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No.21 (2002年10月2日発行) >>公社債投資信託-3 中期国債ファンド

                                

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         投信協会メールマガジン    No. 21        2002/10/2
                                発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1. トピックス
    ◆ 「投信フォーラム2002」の開催
    ◆ 「不動産投資法人ガイド」を作成しました
    
2. 募集中ファンド

3. 投資信託入門
    ◆ 公社債投資信託-3  中期国債ファンド

4. その他
    ◆ 投資信託に関する書籍の紹介
    
5. カフェコーナー
    ◆ 夏休み「私の中国名勝めぐり」

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1.トピックス

◆ 「投信フォーラム2002」の開催  ◆

ペイオフ、確定拠出年金、超低金利・・・。先行きの見えにくい状況が続く中、
これからの資産運用はどうしたらいいのか。有力な資産運用法の一つである投
資信託について親しみをもって理解していただくため、一般投資家及び投資信
託に興味をおもちの方々を対象にした講演会を開催いたします。
著名なエコノミストや投資信託の専門家による、わかりやすく実践的な講演会
です。投資信託に関しては、投資信託の魅力、購入時のポイントやETFや不
動産投信といった新商品などについての説明が行われる予定です。
この機会にぜひご参加ください。


★札幌講演会★
開催日:11月1日(金)
場  所:共済ホール
時  間:開場/13:00    開演/13:30
講  師:第1部  財部誠一氏    「日本経済再生の条件」
        第2部  北林幹生氏    「はじめての投資信託」
                林  皓ニ氏    「投資信託の特徴と魅力」

★福岡講演会★
開催日:11月5日(火)
場  所:都久志会館(つくしかいかん)
時  間:開場/13:00    開演/13:30
講  師:第1部  植草一秀氏    「日本経済再生の方策」
        第2部  辻井史明氏    「私たちの暮らしと投資信託」
                小林敏紀氏    ~ファンドマネージャーが語る~
                              「投資信託の運用」


参加には、事前申し込みが必要となります。
〒住所、氏名、年齢、電話番号、参加人数、会場名を明記の上、下記方法のい
ずれかでお申し込みください。

「投信フォーラム2002」事務局宛
ハガキの場合:〒104-8176  東京都中央区銀座7-13-20
  FAX:03-3541-7533
  Email:toushin@nks.jp
お問い合わせは  TEL03-5565-5381(投信フォーラム事務局)

※講演者、講演内容については、都合により変更になる場合もございますので、
あらかじめご了承願います。


なお、12月13日(金)開催を予定しております東京講演会につきましては、
詳細が決まり次第あらためてお知らせいたします。



◆「不動産投資法人ガイド」を作成しました  ◆

不動産を主な運用対象とする投資法人あるいは投資信託を総称して、不動産投
信と呼びます。米国の不動産投信がREIT(リート)という略称で呼ばれるこ
とから、その日本版ということでJ-REIT(ジェイ・リート)とも呼ばれ
ています。
昨年9月、わが国初の不動産投信2本が上場され、本年9月末では6本が上場
されています。
このような状況を踏まえ、不動産投信の魅力とリスク、購入の際の注意点、情
報のとり方、税金など一般投資家の方々に役立つガイドを作成いたしました。
お申し込み方法は、下記アドレスをご覧ください。お申し込みいただいた方に
は「投資信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」をセットでご送付致します。
http://www.toushin.or.jp/data/publish.html


なお、これに併せてホームページ「新しいタイプの投資信託  不動産投信」も
近日リニューアルの予定です。



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2.募集中ファンド

10月2日現在の新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等が一覧表に
なっています。
追加型については設定日が10月中のファンド、単位型については10月2日
が募集期間に含まれているファンドです。
詳しくは添付のファイルをご覧ください。

(fund02101.pdf)


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3.投資信託入門

◆ 公社債投資信託-3  中期国債ファンド ◆

1980年1月、従来の長期保有を目的とした投資信託と違った短期の投資信
託商品として、中期国債を主な投資対象とする「中期国債ファンド」が誕生し
ました。このファンドは買付日から30日以上経過すれば手数料なしで換金で
きるというファンドで、長い間予想分配型の商品として親しまれてきましたが、
2001年4月から実績分配型に移行し、運用会社によっては短期の運用商品
であるMMFとの差別化が難しいとの判断から運用を止める会社もあり、現在
は8本が運用されています。


★中期国債ファンドの誕生
1980年は証券投資信託業界にとって中期国債ファンドの誕生という画期的
な年でした。償還期限2~4年の中期利付国債を運用し、それによって得た収
益を分配するという点ではそれまでの公社債投信と大きな差はないようにみえ
ますが、預け入れ後30日の据置期間が経過した後はいつでも手数料なしで自
由に引き出せるという簡便さ、高利回りが特色となり注目されました。
法人の短期資金運用にも利用されましたが、一般個人にとっても「有利な証券
貯蓄」という感覚が濃く、これまで証券会社を訪れたことがなかった人にとっ
ても店頭を訪れるきっかけになった商品といえましょう。

★利回り
収益は毎日計算され、月末に一括して再投資されます。
現在8本が運用されており、直近7日間(9/24~9/30)の分配額をも
とにした年換算利回りは0.0から0.051%となっています。

★換金
換金は1円単位で可能です。またキャッシングといって解約を申し込んだ当日
に現金を受取ることもできます。なお、この限度額は500万円以内で各社が
定める額となっており、この限度額を超える場合はお申し込み日の翌営業日と
なります。

★最近の状況
運用中8本のうち、1本は元本を割っているために買付ができません。


運用会社のホームページは、協会ホームページからリンクできます。
http://www.toushin.or.jp/data/member.html



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4. その他

◆ 投資信託に関する書籍の紹介 ◆

★投資ファンドと税制-集団投資スキーム課税の在り方-★
(実務家向け)
田邊  曻編著  発行:弘文堂
<290頁/4500円>

投資ファンドや証券化SPCなどの利回りにひびく「コスト」としての仕組み
証券化商品課税の在り方を、国際比較分析の観点も含め幅広く多面的に論じた
研究書であり、関係者必携のハンドブックです。


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5. カフェコーナー

◆ 夏休み「私の中国名勝めぐり」 ◆

9月の3連休を利用して遅い夏休みをとらせてもらい中国フリー旅行に行って
きた。お金の節約のためとはいえ、往復の飛行機と初日のホテル予約以外は全
て中国に入ってからの手配というかなり乱暴な計画で出発してしまった。

上海に着いた翌日は日曜日、フリー旅行のバイブル「地球の歩き方」によれば
「休日なし」との情報なので、早速旅行会社へ出向いた。ところが、明かりは
消えており警備員にはシュウシと言われた。他の旅行社へも行ってみたがやは
り休みだった。結局その日は面積2万㎡という庭園で有名な豫園を観光した。
しかし天候が途中からひどく崩れたこともあり、思い出に残っているのは庭園
美よりも行列の末にありつけたショーロンポーの味である。
翌月曜日は、桂林・黄山をアレンジしてもらうべく再び旅行会社へ。便の選択
こそできなかったが翌日の桂林行きチケットも黄山へのチケットも手に入れる
ことができた。中国では様々な場面で没有(メイヨウ=ない)といわれること
が多いとの悪評を聞いていたが、担当者に恵まれ親切に対応してもらうことが
できた。

桂林は近代的な建物がそびえる上海とは全く異なり、町全体が風光明媚なすば
らしい観光地であった。また比較的小さな町なので、駱駝岩で有名な七星公園
や象鼻山などの名所はレンタサイクルでまわることができた。桂林で有名なり
江下りは完全なパッケージツアーとなっているのでホテルのフロントか旅行会
社へ申し込まなければならないが、私たちは冠岩という洞窟や陽朔(ようさく)
という町の見学も併せて申し込んだので、中国にしては高価なツアー代金830
元(1元は約15円)を支払った。桂林の風景は最近NHKでも放映されたの
でご存知の方も多いと思うが、実際に観光してみると確かにり江下りで観光船
からみる景色は素晴らしかったが、下船した陽朔という町周辺の風景はそれ以
上に素晴らしかった。り江下りで陽朔まで行くことがあれば、是非、陽朔観光
もお勧めしたい。

深夜、翌日早朝に黄山へ向かうべく上海へ戻ってきた。ところが、旅行会社か
ら「予約の便が遅延しており、朝7時発の別便か遅延便の21時発かを選択し
て欲しい」とのメッセージが残されていた。私たちは無理して予定をこなすこ
とより上海を満喫することを選択し、黄山を諦めた。
翌日からは上海を拠点に、日帰りで蘇州を観光したり上海の繁華街を気の向く
ままに歩いたりした。上海の目抜き通りは、毎日が休日と錯覚するほどの人ご
みだった。通りには人々行列する屋台があり、私たちも列に並んで羊肉の串焼
きやイカの姿焼き、鮮肉月餅を買い、現地の人に混じって歩き食べをした。ま
た時には屋台の焼ビーフンや餃子を夕食にしたが、屋台で売られているものは
どれも1~3元ほどであるが、とても美味しかった。
折しも今年は日中国交正常化30周年に当っており、記念行事に関連して中国
が報道されることも多いが、今回の旅行は中国の目覚しい発展を目の当たりに
し、中国の逞しさを改めて実感した旅であった。(Y.M)



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