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No.237(2011年9月7日発行)>>「マッチング拠出が導入されることになりました」

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         投信協会メールマガジン    No.237        2011/9/7
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.トピックス
    ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
    ◆ 「投資信託の魅力と活用方法」セミナー開設のお知らせ
   
2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐191-
   ◆マッチング拠出が導入されることになりました

4.その他
  投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
   ◆茄子(ナス)と胡瓜(キュウリ)



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1.トピックス

  ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向け
に「投資信託基礎講座」を開催します。


開催日:平成23年9月15日(木)
会  場:東京証券会館9階 第9会議室

  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=11-00-01-58  


開催日:平成23年10月8日(土)
会  場:東京証券会館9階 第4・5会議室

  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=11-00-01-68



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  ◆「投資信託の魅力と活用方法」セミナー開設のお知らせ


金融広報中央委員会は、金融知識の普及・金融教育をテーマとする講演やトーク
セッションを開催いたします。
当協会では、本イベントの金融教育セミナーのプログラムにおいて、専門講師が
投資信託をわかりやすく解説する「投資信託の魅力と活用方法」を開設します。


  開催日:平成23年10月23日(日)
  会  場:日本教育会館(千代田区一ツ橋2-6-2)

  申し込み方法など、詳細は下記アドレスをご覧ください。
  http://www.festival2011.jp/tokyo/seminar.html



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 9月中に設定されるファンド ・・・ 9本
<株投追加型> 設定日が9月中のファンド   ・・・32本

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://data.toushin.or.jp/fund/new/2011/fund11091.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-191-

  ◆マッチング拠出が導入されることになりました


平成23年8月4日、年金確保支援法案が成立しました。
 この法律の趣旨は、「将来の無年金・低年金の発生を防止し、国民の高齢期に
おける所得の確保をより一層支援する観点から、国民年金保険料の納付可能期間
を延長することや、企業型確定拠出年金において加入資格年齢の引き上げや加入
者の掛金拠出を可能とする等の措置を行う」というのものです。 
 投資信託ともかかわりの深い確定拠出年金制度については、この改正により、
2012年1月からいわゆるマッチング拠出等が導入されることになりました。

 確定拠出年金法の主な改正点は以下のとおりです。

 ★マッチング拠出
  マッチング拠出とは、事業主が拠出した掛金に、加入者自身の給与から掛金
 を上乗せできるというものです。
  現在は、掛金の拠出は事業主だけであり、加入者自身の掛金の上乗せは認め
 られておりませんが、改正後は、加入者自ら上乗せして拠出することができま
 す。その額は、事業主掛金額を上回らないこととされています。
  例えば、事業主の拠出掛金額が月1万円であれば、加入者の拠出する掛金額は
 同額の月1万円までということになります。
 
 ★加入資格年齢の引き上げ(60歳から65歳に引き上げる)
  経済、社会情勢の変化により、定年延長や再雇用により60歳以上の従業員を
 雇い続ける企業が増えつつある中、現行では60歳を過ぎた従業員は企業年金か
 ら抜けなければならないことから、企業型確定拠出年金の上限年齢を65歳まで
 引き上げることとされたものです。
  これにより、定年措置等で60歳を超えていても最大65歳まで確定拠出年金の
 加入者とすることができます。

 ★加入者に対する継続的投資教育の実施義務の明文化
  確定拠出年金では、加入者自身の責任において、長期にわたって資産形成を
 おこなっていかなければならないことから、事業主が加入者に対する投資教育
 を継続していくことは、加入者の運用に対する当事者意識や投資に関する知識
 の向上につながります。
  今回の法律では、こうした投資教育を事業主が継続的に実施することが明文
 化されました。


  なお、当協会では、継続的投資教育に関連して、確定拠出年金の導入(予定)企
業へ講師を派遣し、運用商品の一つである投資信託について理解を深めていただ
く活動を行っています。
  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  →  http://www.toushin.or.jp/lecture/

  また、投資信託の特徴や魅力、仕組み、税金などの情報をわかりやすく解説し
た「投資信託ガイド」(2011年版)とその他のガイドをお申込みいただいた方に無
料配布しています。
 投資信託ガイドのお申込みは下記アドレスをご覧ください。
  →  http://www.toushin.or.jp/guidebook/



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4.その他

  ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
8月分の発表日は9月13日(火)を予定しております。なお、ホームページへの記事
掲載は同日15時30分の予定です。



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5.カフェコーナー

    ◆茄子(ナス)と胡瓜(キュウリ)

茄子と胡瓜に共通することは、夏野菜の定番であり、4本脚で作った精霊馬(お盆
の時、祖先の送迎をするための乗り物)としての役割を担い、また、秋の夜長を
鳴き通す鈴虫などの餌として使われることなどかと思います。

茄子には、「親の小言と茄子の花は千に一つの無駄も無い」との諺(ことわざ)が
あります。茄子の花は無駄なく実を付けることから、このように言われているよ
うですが、いつ頃から言われるようになったのか興味があるところです。

我が家の狭い菜園に植えた茄子と胡瓜の苗の実のつかり方を観察してみると、確
かに茄子の花の方がたくさん結実し、一度に食べきれないほどになることもある
一方で、胡瓜はいわば、あだ花が多いことがわかります。茄子や胡瓜は、苗を植
えさえすれば簡単に実を結ぶというわけでなく、夏の時期の水やりは欠かすこと
ができず、苗木を枯らさないようにしないといけません。科学的にどうなのかは
分かりませんが、親父から、「茄子は水をやるほど、やわらかい皮となって、う
まい実がなる。」と言われた記憶がありますが、丹精込めて栽培しろということ
だと思っています。

7月下旬の天声人語に、瓜茄子(うりなすび)から涼感を感じる。我々に求められ
るのは、野菜ひとつに涼しさを覚える感性かもしれないと書かれていました。
それから、はや季節も移ろい、つるべ落としのように日も短くなり、また秋の気
配が感じられるようになりました。嫁に食わしてはいけないと言われている秋茄
子の美味い季節へと移っていきます。

古今和歌集に収められた歌によれば、秋の訪れは目で見るものではなく、耳で聞
くものだそうですが、移り変わる四季折々の肌合いを敏感に感じ取れる繊細な感
性を持ち合わせていたならば、違った人生を歩んでいたに違いないと思う今日こ
の頃です。

                                                           (二十一世紀)




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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「不動産投資法人ガイド」
 「投資信託説明書ガイド」をセットにして、無料でお送りしていま
 す。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

      アドレスはこちら
      http://www.toushin.or.jp/guidebook/

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■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

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      http://www.toushin.or.jp/lecture/

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