バックナンバー

バックナンバー

No.383(2017年10月4日発行)>>つみたてNISAについて-2-

                                ●=●==============================================================●=●
                                                                       
         投信協会メールマガジン     No.383        2017/10/4
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
●=●==============================================================●=●

●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「投信フォーラム2017 in 下関」開催のお知らせ!
  ◆「投資信託の世界統計(2017年第2四半期)」公表のお知らせ
 ◆「個人投資家のためのJリートフェア2017」開催のお知らせ
  ◆ 日本証券業協会「はじめての資産運用講座」のご案内

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐263‐
 ◆ つみたてNISAについて-2-

4.その他
   投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆ カラーバス効果



■□■□■-------------------------------------------------------------

10月4日は、10(とう)4(し)にかけて【証券投資の日】です。

日本証券業協会、東京証券取引所などの証券諸団体で構成され、当協会も参画
する「証券知識普及プロジェクト」では、より多くの方々に証券投資へ興味・
関心を持っていただくため、今年もこの証券投資の日にちなんだ各種イベントを
開催します。

 詳しくは下記 「証券投資の日 特設サイト」をご覧ください。
 http://www.jsda.or.jp/manabu/104/event/



■□■□■-------------------------------------------------------------

1.トピックス

  ◆「投信フォーラム2017 in 下関」開催のお知らせ

当協会では、資産運用の有効な手段である投資信託について知識を深めていた
だくため、全国各地で「投信フォーラム」を開催しています。

11月25日(土)は、山口県下関市での開催となります。

構成は、第一部が野菜ソムリエ上級プロとして、地元TVへの出演や新聞、雑誌
へのレシピ提供などでご活躍中の柳井 さつき氏(山口県出身)による講演。

第2部は、FPをコーディネーターに、第1部の柳井さつき氏と運用会社の専門家
2名をパネリストに迎え、NISAや確定拠出年金についての話や、来場希望者から
事前に頂いた質問などを基にパネルディスカッションを行います。

【開催概要】

  主催:投資信託協会  山口新聞社  全国地方新聞社連合会  
  日時:平成29年11月25日(土)  13時30分~16時10分(13時開場)
  会場:下関市民会館

  第1部/特別講演
      演題:「野菜って おもしろい!」
    講師:野菜ソムリエ上級プロ
           柳井 さつき(やない さつき)氏

    第2部/パネルディスカッション
      演題:「どう使う?知って得するNISAと確定拠出年金」

    コーディネーター:ファイナンシャルプランナー
             フィナンシャル・ウィズダム代表
              山崎 俊輔(やまさき しゅんすけ)氏

   パネリスト:第1部ゲスト
             柳井 さつき(やない さつき)氏
         野村アセットマネジメント(株)
           投資信託営業本部 執行役員
             伊藤 勇治(いとう ゆうじ) 氏
         日本ビルファンドマネジメント(株)
           取締役投資本部長
             柴田 守郎(しばた もりお) 氏


  詳しくは、下記アドレスをご覧下さい。
 https://www.toushin.or.jp/seminar/2017/17063/



-------------------------------■□■□■------------------------------

   ◆「投資信託の世界統計(2017年第2四半期)」公表のお知らせ

当協会は、世界の投資信託業界の最新動向を調査する資料として、国際投資信託
協会が加盟各国の協力により集めたデータをもとに、四半期毎に「投資信託の
世界統計」を公表しております。

今回、2017年第2四半期(4-6月)分を公表しております。

 詳しくは、下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.toushin.or.jp/statistics/world/



-------------------------------■□■□■------------------------------

 ◆「個人投資家のためのJリートフェア2017」開催のお知らせ
    
不動産証券化協会(ARES)と東京証券取引所との共同開催で、下記の要領にて
「個人投資家のためのJリートフェア2017」が開催されます。

今年は、開催期間を2日間に拡大し、過去最多の43社(2日間延べ63社)が出展
予定。
Jリートフェアは、リート各社がブースを設けていますので、複数の投資法人の
情報が一度に入手できたり、各リートの担当者と直接対話できる絶好の機会です。

国内最大級のJリートイベントに足を運ばれてはいかがでしょうか!

               記

日 時:2017年10月27日(金)8:45~16:00
        2017年10月28日(土)8:45~16:45
会  場:ベルサール東京日本橋 イベントホール
内 容:Jリート各社による説明会の開催/Jリート各社によるブース展示/
    不動産証券化協会、東京証券取引所によるJリート基礎セミナー
参加費:無料(事前申込制)

 申込方法及びフェアの詳細な内容は、下記不動産証券化協会HPをご覧下さい。
 http://j-reit.jp/fair2017/



-------------------------------■□■□■------------------------------

  ◆ 日本証券業協会「はじめての資産運用講座」のご案内

日本証券業協会が全国各地で投資未経験者、初心者の方を対象とした
「はじめての資産運用講座」を開催します。

本講座では、資産運用の基礎や金融商品の仕組みに加え、NISAや確定拠出年金の
活用法などについて学ぶことができます。
この機会に、金融や資産運用について日頃の疑問を是非解決してみて下さい!

 現在、以下の日程のセミナーの参加申込を受け付けています。
(締切など随時更新されていますのでご注意ください。)

 10月:徳島市、神戸市、福岡市、京都市
 11月:神戸市、京都市、盛岡市、新宿区、福井市、高松市、
    富山市、刈谷市、名古屋市
 12月:福井市、高知市、富山市、名古屋市
   ※ 参加無料・事前申込制

  申し込み方法等、詳しくは、下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.e-104.net/



■□■-----------------------------------------------------------------

2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 10月中に設定されるファンド・・0本
<株投追加型> 設定日が10月中のファンド・・・29本

  詳しくは、下記アドレスをご覧下さい。
  http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/



■□■-----------------------------------------------------------------

3.投資信託に関するQ&A集‐263‐

 ◆ つみたてNISAについて-2-

「つみたてNISA」は、毎年40万円を投資上限額として、投資をおこなった商品
から得た売却益、分配金について20年間非課税になる制度です。

長期にわたり、非課税の恩恵を受けることができるわけですが、つみたてNISAの
口座で購入できる商品は、「長期の積立・分散投資に適している」として一定の
条件をクリアした投資信託に限定されています。

具体的には、要件を満たした公募株式投信とETFが対象となります。
さらに公募株式投信は、指定されたインデックスに連動する投資信託とそれ以外の
アクティブに運用する投資信託とに分けられ、整理すると、
1.指定インデックス投信、2.アクティブ運用投信等、3.ETF
となり、それぞれの分類ごとに要件が定められています。

要件のポイント

〇 共通した要件
つみたてNISAでは、20年という投資期間の途中でファンドが償還することのない
よう運用期間を20年以上とすることや、分配金を受け取らず運用へまわすことで
期待される複利の効果などを考慮して分配を毎月行わないことなどを要件に定め
ています。
・運用期間が無期限又は20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合などを除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

〇 運用について
つみたてNISAでは、値動きのわかりやすさやコストの低さといったメリットから、
一定の指数に連動するインデックス投信やETFを対象商品の基本に据えつつ、
アクティブ運用の投信については、継続して投資家に支持・選択され、規模が
着実に拡大しているものが対象となっています。
・指定インデックス投信、ETFについては、指定されたインデックスに連動
 するもの。
・アクティブ運用投信等は、純資産額が50億以上、運用期間が5年以上経過
 しているもので、運用期間の2/3以上の間、資金が流入しているもの。

〇 コストについて
長期投資において、コストは大きく影響すると考えられるため、ファンドの
運用期間中に発生する運用管理費用(信託報酬)の上限が低く設定されている
ことなど、低コストであることが求められています。
・運用管理費用(信託報酬)は、1~3の分類ごとに上限が設定されている。
 (例:国内の資産に投資する指定インデックス投信 0.5%以下)
・株式投信の販売手数料は0%(ETFについては売買手数料が1.25%以下)。

その他、運用管理費用(信託報酬)の金額を、投資家に通知することや提供する
商品がどのような顧客に適しているかなどを公表し説明することなど、投資家の
立場に立った運用・販売の姿勢も金融機関に求められています。


金融庁が今月公表した「つみたてNISA投資対象ファンド」の一覧を見ると、
10月2日時点では、103本(指定インデックス投信 90本、アクティブ運用投信等
13本、ETF 0本)。
約6,000本ある公募株式投信からすれば少ないとみる向きもあるでしょうが、
言い替えると、要件にてらし、長期投資に向いているとされるファンドが厳選
されていますので、「投資信託を始めたいけれど、どのファンドを選べば良い
のか分からない」という方にとっては、ハードルを下げてくれるのではないで
しょうか。

なお、実際の対象商品は、金融庁HPに公表されています。
また、当協会HPトップページにある「つみたてNISA対象ファンド」のバナー
からもリンクしていますので、是非一度、対象ファンドがどのようなものか
ご覧になってみてはいかがでしょう。

金融庁「つみたてNISA対象商品届出一覧」掲載ページへのリンク
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2.html



■□■-----------------------------------------------------------------

4. その他

  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。
9月分の発表は10月13日(金)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日16時00分頃の予定です。



■□■-----------------------------------------------------------------

5.カフェコーナー

 ◆ カラーバス効果

先日、コッソリと散髪に行きました。女房から「用事があるから今日は早く
帰ってきてほしい」と言われたのですが、既に予約を取った後であり「ごめん、
今日は無理、遅くなりそう。」ということで予定通り散髪に、コッソリ。

さすがにサッパリして帰れば、「別の日でいいじゃないか!」と叱責を受けそう
なので、髪を切られている最中も「何と言って説明しよう。」とそればかり考え
てリラックスも何もありません。

堂々と?しれーっと?はたまた、身を縮こまらせて?どうやって帰るか悩みま
したが、私の取った選択肢は、「堂々と帰る。ただし、女房が寝付いた時間を
見計らって。」というものでした。

翌朝、リビングで顔を合わせると、私が散髪したことに気づく様子がありません。
念のためいつもより多めに目の前を横切ってみたり、普段より若干声のトーンを
大きくしたりしたのですが。。。
その時、カラーバス効果のことを思い出しました。

心理学の世界にカラーバス効果という考え方があります。
人は意識しているものほど、それに関連する情報を受け取りやすいというもの
です。要は「赤いものを見よう」と意識すると、その瞬間から今まで気づか
なかった周りの赤いものが目にどんどん飛び込んでくるというわけです。
カラーバス効果という名前でなくとも、「あっ、その話聞いたことある。」と
いう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あるFPの先生が講演の中で、「投資をキッカケに政治や経済、社会全体に
アンテナを張ると今まで気づかなかったことがどんどん見えてきて、自分の
世界が広がりますよ」というお話をされていました。これも、カラーバス
効果の一つだと思います。

とすれば私の場合、散髪したことについて何も触れられませんでしたので、
逆説的には、女房のアンテナに私が引っかかってないということなのだろう
かと、少し複雑な気持ちになりました。

                            (S.I)



=======================================================================

■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「REITガイド」
「なるほど!投資信託説明書ガイド」「知っておきたい投資の基本」
「まるわかり!!運用報告書」をセットにして、無料でお送りしています。


ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

      アドレスはこちら
      http://www.toushin.or.jp/guidebook/

=======================================================================

■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

      アドレスはこちら
      http://www.toushin.or.jp/lecture/

=======================================================================

■アドレスの変更の場合はいったん退会され、新しいアドレスで再入会いただ
  きますようお願いいたします。

      メールマガジンの入退会はこちらから
      http://www.toushin.or.jp/mailmag/

■投信協会メールマガジンは等幅フォント(MSゴシック等)で最適となるよう成
  形されています。

■メールマガジン全般に関するご意見・ご感想はこちらから
      https://www.toushin.or.jp/forms/kouhou/inquire/

=======================================================================

■投信協会メールマガジンは、一般社団法人 投資信託協会が発行するメールマガ
  ジンです。投信協会メールマガジンの著作権は本協会に属し、本協会の許可
  なく複製再配信等を行うことはできません。投資等のご判断はご自身の自己
  責任においてなされますようお願いいたします。
  
       ------------------------------------------

  編集・発行:一般社団法人 投資信託協会  企画政策部 広報室

===● Copyright(C)2001 by The Investment Trusts Association, Japan ●===
                            

バックナンバー一覧へ戻る