バックナンバー

バックナンバー

No.293(2014年1月8日発行)>>「NISA向けのファンドって?」

                                ●=●==============================================================●=●
                                                                       
         投信協会メールマガジン     No.293        2014/1/8
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
●=●==============================================================●=●

●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
 ◆ 知るぽると「お金の知恵を学ぶリンク集 ~金融学習ナビゲーター~」
   のご紹介
 ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
  ◆「投信協会メールマガジン」の配信日の変更について

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐219‐
  ◆ NISA向けのファンドって?

4.その他
   投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆ 早期教育



■□■□■-------------------------------------------------------------

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
本年も引き続き投信協会メールマガジンのご愛読をよろしくお願い申し上げま
すとともに、皆様方にとって幸多い年となりますようお祈り申し上げます。



■□■□■-------------------------------------------------------------

1.トピックス
  
  ◆ 知るぽると「お金の知恵を学ぶリンク集 ~金融学習ナビゲーター~」
  のご紹介

金融広報中央委員会が運営するサイト「知るぽると」はくらしに役立つお金の
情報を提供しているサイトです。
昨年12月、このサイト内に「お金の知恵を学ぶリンク集 ~金融学習ナビゲー
ター~」が公開されました。
ここでは、金融に関する消費者教育に携わる機関・団体・NPO法人等が提供して
いる金融学習用の教材や事業を、提供する団体別、「教育関係者向け」、「高
齢者向け」といった対象者別、「金融・経済」、「資産運用・投資」などの分
野別にまとめて紹介されています。
お金に関する基本的な情報が網羅されており、大変見やすいサイトですので
是非ご覧ください。

 詳しくはこちらからご覧ください。
 http://www.shiruporuto.jp/teach/navi/



-------------------------------■□■□■------------------------------

  ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向け
に「投資信託基礎講座」を開催しています。

当講座は大変ご好評をいただいており、募集開始後すぐに定員に達してしまう
ことも多いため、受講をご希望の場合はお早めにお申込み下さい。


  * 開催日:平成26年2月8日(土)午前開催
     会  場:東京証券会館9階 第8会議室
       (東京都中央区日本橋茅場町1-5-8)   
  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
   https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=13-00-01-95



-------------------------------■□■□■------------------------------

  ◆「投信協会メールマガジン」の配信日の変更について

1月の「投信協会メールマガジン」の配信予定を前号でお知らせいたしました
が、1月15日(水)に配信予定の「投信協会メールマガジン」は、1月22日(水)に
配信いたしますので、宜しくお願いいたします。



■□■-----------------------------------------------------------------

2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 1月中に設定されるファンド・・ 7本
<株投追加型> 設定日1月中のファンド・・・・34本

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/



■□■-----------------------------------------------------------------

3.投資信託に関するQ&A集‐219‐

 ◆ NISA向けのファンドって?

本年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)。これに合わせて昨年から
「各社NISA向け商品の取り扱いを開始。」など新聞等で報じられていますが、
一般的にどのようなファンドが「NISA向け」、「NISAに適している」と言われ
ているのでしょうか?

● 分配頻度が低いファンド
分配金を支払う回数の頻度が低ければ、分配に廻す金額を運用に廻すことが
できて、分配頻度が高いファンドよりも複利効果を享受できます。また、NISA
口座では、支払われた分配金を同じファンドに再投資した場合でも、非課税枠
を使うことになります。さらに、その分配金が特別分配金である場合、特別分
配金はもともと非課税ですのでNISAの非課税メリットを無駄にしてしまいます。
このようなことから、NISAでは分配頻度の低いファンドの方が、NISAのメリット
を受けやすいと考えられます。

● 低コストのファンド
ある調査では、投資経験及び投資資金ともに少ない若年層は、長期保有を低コ
ストで行うニーズが高いとの結果が出ていました。投資信託におけるコストの
中で、信託報酬はファンドを保有している間、毎日差し引かれるものであるこ
とから、長期保有を考えている人達にとっては、信託報酬率が比較的低いイン
デックスファンドなどがニーズに適していると考えられます。

● バランス型ファンド
中長期の運用でなるべく安定的なリターンを目指す場合、分散投資が重要にな
ります。また、中長期に運用を行う中で市況に応じ資産配分のバランスを調整
するリバランスも大事だと言われています。ただ、NISA口座では非課税枠の投
資額に上限もありますし、売却した部分の非課税枠を再利用することもできま
せんので資産のリバランスは行いづらいものですが、バランス型のファンドで
あれば、一つの資産に偏らず分散投資を行い、ファンドによっては運用のプロ
であるファンドマネージャーがファンド内でリバランスを行ってくれますので
NISA口座でも使い勝手が良いと考えられます。

● その他
NISAを契機に投資を始める投資初心者の方は傾向的にリスク許容度が低いので
はないかと言われています。指数に連動するというわかりやすい商品設計の
インデックス型ファンドや円建ての債券を主な投資対象とする円債型ファンド
など、比較的リスクが低いタイプの商品はこのような方に受け入れられるもの
と考えられます。

運用会社は、NISAを通じて投資家の資産形成に資するような商品の組成に
取り組んでいます。本協会では「「NISA」の普及・拡大に向けた投資信託商品
に関する調査」としてこうした状況をまとめ、公表しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/topics/2013/10055/

実際商品を購入される際は、制度上どういうファンドがNISAに向いているの
かということだけでなく、ファンドの商品性がご自身の今後の資産形成に
合っているかどうかということを念頭に商品を選んでいただきたいと思います。



■□■-----------------------------------------------------------------

4. その他

  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
12月分の発表日は1月17日(金)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日16時00分頃の予定です。



■□■-----------------------------------------------------------------

5.カフェコーナー

 ◆ 早期教育

子供が幼稚園の年長ということもあり「小学校入学前に算数を早めに・・」だ
とか「英語も小学校から・・」などの話をよく耳にするようになりました。

とは言え、早期教育は不要なんじゃないかなあと思っています。早期教育と
いっても能力開発じみたものや、受験対策、入学前少し早めに勉強をはじめ
ておくことなど、広義・狭義で考え方は違うと思いますが、まぁどれも不要で
しょうということが私の思うところなのです。

子供を超能力者にするつもりもないので能力開発じみたものには興味ないです
し、お受験も考えてません(通学できるところにお受験するような小学校がな
い(笑))のでこれらは関係ないというところです。
ただ、早めに小学校の勉強を始めておくということについては関係ない話でも
ありません。ですが、、まぁ必要ないのかなあとも思います。

特に取り掛かりが早いほどよくないのが算数ではないかと思います。数字は
抽象的なので、考えるにあたりそれを自分の頭の中で具体化させるアクション
が必要なはずです。そうした時に論理を組み立てる言葉の使い方すらままなら
ない時期から数字を扱うことはあまり効率がよくないのではないかなあと思い
ます。あくまで推測です。
四則計算にはじまり小学校から中学校くらいまでであれば問題をバシバシ解い
ていれば解法パターンを覚えるだけで解けます。そして簡単簡単と何も考えず
どんどん解いていく癖をつけていると、より論理的に回答を導くことが求めら
れるようになった段階で、てんでわからなくなるのではないかと思います。
というかわからなくなります、こちらは体験談です。

何だって早いうちからやらせればできてしまいますが、なまじできてしまう
と、本質を理解せずに反射的に体で覚えているだけなのかどうかもわからない
ですし、他との比較において自分の子供の理解が早いのか遅いのかなどの判断
がつかないので、早めにフライングして勉強しだすと親が判断の指針を持たず
に子供へ指導することになります。そうすると、他の子はもっとできるんじゃ
ないかなど無駄に悩んだり、親同士の変な情報に攪乱されてしまうおそれがあ
ります。よっていい影響はないと思うわけです。

また、母親同士でどこそこにいい塾があるとか、いい教材があるなどと会話し
ているのですが、自分で教えたら?と思います。そういう人たちに限って、で
きないとあの塾は悪かった、こっちの方がいいみたいよとなり、自分の力でフ
ォローをするようには見受けられません。基本的に教える時間があれば親が勉
強を教えるべきだと思います。なぜなら、父親母親どちらに似ようと少なから
ず自分に似たDNAを子供は持ってますので、同じ問題に取り組んだとき理解
のプロセスや、わからない箇所が似てくるはずと仮定できるからです。
それでも塾や教材などについてあれが良い、これが良いとワイワイ騒ぎたいの
なら、子供を巻き込まず、勝手に騒いでくれ。

と家内に言いたいです。

                         (今じゃないでしょ)



=======================================================================

■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「REITガイド」
「なるほど!投資信託説明書ガイド」をセットにして、無料で
お送りしています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

      アドレスはこちら
      http://www.toushin.or.jp/guidebook/

=======================================================================

■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

      アドレスはこちら
      http://www.toushin.or.jp/lecture/

=======================================================================

■アドレスの変更の場合はいったん退会され、新しいアドレスで再入会いただ
  きますようお願いいたします。

      メールマガジンの入退会はこちらから
      http://www.toushin.or.jp/mailmag/

■投信協会メールマガジンは等幅フォント(MSゴシック等)で最適となるよう成
  形されています。

■メールマガジン全般に関するご意見・ご感想はこちらから
      https://www.toushin.or.jp/forms/kouhou/inquire/

=======================================================================

■投信協会メールマガジンは、一般社団法人 投資信託協会が発行するメールマガ
  ジンです。投信協会メールマガジンの著作権は本協会に属し、本協会の許可
  なく複製再配信等を行うことはできません。投資等のご判断はご自身の自己
  責任においてなされますようお願いいたします。
  
       ------------------------------------------

  編集・発行:一般社団法人 投資信託協会  企画政策部 広報室

===● Copyright(C)2001 by The Investment Trusts Association, Japan ●===
                            

バックナンバー一覧へ戻る