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No.292(2013年12月18日発行)>>「交付運用報告書等に関する有識者との意見交換会の議事要旨」の公表について

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         投信協会メールマガジン     No.292        2013/12/18
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆ 交付運用報告書等に関する有識者との意見交換会の議事要旨の
       公表について
  ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
    ◆「投信協会メールマガジン」の配信日の変更について
    ◆「不動産投信NEWS」12月号の公表 
   ◆ 投資信託の市場動向(11月中)

2.募集中ファンド

3.カフェコーナー
    ◆ 歓迎 キャロライン・ケネディ大使 



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  ◆ 交付運用報告書等に関する有識者との意見交換会の議事要旨の
   公表について

金融庁が昨年12月に公表した『投資信託・投資法人法制の見直しに関するワー
キング・グループ 最終報告』には、投資信託の運用報告書が受益者により理
解しやすいものとなるよう「運用状況に関する極めて重要な事項を記載した交
付運用報告書と、より詳細な運用状況等も含めて記載した運用報告書(全体
版)に二段階化すること」や、二段階化を前提とした上で、「交付運用報告書
においては、他の投資信託と比較可能な方式で当該投資信託の現在及び過去の
状況を記載する。また、グラフや図を活用し、平易かつ簡素な表現で文章によ
る解説を行うなどわかりやすい表示を行うこと」などが盛り込まれていました。

これに基づき、本年6月に「投資信託及び投資法人に関する法律」が一部改正
され、運用報告書が「交付運用報告書」と「運用報告書全体版」に二段階化さ
れることとなりました。

本協会では、この改正を踏まえ、交付運用報告書の具体的な記載方法等につい
て検討するため、11月29日に有識者との意見交換会を開催しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/topics/2013/10126/



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  ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向け
に「投資信託基礎講座」を開催しています。

当講座は大変ご好評をいただいており、募集開始後すぐに定員に達してしまう
ことも多いため、受講をご希望の場合はお早めにお申込み下さい。


 * 開催日:平成25年12月20日(金)午後開催
     会  場:協働ステーション中央会議室
      (東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思(じゅっし)スクエア2階) 
  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
   https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=13-00-01-79


  * 開催日:平成26年1月18日(土)午前開催
     会  場:東京証券会館9階 第8会議室
       (東京都中央区日本橋茅場町1-5-8)   
  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
   https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=13-00-01-87


  * 開催日:平成26年2月8日(土)午前開催
     会  場:東京証券会館9階 第8会議室
       (東京都中央区日本橋茅場町1-5-8)   
  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
   https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=13-00-01-95



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  ◆「投信協会メールマガジン」の配信日の変更について

「投信協会メールマガジン」は毎月第1、第3の水曜日に配信しておりますが、
2014年1月の「投信協会メールマガジン」は1月8日(水)、1月22日(水)を予定
しております。
何卒宜しくお願い致します。



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 ◆ 「不動産投信NEWS」12月号の公表

不動産投信に係る主な動き等をとりまとめた「不動産投信NEWS」12月号を公表
しました。公表内容等は11月中の動向です。

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://www.toushin.or.jp/reit/newsetc/fudousannews/



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投資信託の市場動向(11月中)

■全体の概況

25年11月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比1兆4,961億円増加し
て79兆6,028億円となった。このうち、株式投信は前月比6,397億円増加(うち、
運用等増9,189億円)して64兆4,697億円、MMFを含む公社債投信は前月比8,564億
円増加して15兆1,331億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比7,381億円増加して37兆4,436億円、銀行等経由の残高は1,134億円減少して
26兆4,858億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比1兆2,992億円増加して39兆7,795億円と
なった。


■公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                         <単位:億円>
                       設定         解約(償還含む)    純資産(前月比)
株式投信            27,223         30,015             644,697(6,397)
公社債投信          53,311         44,745              151,331(8,564)
内、MMF                 615            457              18,908(158)
株式投信+公社債投信 80,534         74,760             796,028(14,961)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用等増減が加味
されますので、本表では一致しません。
(注3)公社債投信にはMMFを含みます。


(2)運用状況
11月中の株式運用について、国内株式は3,051億円の売越し、外国株式は2,052
億円の売越しで11月末の組入株式の時価総額は18兆8,563億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は4,548億円の買越し、外国公社債は
1,132億円の売越しで11月末の組入公社債の時価総額は26兆9,040億円となって
いる。


(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                        <単位:億円>
                     証券会社     銀行等      投信会社         合計
株式投信             374,436     264,858       5,402        644,696
公社債投信           145,969       5,332          30         151,331
内、MMF               14,404       4,483          21         18,908
株式投信+公社債投信 520,405     270,191       5,432        796,028
(シェア:%)          (65.4 )      (33.9 )       (0.7 )        (100.0 )

(注1)公社債投信にはMMFを含みます。


■私募投資信託の資産動向
                                                        <単位:億円>
                      設定       解約(償還含む)      純資産計(前月比)
合計(株投+社投)      14,614       9,654                397,795(12,992)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用等増減が加味
されますので、本表では一致しません。


■不動産投信(J-REIT)の資産動向
                                                        <単位:億円>
                 25年10月(前月比)        25年9月             前年10月
純資産計           55,094 (1,139)            53,955             44,091
追加出資額            740                       346                372


         
■マーケット指標(参考)
                     25年 11月末(前月比)    25年10月末      前年11月末
日経平均株価(円)      15,661.87(1,333.93)    14,327.94         9,446.01
TOPIX(ポイント)        1,258.66(64.4)         1,194.26           781.46
為替(1米$:円)           102.42(3.91)            98.51            82.12
東証REIT指数           1,467.84(-7.09)        1,474.93         1,065.74
(ポイント)
                           (332回債)          (331回債)      (326回債)
国債利回り(%)             0.6(0.01)             0.59             0.7



その他詳細な統計情報については、本協会ホームページ
統計データのコーナーでご確認いただけます。
http://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 12月中に設定されるファンド・・ 7本
<株投追加型> 設定日12月中のファンド・・・・95本

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/



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3.カフェコーナー

 ◆ 歓迎 キャロライン・ケネディ大使 
 
皇居前広場は、新年一般参賀のような人垣であった。11月19日の午後3時頃、
ケネディ大使信任状奉呈式の馬車列がここを通過するので、見物、いや、歓迎
にきた人たちだ。騎馬警官に護衛された馬車3両が静々と進んで来る。あっとい
う間に眼前を過ぎて二重橋から宮城に消えて行った。
そこで人々は我に返ってざわめきが起こる。近くのご婦人が「2両目に新任大使
が乗っていて手を振っていた。」と興奮気味に語る。私には1両目の馬車が一番
立派に見えたのだが・・。現場にいると詳細が分からないのは、球場での野球
観戦と同じ。解説もないので、帰ってテレビなどで確認するほかない。

夜のテレビニュースで見ると、出発点の馬場先門あたりは大変な人出であり、
高齢者と女性が多い。マイクを向けられた女性は、長年のケネディ家ファンで
あろうか「シンプルで素敵、華奢な方ね。」とコメント。「お声かけをしたら、
チラとこちらを向いてくれたので嬉しい。」と我田引水のご婦人もいる。何だ
か、少し向こうの日比谷の某劇場の前みたいな光景でもある。
妻に聞くと、半世紀ほど前、少女フレンドという雑誌に「キャロリン日記」と
題する読み物が毎週連載され、大統領の娘「キャロリンちゃん」の生活を紹介
していたとか。当時の女の子はアメリカに対する憧れもあって熱心な読者であ
り、今でもキャロライン・ケネディ大使に親しみがあるのだという。ちなみ
に、大使は1両目の馬車に乗っていたのがテレビ画面で分かった。

大使は日本文化に対する関心を続々と発信している。オバマ大統領が次期駐日
大使に指名したのは7月だが、8月にはキング牧師を讃える集会の挨拶で「方丈
記」の冒頭部分を引用した。11月中旬には、ワシントンの駐米日本大使公邸に
おけるケネディ新大使就任祝賀会で、「奥の細道」の冒頭を引用して日本に早
く赴任したいとの思いを披瀝。着任後は、11月下旬に東北地方を訪問した際に
奇跡の一本松を視察し、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に触れている。さらに同
月下旬、日米協会等の歓迎昼食会で、父大統領は米沢藩主の上杉鷹山を尊敬し
ていて、就任演説の「あなたが国家に対して何ができるか自問してほしい」と
いう一節はその影響によるものだと紹介している。

こういった日本文化への言及は我々日本人にとっては心地よいが、果たして英
語ではどのように発信されているのだろうか。近くの図書館に備えられている
英字新聞で大使関連の記事をざっと見たところ、内容は日米間の外交問題が多
く、方丈記や奥の細道、宮沢賢治や上杉鷹山といった話は出てこないようだ。
多分これらは日本人向けの話題という扱いなのであろう。
また、同じ英字新聞は、指名直後から「大使に外交の経験はないが、日本人に
訴えかけるセレブリティという資産を持っている。」とか、「日本人は、今で
もケネディ大統領に好意を抱き、また大統領暗殺の時5歳の愛くるしい娘だった
ケネディ大使を覚えていて、これが米国に対する親近感を高めるだろう。」と
いった見解を伝えている。12月16日に公表された読売新聞と米ギャラップ社の
共同世論調査では、現在の日米関係が「良い」との回答は55%と前回より上昇
しており、要因の一つに知名度の高いケネディ大使の就任を挙げている。
あの日、馬車列には他の大使に比べ大変な数の人出があったと言われ、まずは
英字新聞が予測したような明るい船出となったようだ。新しい年も、さらに歓
迎の「輪」が広がりますように。
                            
                                                            (YC)



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