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No.25 (2002年11月27日発行) >>株式投資信託‐1 大まかな分類


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         投信協会メールマガジン    No. 25       2002/11/27
                                発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1. トピックス
    ◆ 投資信託に関するアンケート調査(1)
    
2. 募集中ファンド

3. 投資信託入門
    ◆ 株式投資信託‐1 大まかな分類

4. その他
    ◆ 投資信託に関する書籍の紹介
    
5. カフェコーナー
    ◆ 「体験すること」

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1.トピックス

◆ 投資信託に関するアンケート調査(1) ◆

当協会では、毎年、一般世帯を対象とした投資信託とのかかわり方に関する実
態調査を実施している。今年も8月23日から9月2日にかけて、首都圏、阪
神圏の一般世帯(投資信託保有世帯に限らない)を対象に調査が行われ、11
月20日に「投資信託に関するアンケート調査報告書」として公表した。
その中から、主な内容を今回と次回の2回にわたってご紹介したい。

――投資信託の保有率 上昇傾向に歯止め 前回比4.8ポイント下降――
●投資信託の保有率は11.7%で前回調査から4.8ポイントの下降となり、
  2回続いた上昇傾向に陰りがみられる。
●年齢別にみると世帯主年齢が高いほど保有率が高く(70歳以上18.3%、
  60歳代14.5%)、職業別では「自由業」(16.3%)、「管理職、
  役員」(16.1%)、「無職・その他」(15.4%)の順で保有率が高
  いが、「60歳代」「管理職、役員」では前回比10ポイント以上の下降が
  みられた。
●投資信託を保有している世帯で、保有している種類は「MMF・中期国債フ
  ァンド・MRF」が52.3%と最も高く、「国内株式ファンド」30.7%、
 「国内債券ファンド」25.6%と続いている。

――購入の決め手は「利回りのよさ」が引き続きトップ、
              「値上がり期待」は10.5ポイント上昇――

●購入のきっかけは、「証券会社や銀行などの人からの勧め」が前回比5.8
  ポイント上昇して61.6%と引き続き他に大きく差をつけている。
●購入の方法は、「金融機関の店頭で」が48.5%、ついで「営業マンから
  購入」が42.4%で、前回比6.8ポイント上昇している。
●購入の窓口は、「証券会社」が前回比7.4ポイント上昇し、81.4%で
  他に大きな差をつけている。
●購入の決め手は、「利回りのよさ」が51.7%と最も高く、「安全性の高
  さ」34.0%、「値上がり期待」33.7%が続く。「値上がり期待」は
  前回比10.5ポイントの上昇であった。
●購入資金は「定期性の預貯金等から」(43.0%)や「月々の収入から」
  (26.7%)が多く、「ボーナス」(17.2%)、「株式売却代金等」
  (17.2%)、「退職金・相続金等臨時収入」(12.2%)などの臨時
  収入からはまだ少ない。
●今後購入を考える商品内容は「安定重視型」が71.8%と圧倒的に高く、
  4回連続のトップ。続く「値上がり益・利回り追求型」は17.2%だが前
  回比4.8ポイントの上昇をみせた。
●投資信託の乗換えを勧められた経験は20.1%の世帯で、うち最終的に乗
  換えを行ったのは39.1%だった。(次号へ続く)



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2.募集中ファンド

11月27日現在の新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等が一覧表
になっています。
追加型については設定日が11月中のファンド、単位型については11月27
日が募集期間に含まれているファンドです。
詳しくは添付のファイルをご覧ください。

(fund02112.pdf)


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3.投資信託入門

◆ 株式投資信託-1 大まかな分類 ◆

前回までは5回シリーズで株式を組入れることができない公社債投資信託につ
いてファンドごとに簡単な説明をしてきましたが、今回から数回にわたって株
式を組入れることができる株式投資信託についての説明をします。

株式投資信託は前述のように株式の組入れが可能なものをいいますが、その多
くのものは株式の他に転換社債や国債、社債などでも運用されています。それ
ら運用対象によって大きく7つの分類に分けることができます。

1.国内株式型……主に国内の株式で運用します。
2.国際株式型……主に外国の株式で運用します。
3.バランス型……株式と公社債への投資割合にバランスをとりながら運用す
    るファンドあるいは公社債を中心に運用するファンドです。
4.転換社債型……主に転換社債で運用します。
5.インデックス型……株価指数に連動した投資成果を追及するファンドで、
    対象となっている株価指数には、日経平均株価(日経225)、東証株価
    指数(TOPIX)、日経300などがあります。
6.業種別インデックス型……各業種に属する株式に投資します。
7.派生商品型……派生商品(デリバティブズ)をヘッジ(値下がりを防止す
    る)目的以外に積極的に活用してファンドの値上がりを狙うファンドです。

これら7つの分類の他に、次のような分類が使われることもあります。
●限定追加型……当初設定から一定期間は追加の購入が可能ですが、その後は
  分配金による再投資もしくはスイッチングのみでしか購入ができないもので
  す。
●ファンドオブファンズ……主に投資信託証券(他のファンド)に投資するも
  のです。

このように大まかではありますが、どの分類になっているのかを確認すること
によってそのファンドがもつリスクを大雑把に把握することができます。

・・・豆知識・・・
株式投資信託の歴史は公社債投資信託よりも古く、1951年の「証券投資信
託法」に基づいて発足した投資信託の第1号は株式投資信託でした。



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4. その他

◆ 投資信託に関する書籍の紹介 ◆

★株式投信の調査・運用マニュアル ★
(実務家向け)
若林利明 著
発行:中央経済社
<200頁/2,400円>

ボトムアップ方式の進め方と標準ポートフォリオの作成について、ファンドマ
ネジャーに必須のノウハウをまとめた実務家向けの書籍です。


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5. カフェコーナー

◆ 「体験すること」 ◆

特に鉄道マニアであるとかそういう訳ではないのだが、学生時代、九州の実家
に帰省する際によく鈍行列車を利用した。飛行機では2時間足らずでまたいで
しまうその距離も鈍行で行けば丸一日以上はかかる。その話をすると友人たち
はきまって僕を物好きなやつという目で見ていた。確かに道中は長い、が、そ
れはそれで楽しい。
始発の東京駅を出ると、窓から外に目をやる。何を見るのかというと、壁に描
かれている絵や文字を見るのだ。スプレーで描かれたその絵や文字はヒップホ
ップカルチャーではグラフィティだとか自分の縄張りを主張するためのタギン
グと呼ばれているものだ。夜中などは電車も通らず、人目につきにくいから忍
び込みやすいのだろう、どの土地でも線路沿いの壁面は格好のキャンパスにな
っている。それを見て何が面白いのかと言うと、時間がたつにつれて(要は田
舎に行くにつれて)グラフィティが下手になっていくのだ。オオーッ!と目を
奪われるような作品群が最終的には○○参上と書きなぐっただけの暴走族よろ
しくのものへだんだんと変わっていく。「へったくそだなあ」なんて勝手なこ
とを思っていると、周りの会話で使われている言葉が標準語でなくなっている
ことに気づく。そんな他愛のない変化に楽しみを見出せたのも、変化していく
なかに故郷が近づいてくることを感覚的に感じ取っていたからかもしれない。

こうしてほぼ一日を費やして実家へ帰るわけだが、東京からはやっぱり遠い。
TVのスイッチを入れると画面上部にこの放送は○月○日関東地方で放送され
たものです旨の表示の多いこと。雑誌の発売日が数日遅れていること。東京都
との距離を実感する瞬間がいやおうなしに訪れる。しかし、インフラの整備が
進んだことで情報の格差は随分と縮まってきたように思う。情報を電子的デー
タに昇華させることでそのやりとりが容易になった。が、しかし媒体が電子・
仮想化すればするほど実際に体験するということと乖離してしまうような気が
する。特に距離という物理的な問題が横たわる地方にあっては中央から発信さ
れる情報を体験する機会は自然と少なくなる。先般、協会主催でおこなった地
方講演会(札幌・福岡)においてもメディアで活躍する講師の話を直に聞くこ
とができて満足したとの声が数多く寄せられた。媒体を通じた宣伝・普及活動
もさることながら、講演会のような催しに参加し、体験することで投信を学べ
る機会を設けていくことは重要であり、必要とされていると感じた。
(S・I)



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