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No.195 (2009年12月2日発行)>>重複上場している株式はどう評価しているの?

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         投信協会メールマガジン    No.195        2009/12/02
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.トピックス
    ◆「投資信託に関するアンケート調査結果」の公表について

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-163-
    ◆重複上場している株式はどう評価しているの?

4.その他
    ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
    ◆手に持つもの



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1.トピックス

    ◆「投資信託に関するアンケート調査結果」の公表について

投資信託協会では、毎年、投資信託に関するアンケート調査を実施しておりま
す。
2009年は3年に1度の「投資信託及び有価証券に対する有関心層」に対する調査
となっており、8月下旬から9月上旬にかけて全国の20歳以上の男女個人を対象
に、2700人に対しアンケート調査を実施いたしました。
この調査結果がまとまりましたので、公表いたします。

詳細は下記のページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/statistics/report/research2009/



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になってい
ます。

<株投単位型> 12月中に設定されるファンド・・・ 5本
<株投追加型> 設定日が12月中のファンド  ・・・46本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://data.toushin.or.jp/fund/new/2009/fund09121.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-163-

    ◆重複上場している株式はどう評価しているの?

今回は、重複上場している株式を組入れている投資信託は、どの値段で株式を
評価しているのかをご説明いたします。

★重複上場とは
株式が重複上場しているということは、複数の市場に上場しているということ
です。例えばA株という株が東京証券取引所と大阪証券取引所に重複上場して
いるのであれば、A株は東証と大証で取引が行われ、値段がそれぞれの取引所で
付きます。ただ、取引量が確保されていれば、取引所の違いによる値段の違い
は市場の動きにより解消されるので、値段に大きな乖離が発生することはあり
ません。

★株式の終値はひとつ
投資信託は、組入れている株式や債券の値段を調べ、投資信託が持つ資産が現
在合計いくらなのか毎日計算しています。上場株式は原則、取引所の終値で評
価しますが、重複上場している株式は複数の取引所で取引されていますから、
複数の終値があることになります。
複数ある終値のうち、投資信託はどの取引所での終値を用いて組入れている株
式の評価を行うのでしょうか。

結論として、重複上場している株式をどの取引所の終値で評価するかは、株式
ごとに決まっています。株式を評価する取引所のことを評価取引所といいます
が、株式ごとの評価取引所は、投資信託協会の規則に従って定められています。

これにより、例えば投資信託に組入れているA株の評価を、ある運用会社は東証
で行い、別の運用会社は大証で行う、といったことや、昨日はA株を東証で評価
したものの、今日は大証での終値の方が高いので大証で評価する、といったこ
とがなく、株式ごとの評価取引所は投資信託協会の会員(運用会社)間で統一さ
れています。



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4.その他

    ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。11月分
の発表日は12月11日(金)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲
載は同日16時の予定です。



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5.カフェコーナー

    ◆手に持つもの

最近、東京の地下鉄に乗るとiPhoneを使っている人をよく見かけます。日本で
の2代目となるiPhoneが発売されてしばらくたってから、iPhoneを使っている
人が目に見えて増えたような気がします。

以前、たまーに見かけるくらいだったiPhoneを使っている人は、20~40代くら
いの男性が中心でしたが、今は男女の区別なく、珍しくもなんともない光景と
なりました。

東京の地下鉄は一般的な携帯を除けば、iPhone勢力とニンテンドーDS勢力が、
拮抗している様相です。

ちなみに、私が通勤に使う東京から地方に伸びる路線では、夕方以降、iPhone
よりも缶チューハイを手に持つ勢力のほうに勢いがあります。缶チューハイ勢
力に発泡酒勢力が挑むという図式でしょうか。
                                                                  (AS)





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