとって幸多い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

令和3年1月1日、ホームページ上にて、投資信託協会 会長の挨拶を掲載いたしました。

下記URLからご覧ください。 
https://www.toushin.or.jp/topics/2021/22431


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◆【オンラインセミナー】
1月27日(水)開催「投資信託セミナー」のお知らせ

当協会では、ファイナンシャル・プランナーで
(株)Money&You 取締役 高山 一恵 氏をお招きして、
2021年1月27日(水)午後6時からオンラインセミナーを開催いたします!

当セミナーは事前のお申込みが必要となっております。
また、ライブ配信視聴者の皆様への特典でもある質問コーナーへの
事前質問も受け付けております。
開催概要をご確認の上、是非、お申し込みください!


【開催概要】
日時:2021年1月27日(水)午後6時-午後6時40分
題目:「投資信託セミナー」
講師:高山 一恵 氏(ファイナンシャル・プランナー/(株)Money&You 取締役)
定員:100名(先着順)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22385
上記お申込みフォームより事前質問も受付中です!
お申込み締切:2021年1月26日(火)午前9時


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◆【オンラインセミナー】
2月6日(土)開催「投信フォーラム2021」のお知らせ

著名人と資産運用の専門家をお招きして、
資産運用の講演会をオンラインで開催いたします。
長期・積立・分散投資であなたの未来と社会を豊かにする方法を学んでみませんか?


【開催概要】
日時:2021年2月6日(土)午後1時30分-午後2時30分
題目:「投信フォーラム2021〜未来の私にプレゼント 投資信託で資産を育てよう〜」
講演内容:
第一部 「NISA、つみたてNISAや確定拠出年金の概要説明」
 和泉 昭子 氏(生活経済ジャーナリスト、ファイナンシャルプランナー)
第二部「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」
 コーディネーター 和泉 昭子 氏
 パネリスト 杉原 杏璃 氏(タレント)
 島岡 忠司 氏(岡三アセットマネジメント(株)マーケティング部長)
定員:200名(先着順)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22383
お申込み締切:2021年2月3日(水)


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◆【オンラインセミナー】
2月19日(金)開催「iDeCoプラスセミナー」のお知らせ

従業員の老後の資産形成、福利厚生の拡充にお悩みの総務・人事部門の方を対象とした
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)と中小事業主掛け金納付制度iDeCo+(イデコプラス)
についてのセミナーを開催します。福利厚生制度にお悩みの方、必見です。


【開催概要】
日時:2021年2月19日(金)午後4時00分-午後5時00分
題目:「福利厚生制度にお悩みの人、必見!iDeCoプラスセミナー」
講師:山崎 俊輔 氏(フィナンシャル・ウィズダム代表)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/2021/22386


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◆「ESG投資、Invest for a Brighter Future!」プロジェクト
第1弾として、高崎経済大学 水口剛教授へのインタビュー動画を公開しました。

「ESG投資」という言葉は聞いたことがあるけれどよくわからない、
そういった方々のために、
ESG投資の専門家である高崎経済大学の水口剛教授にインタビューをし、
わかりやすく解説して頂きました!

資産形成と自分達が暮らす社会をより良くしていくことの両方を目指す「ESG投資」
是非この機会に、ESG投資を知り、始めてみませんか。


「ESG投資、Invest for a Brighter Future!」プロジェクト
第1弾「ESG投資とは」高崎経済大学 水口剛教授
https://youtu.be/fC4dkTj0usc


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◆セミナー動画
FP 和泉 昭子 氏ご出演!
「始めよう!資産運用 iDeCo & NISA」を公開しました。

当協会では11月25日にファイナンシャルプランナーの和泉 昭子 氏をお招きし、
オンラインセミナーを開催しました。
iDeCoとNISAの制度解説について収録したものを、
1月6日に公開しましたので、是非、ご覧ください。


FP 和泉 昭子 氏が解説!「始めよう!資産運用 iDeCo & NISA」
https://youtu.be/DSf9KRVHEh0


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◆協会公式Twitterアカウントのお知らせ

当協会では、協会ウェブサイトの新着情報やセミナー・イベント情報の告知など、
投資信託に関する様々な情報を広く発信するため、当協会公式Twitterアカウント
を運営しております。

Twitterのご利用が初めての方でも、簡単・無料でアカウント登録ができます。
アカウント登録を頂き、当協会をフォロー頂きますと、
最新の情報が皆さまに届きます。

是非、当協会公式Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いいたします。


協会公式アカウントアドレス:https://twitter.com/official_jita

アカウントの登録方法につきましては、下記URLをご覧ください。
https://help.twitter.com/ja/create-twitter-account


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2.投資信託の市場動向(2020年12月中)

■数字で見る投資信託

直近の各統計情報につきましては、下記URLをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/figure/

■統計データ

直近の統計データにつきましては、下記URLの各項目からご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/

1:公募証券投資信託の資産動向_「B-1資産増減状況」
  主体別残高状況_「A-4販売態別純資産残高の状況」
2:私募投資信託の資産動向_「C-1資産増減状況」
3:不動産投信(J-REIT)の資産動向_「D-1公募不動産投信の月末資産増減状況」

■募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容を一覧表にしています。 
<株投単位型> 1月中に設定されるファンド ・・0本
<株投追加型> 設定日が1月中のファンド・・・24本

詳しくは、下記URLをご覧ください。 
https://www.toushin.or.jp/search/newfunds/


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3.その他

◆投資信託概況の発表日 

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。 
1月分の発表は2月12日(金)を予定しております。
なお、ホームページへの記事掲載は同日16時00分頃の予定です。


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4.投資信託に関するQ&A集‐303-

◆ESG報告書と開示ガイドライン

ESG投資が大変注目されています。このQ&Aのコーナーでも、昨年夏からESGに
関連する話題を続けて取り上げてきました。
今回は、ESG報告書とその開示ガイドラインについて取り上げたいと思います。

企業が開示する情報には、法令等によって開示・提出が義務付けられる
法定開示と、企業が独自に開示を行う任意開示があります。
ESGに関連する開示は、任意開示に該当し、ESG報告書、ESGレポート、
またはCSR報告書や統合報告書の中でふれるなど、呼び方やその開示方法は
様々です(名称は様々ですが、ここでは、「ESG報告書」と記します)。
法定開示と異なり、拠り所となる法令等が存在しないために、
基本的には各社各様でよいということになります。
しかしそれでは、比較可能性の問題などが生じてしまいます。
そこで、ESG報告書の開示ガイドラインの確立が必要となりました。

ESG報告書の開示ガイドラインについては、様々な団体が公表しています。
オランダに本拠地を置く非営利団体 GRI(Global Reporting Initiative)が、
2000年6月に「GRIガイドライン」を最初に公表しました。
その後2002年に、英国に本拠地を置く非営利団体 CDP(Carbon Disclosure
 Project)が、2010年にCDSB(Climate Disclosure Standards Board)、
ISO(International Organization for Standardization)、
2013年にはIIRC(International Integrated Reporting Council)、
2017年にはTSFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)、
2018年にはSASB(Sustainability Accounting Standard Boards)が
それぞれ公表しています。
日本においては、2020年に、(株)日本取引所グループ及び(株)東京証券取引所が、
「ESG情報開示実践ハンドブック」を公表しています。

比較可能性を高めるための開示ガイドラインですが、開示ガイドライン自体が
乱立とも言える状況となっており、問題視されてきました。
加えて、昨今のESG投資への注目も追い風となり、開示ガイドラインの統一を図る
動きが出てきています。
SASBとIIRCは共同して新団体を設立し、開示ガイドラインの統合を行う計画を
2020年11月に発表しました。
この流れは、CDSBにも影響を与え、統合の流れが始まっています。
なにより、2020年9月に国際財務報告基準の開発を担う母体組織であるIFRS財団が、
サステナビリティ情報開示の基準化に関するコンサルテーション・ペーパーを
発表しています。これは、開示ガイドラインの整備・統一に向けた大きな一歩で
あったと言えます。

ESG投資が一時的なブームではなく定着していくためには、開示ガイドラインの
整備・統一により比較可能性が高まることも大きなポイントの一つと言えます。
今後の開示ガイドライン統一の動向は、大変気になるところです。


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5.カフェコーナー

◆「ね、うし、とら、」

干支に絡んだ相場格言をご存じですか?
今年前後では、「ねずみ繁盛」、「牛つまずき」、「虎千里を走る」とか。
確かに昨年(子)は日経平均株価も大きく上がり、正に「ねずみ繁盛」の年で
したので、今年は一旦解約して、来年の投資に備えましょう!
といって、このコラムを終えたら、私の席はなくなると思います(笑)ので、
私の経験談に少しお付き合い下さい。

私と投資信託との出会いは、昭和が終わる頃の公社債投信でした。
今では嘘のような話ですが、当時は利回りが8%もあって、実はあまりよく理解
していないのに残高は増えていくので、気を良くして追加資金を預けた翌年、
いわゆるバブル崩壊で株価は下落一方となり、耐え切れず大幅に元本割れした
状態で解約しました。

そんなことから、「投信なんて二度とやらない」というネガティブ感だけが残った中、
住宅ローンなどのお金は淡々と出ていく一方で、計画的な貯蓄など何もやっていない
ことに、少し焦りも感じていた頃、株価がバブル崩壊後の最安値を記録したことに
目が向いた時、何の根拠も無いのに「もう下がらない、今は株だ!」と強く確信し(笑)、
国内株の株式投信で財形貯蓄を始めました。

しかしながら、そんな確信など嘲笑うように株価は更に下がり、
「財形貯蓄で元本割れ」という笑えないギャグのような期間が数年続きましたが、
「財形貯蓄なんだから、簡単には止められない」と、自分への言い訳のように
放っておいたら、〇〇ミクスなどもあって、じわじわと回復し、今では中々の
運用成果を維持しています。

もちろん、投資を始めるタイミングなど、人ごとに様々なケースがあって、
いつ何が正解というものはありませんが、私の場合、
少なくとも「長期」の「積立」効果は発揮されたようです。

皆さんも、年の初めに、改めて「長期、積立、分散」に目を向けてみて下さい。
丑はつまずいても、寅は千里も走るようですから。

(天彦)


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編集・発行:一般社団法人 投資信託協会 広報部

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