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No.315(2014年12月3日発行)>>運用報告書が分かりやすくなる? -運用報告書の二段階化-

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         投信協会メールマガジン     No.315        2014/12/3
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
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1.トピックス

 ◆ 投信フォーラム開催のお知らせ【宮崎・神戸】
  ◆ 「投資信託に関するアンケート調査結果-2014年」の公表
 ◆ 「金融リテラシー習得講座(NISA対応特別編)」開催のご案内
  ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐230‐
 ◆ 運用報告書が分かりやすくなる? -運用報告書の二段階化-

4.その他
   投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆ 学生三大駅伝



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1.トピックス

 ◆ 投信フォーラム開催のお知らせ【宮崎・神戸】

資産運用の有効な手段である投資信託について知識を深めていただくため、
「投信フォーラム」を開催しています。
平成26年1月からスタートしたNISAについても、わかりやすくご紹介します。

【投信フォーラム2014 in 宮崎】

  主催:投資信託協会  宮崎日日新聞社  全国地方新聞社連合会  
  日時:平成26年12月13日(土)  13時30分~16時10分(13時開場)
  会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール

  第1部/特別講演
      演題:「ピンチをチャンスに!」
    講師:元フジテレビアナウンサー・貴乃花部屋女将
      花田 景子(はなだ けいこ)氏

     第2部/FPによる投資信託セミナー
      演題:「資産運用の基本と投資信託の活用方法」
          ~NISAの上手な使い方と「良いファンド」・「良くない
      ファンド」の見分け方~
    講師:FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社代表取締役
            ファイナンシャルプランナー
       神戸 孝(かんべ たかし)氏
        *神戸氏と運用会社の専門家との対談コーナーがあります
 
  詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.toushin.or.jp/seminar/2014/11543/


【投信フォーラム2015 in 神戸】

  主催:投資信託協会  神戸新聞社  全国地方新聞社連合会  
  日時:平成27年1月24日(土)  13時30分~16時10分(13時開場)
  会場:ラッセホール

  第1部/特別講演
      演題:「日本経済再生の処方箋と2015年の金融市場」
    講師:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
      岸 博幸(きし ひろゆき)氏

     第2部/FPによる投資信託セミナー
      演題:「分散投資に強い投資信託」
        ~分散効果の重要性が試される年に~
    講師:ファイナンシャルプランナー
      (1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
       野尻 美江子(のじり みえこ)氏
        *野尻氏と運用会社の専門家との対談コーナーがあります
 
  詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
  http://www.toushin.or.jp/seminar/2015/11677/



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  ◆ 「投資信託に関するアンケート調査結果-2014年」の公表

当協会は、毎年、投資信託に関するアンケート調査を実施しております。

本年は首都圏及び阪神圏に居住する方を対象に、7月中旬から下旬にかけて
アンケート調査を実施いたしました。

この調査結果がまとまりましたので、本協会ホームページで公表しております。

 詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.toushin.or.jp/topics/2014/11724/



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 ◆「金融リテラシー習得講座(NISA対応特別編)」開催のご案内

日本証券業協会の主催で、金融リテラシー向上を目的にライフプラン・
マネープランの重要性、NISAの制度解説、投資におけるリスクの理解、資産形成
商品の解説などを内容とした「金融リテラシー習得講座(NISA対応特別編)」
が11月から翌年1月にかけて全国で開催されています。

講座は、1部がNISAの対象金融商品に関する基礎知識について、2部が投資を行う
うえでの基礎知識についての講義となっており、NPO法人エイプロシス(特定非
営利活動法人投資と学習を普及・推進する会)の証券カウンセラーによる質疑
応答コーナーも予定されております。

各会場の開催日程は以下のとおりですが、詳細並びにお申込みは下記リンク
よりご確認下さい。
 http://www.jsda.or.jp/manabu/seminar_info/literacy2014/

 開催日・開催地
 【東北】
 12月23日(火・祝)山形県山形市

 【関東】
 2015年 1月17日(土)栃木県宇都宮市

 【北陸】
 12月6日(土)石川県金沢市

 【中部】
 12月13日(土) 三重県津市 /12月14日(日)愛知県岡崎市

 【関西】
 12月6日(土)兵庫県神戸市 /12月20日(土)奈良県奈良市
 12月21日(日)京都府京都市

 【中国】
 12月7日(日)岡山県岡山市



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  ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPO法人エイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、投資
未経験者向けに「投資信託基礎講座」を開催しています。

土曜日開催は毎回ご好評をいただいており、募集開始後すぐに定員に達してし
まうことも多いため、受講をご希望の場合はお早めに申込み下さい。
なお、1月24日(土)開催分については定員が80名と通常の倍となっており
ますのでふるってご参加下さい。

 * 開催日:平成27年1月24日(土)午前開催
    会  場:東京証券会館 9階 第4・5会議室
       (東京都中央区日本橋茅場町1-5-8) 
 申込方法など、詳細は下記NPO法人エイプロシスHPをご覧下さい。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=14-00-01-92



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 12月中に設定されるファンド・・ 9本
<株投追加型> 設定日が12月中のファンド・・・44本

  詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
  http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/



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3.投資信託に関するQ&A集‐230‐

 ◆ 運用報告書が分かりやすくなる? -運用報告書の二段階化-

金融庁が平成24年12月に公表した『投資信託・投資法人法制の見直しに関する
ワーキング・グループ 最終報告』では、投資信託の運用報告書について
受益者に、より理解しやすいものとなるよう次のような提言が盛り込まれてい
ました。

○運用状況に関する極めて重要な事項を記載した「交付運用報告書」と、より
詳細な運用状況等も含めて記載した「運用報告書(全体版)」に二段階化すること

○(二段階化を前提とした上で)交付運用報告書においては、他の投資信託と
比較可能な方式で当該投資信託の現在及び過去の状況を記載する。
また、グラフや図を活用し、平易かつ簡素な表現で文章による解説を行うなど
わかりやすい表示を行うこと

これを受け、平成25年6月「投資信託及び投資法人に関する法律」が一部改正
され、運用報告書は「交付運用報告書」と「運用報告書(全体版)」へ二段階
化されることとなりました。(適用は平成26年12月1日以降決算を迎えるファンド
の運用報告書からとなっています。)

これにより、今後は「交付運用報告書」が受益者に必ず交付されることとなり、
その内容も運用報告書に記載すべき項目のうち重要な項目に絞って記載すること
となりますので、従来の運用報告書に比べてページ数が10ページ程度に簡素化
されることになります。

一方、「運用報告書(全体版)」については、作成の都度受益者へ交付することと
なっていますが、投資信託約款において、運用報告書に記載すべき事項を電磁的
方法により提供する旨を定めている場合には、「運用報告書(全体版)」の内容
を運用会社のホームページに掲載するなど投資家にとってアクセスしやすい方法で
提供すれば交付したものとみなされます。
従って、全体版を閲覧したい場合はホームページなどで容易に閲覧が可能ですし、
ホームページへ掲載するなどしても受益者から請求があった場合は交付しなければ
ならないとされていますので、受益者から見て開示の内容が後退するものではあり
ません。

むしろ、これまでの運用報告書は数十ページにものぼり(ファンドオブファンズ等
では数百ページに及ぶことも)、この膨大な情報の中から受益者が投資判断に
有益な情報を取得することは必ずしも容易とは言えませんでしたが、今後は全体版と
重要事項を抽出した交付運用報告書とに二段階化されますので、情報の取捨選択
が行いやすくなると考えられます。



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4. その他

  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。
11月分の発表日は12月11日(木)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日16時00分頃の予定です。



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5.カフェコーナー

 ◆ 学生三大駅伝

毎年この時期になると、本屋のスポーツ誌コーナーには、新春の「箱根駅伝」
(正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」)に関する雑誌が並べられる
ようになりますが、この光景を目の当たりにすると、もうじき年の瀬・新春を
迎えるんだなーと思うようになります。

「箱根駅伝」(10区間217.1Km)の主催は、「関東学生陸上競技連盟」になっ
ていますから、参加校は関東の大学ということになります。この前哨戦として
競われる「出雲駅伝」(6区間45.1Km)と「全日本大学駅伝」(8区間106.8Km)は、
主催がどちらも「公益社団法人日本学生陸上競技連合」で、全国の地区代表校や
シード校が出場しています。「箱根駅伝」とともに学生三大駅伝と呼ばれてい
ます。今年の「出雲駅伝」は、台風19号の影響で史上初の中止となり、「全日
本大学駅伝」は、関東の駒沢大学の4連覇で幕を閉じました。残る新春の「箱根
駅伝」はどこの大学が制するのか、また、シード権を獲得するのはどこか、
はたまた、襷は全校繋がるのか。今から興味が尽きないところです。

若い人たちの東京への集中(進学・就職)との関連で議論するのは早計だとは
思いますし、また、巷間言われているので今更目新しい現象ではないのですが、
「都大路」を激走した高校生たちが「箱根駅伝」に憧れて、関東の大学に集まっ
てしまっていることについて、部外者ではありますけれども、どのように評価
されているのか大変気になっているところです。このような現象は駅伝選手に
限ったことではないかもしれません。他のスポーツ、例えば、野球やラグビー
などでもしかりであると思っています。秀でた人材が卒業した母校の地元ある
いは同じ地区の大学に進学して能力をさらに伸ばすことによって、各地区の
底上げが図られ、各地区におけるレベルの均衡が期待できるではないかとは思っ
てはみても、理想と現実のギャップを埋めることは難しいのでしょうね。

正月三が日の過ごし方にこれといった刺激のなくなった身にとって、社会人の
ニューイヤー駅伝から始まって、高校サッカー、同ラグビー、大学ラグビー、
それから「箱根駅伝」と、テレビ観戦による応援は有益な一時となっています。


                             (二十一世紀)



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