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No.452(2020年10月21日発行)>>確定拠出年金で気を付けたい“所得控除”について

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         投信協会メールマガジン     No.452      2020/10/21
                                   発行:毎月第3水曜日
                                                                                                        
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
◆【オンラインセミナー】
10月30日(金)開催「投資信託セミナー」のお知らせ

◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
新たに1本動画を公開しました。

◆「投資信託の情報開示資料を読んでみよう」
竹川美奈子氏ご出演!
第1回「知っておきたい3つの資料」を公開しました。

◆セミナー動画
FP深野康彦氏ご出演!
「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」を公開しました。

◆「投資信託の世界統計(2020年第2四半期)」公表のお知らせ

2.投資信託の市場動向(2020年9月中)

3.その他
◆投資信託概況の発表日 

4.投資信託に関するQ&A集‐300‐
◆確定拠出年金で気を付けたい“所得控除”について

5.カフェコーナー
◆「人生100年時代」


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1.トピックス 

◆【オンラインセミナー】
10月30日(金)開催「投資信託セミナー」のお知らせ

当協会では、フィナンシャル・ウィズダム代表でファイナンシャルプランナー
の山崎 俊輔 氏をお招きして、「投資信託セミナー」と題し、
2020年10月30日(金)18時から、オンラインセミナーを開催いたします!

少額からできる投資信託を利用した資産形成の方法をやさしく解説します。
最近よく聞く「つみたてNISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」についても、
詳しくご説明します。

当セミナーは事前のお申込みが必要となっております。
また、ライブ配信視聴者の皆様への特典でもある
質問コーナーへの事前質問も受け付けております。
開催概要をご確認の上、是非、お申し込みください!


【開催概要】
日時:2020年10月30日(金)午後6時-午後6時40分
題目:「投資信託セミナー」
講師:山崎 俊輔 氏(フィナンシャル・ウィズダム代表/ファイナンシャルプランナー)
会場:オンラインセミナー(Zoomウェビナーによる配信)
定員:100名(先着順)
参加費用:無料(ただし事前のお申込みが必要です。)
お申込み先:https://www.toushin.or.jp/seminar/21123/22585/
上記お申込みフォームより事前質問も受付中です!
お申込み締切:2020年10月29日(木)午前9時


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◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
 新たに1本動画を公開しました。

当協会では「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクトとして
皆様に「長期に投資を続けていただくこと」の重要性を発信しています。

今回は新たに1本動画を公開しました。
下記のURLからご覧いただけます。

●9月25日公開
インベスコ・アセット・マネジメント(株)
グローバル資産形成研究所 所長 加藤 航介 氏
「人生100年時代の人々と社会を豊かに!」
https://www.youtube.com/watch?v=pLgGwVI-P5s&feature=youtu.be 

加藤 氏からは
「長期投資を続けて人生や社会を豊かにしましょう」
とメッセージをいただきました。是非、ご視聴ください!

全てのメッセージはこちらからご覧ください。
<「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクト>
https://www.toushin.or.jp/21469/


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◆「投資信託の情報開示資料を読んでみよう」
竹川美奈子氏ご出演!
第1回「知っておきたい3つの資料」を公開しました。

投資信託の中身、特徴を知るうえで重要な資料について
LIFE MAP合同会社 代表でファイナンシャル・ジャーナリストの
竹川 美奈子 氏に解説していただきました。

第1回では投資信託の情報開示資料にはどんな資料があるのか、
また、概要について分かりやすくお話いただいています!

第2回、第3回と順次公開していきますので、是非ご覧ください。

「投資信託の情報開示資料を読んでみよう」
第1回「知っておきたい3つの資料」
https://youtu.be/4XGpwWB-v94


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◆セミナー動画
FP深野康彦氏ご出演!
「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」を公開しました。

当協会では8月21日にファイナンシャルプランナーの深野 康彦 氏をお招きし、
オンラインセミナー「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」を
開催しました。
NISAと確定拠出年金の制度解説について収録したものを、
9月29日に公開しましたので、是非、ご覧ください。


FP深野康彦氏が解説!「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」
https://youtu.be/X-70yYXBOLg


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◆「投資信託の世界統計(2020年第2四半期)」公表のお知らせ

当協会は、世界の投資信託業界の最新動向を調査する資料として、
国際投資信託協会が加盟各国の協力により集めたデータをもとに、
四半期毎に投資信託の世界統計を公表しております。

今回、2020年第2四半期(4-6月)分を公表しております。

詳しくは、下記URLをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/world/


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2.投資信託の市場動向(2020年9月中)

■数字で見る投資信託

直近の各統計情報につきましては、下記URLをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/figure/

■統計データ

直近の統計データにつきましては、下記URLの各項目からご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/

1:公募証券投資信託の資産動向_「B-1資産増減状況」
  主体別残高状況_「A-4販売態別純資産残高の状況」
2:私募投資信託の資産動向_「C-1資産増減状況」
3:不動産投信(J-REIT)の資産動向_「D-1公募不動産投信の月末資産増減状況」

■募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容を一覧表にしています。 
<株投単位型> 10月中に設定されるファンド・・1本
<株投追加型> 設定日が10月中のファンド・・・36本

詳しくは、下記URLをご覧ください。 
https://www.toushin.or.jp/search/newfunds/


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3.その他

◆投資信託概況の発表日 

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。 
10月分の発表は11月13日(金)を予定しております。
なお、ホームページへの記事掲載は同日16時00分頃の予定です。


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4.投資信託に関するQ&A集‐300-

◆確定拠出年金で気を付けたい“所得控除”について

確定拠出年金に手厚い税制優遇があることは既にご存じだと思いますが、
どのようにして優遇されるかその詳細は知っていますか?
なんとなく「税金がかからないんでしょう?」と思われている方は、
注意が必要です。

確定拠出年金の税制優遇には、非課税と所得控除の二種類があります。
非課税とは、課税の対象から除外され税金がかからないものになります。
他方で所得控除とは、所得からその分を差し引く事で課税される所得を
少なくします。

掛金は、個人型確定拠出年金では全額所得控除の対象になります。
企業型確定拠出年金では、法人(事業主)が拠出した掛金は全額損金に
算入され、また、加入者(従業員)が掛金を一部上乗せして拠出する
「マッチング拠出」については、全額が所得控除の対象になります。

注意が必要なのは受取時です。本人が、受取時に障害給付金として受け
取る場合は非課税となりますが、それ以外では個人型も企業型も所得控除
が適用されることとなります(※死亡一時金として遺族が受け取る場合は
相続税の対象)。一時金として一括で受け取るか、年金方式として分割で
受け取るかによって適用される所得控除の種類が異なり、一時金の場合は
退職所得控除の対象、分割で受け取る場合は公的年金等控除の対象となり
ます。それぞれに、控除できる「枠」が決まっています。
例えば、退職金を受け取りかつ確定拠出年金を一時金で受け取る場合には、
退職所得控除の枠を超えてしまう恐れがあり、枠を超えた部分には税金が
かかります。
受取時は、非課税ではなく所得控除の適用であること、またそれには枠が
あることに注意が必要です。
※退職所得控除及び公的年金等控除の詳細については、下記URLをご覧く
ださい。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1420.htm
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1600.htm

2022年に確定拠出年金の制度改正が予定されています。
これにより、企業型確定拠出年金の加入者も個人型確定拠出年金に
(規約の変更なしに)原則加入できるようになります。
所得控除には枠がありますので、なんとなく「税金がかからない」と
思われている方は注意が必要です。
とりわけ、退職一時金がある企業にお勤めの方、企業型確定拠出年金に
加入している方で、個人型確定拠出年金への加入も検討中の方は、
是非この点を心に留めておいて頂けたらと思います。


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5.カフェコーナー

◆「人生100年時代」

甚だ堅苦しい話題になって申し訳ありませんが、厚生労働省が「老人の日」に
合わせて公表した100歳以上の高齢者の数は、前年より9,176人増加して初めて
8万人を突破(80,450人)し、そのうち88.2%を女性が占めるそうです。
前年比増加数が9,000人超となるのは初めてだそうですが、100年前の1920年の
出生数がそれまでの年と比べて多かったことも影響しているとみられている
とのこと。
なお、100歳以上の人口の増加は50年連続で、「老人福祉法」が制定された
1963年には100歳以上が153人だったのに、81年に1,000人超、98年には1万人を
超えてきています。

高齢化(長寿化)が進行を深めていることは承知していても、「人生100年時代」
の到来とかそれが一般化することについては、つい最近まで、そんなに多くの
人が長生きできないだろうと疑心暗鬼でありました。しかしながら、身近な
ところ(現在住んでいる地区内)で、100歳を超えたおばーちゃんが健在だとか、
ともに90歳半ばを超えたご夫婦が数組おられて、そのうちの一人のおじい
ちゃんはまだ家の近くを自転車に乗っているとかの話を耳にすると、侮っては
いけないものだと感じるようになってきました。

社会全体の大きな関心事項になってきた「人生100年時代」をにらんで、
最近では資産運用(お金)との付き合い方の議論も活発になってきているよう
です。細かいことはいろんなレポートが世の中に出ていますので省きますが、
個人的には、認知判断能力の低下防止のため(そのような効用があるのかは
分かりませんが)にも、お金とも長く付き合ってもらえるような資産の運用の
方法やより良い取り崩し方を熱心に勉強し、そしてそれを実践していきたいと
考えています。

最後に、手元に「18歳と81歳の違い」を12項目に亘って記載したペーパーが
ありますので、その中から1つだけ紹介します。
「ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳」

(藤棚)


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編集・発行:一般社団法人 投資信託協会 広報部

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