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No.194 (2009年11月18日発行)>>今後、目論見書が薄くなる?

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         投信協会メールマガジン    No.194        2009/11/18
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆「投信フォーラム2009 in京都」開催のお知らせ
    ◆「不動産投信NEWS」11月号の公表
    ◆投資信託の市場動向(9月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-162-
    ◆今後、目論見書が薄くなる?

4.カフェコーナー
    ◆電気



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1.トピックス

    ◆「投信フォーラム2009 in京都」開催のお知らせ

著名人と資産運用の専門家をお招きして、資産運用の講演会を京都府京都市で
開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。(参加費は無料です)

■ フォーラムの概要
主催:投資信託協会  京都新聞社  全国地方新聞社連合会
日時:平成21年12月19日(土) 13時30分~15時30分 (開場:13時)
会場:京都新聞文化ホール
内容:第1部/特別講演
      演題「私の歩んできた道」
      講師:タレント  清水圭氏

      第2部/FPによる投資信託入門セミナー
      演題「資産運用は時間を味方につけましょう」
      講師:ファイナンシャルリサーチ代表  深野康彦氏

申し込み方法など、詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/seminar/2009/3084/


    ◆「不動産投信NEWS」11月号の公表

不動産投信に係る主な動き等をとりまとめた「不動産投信NEWS」11月号を公表
しました。公表内容等は10月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/reit/newsetc/fudousannews/


    ◆投資信託の市場動向(10月中)

全体の概況
21年10月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比7,366億円増加して
60兆1,221億円となった。このうち、株式投信は前月比8,104億円増加(うち、
運用増4,215億円)して48兆8,598億円、MMFを除く公社債投信は前月比573億円
減少して8兆7,598億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比4,506億円増加して23兆6,304億円、銀行等経由の残高は3626億円増加して24
兆8,831億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比4,000億円増加して29兆1,568億円となっ
た。

■ 公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                         <単位:億円>
                     設定          解約(償還含む)      純資産(前月比)
1.株式投信          21,810         17,922             488,598(+8,104)
2.公社債投信        31,353         31,934              87,598(-573)
3.MMF                  697            861              25,024(-164)
合計[1+2+3]         53,861         50,718             601,221(+7,366)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味さ
    れますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
10月中の株式運用について、国内株式は222億円の売越し、外国株式は494億円
の売越しで10月末の組入株式の時価総額は14兆119億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は329億円の買越し、外国公社債は
405億円の買越しで10月末の組入公社債の時価総額は28兆206億円となっている。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                         <単位:億円>
                      証券会社      銀行等      投信会社         合計
1.株式投信             236,304     248,831       3,462        488,598
2.公社債投信            86,716         852          28         87,598
3.MMF                   20,293       4,690          40         25,024
合計[1+2+3]            343,314     254,375       3,532        601,221
(シェア:%)              (57.1)      (42.3)       (0.6)        (100.0)


■ 私募投資信託の資産動向
                                                         <単位:億円>
                      設定       解約(償還含む)      純資産計(前月比)
合計(株投+社投)      7,347       4,731                291,568(+4,000)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味
    されますので、本表では一致しません。


■ 不動産投信(J-REIT)の資産動向
                                                         <単位:億円>
                     21年9月(前月比)      21年8月             前年9月
純資産計              39,619(-89)          39,709              39,514
追加出資額                 0                    0                  97


■ マーケット指標(参考)
                     21年10月末(前月比)        21年9月末     前年10月末
日経平均株価(円)       10,034.74(-98.49)       10,133.23        8576.98
TOPIX(ポイント)           894.67(-15.17)          909.84         867.12
為替(1米$:円)             91.44(+1.23)            90.21          98.40
東証REIT指数              933.68(-53.66)          987.34         863.21
(ポイント)
                            (303回債)         (304回債)      (296回債)
国債利回り(%)               1.405(+0.11)         1.295          1.493



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 11月中に設定されるファンド ・・・ 4本
<株投追加型> 設定日が11月中のファンド   ・・・42本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://data.toushin.or.jp/fund/new/2009/fund09113.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-162-

    ◆今後、目論見書が薄くなる?

11月6日に金融庁が、所管するいくつかの法令等の改正案を公表し、現在その
改正案についての意見を広く一般より募集しています。この改正案において実
現される施策のひとつとして、目論見書が分かりやすく、読みやすくなること
が挙げられます。今回は今後目論見書がどう変わるのかをご説明いたします。
(ただし、法令等は案の段階であり、今後内容の変更の可能性があります。)

★交付目論見書は
現行の目論見書は、販売の際に必ず交付される「交付目論見書」と、投資家の
請求があった際に交付しなければならない「請求目論見書」に分かれています。

目論見書が分冊化されているのは、投資家にとって重要な事項を、必ず交付さ
れる交付目論見書に記載することにより、目論見書を読みやすくすることが理
由の一つでしたが、それでも現行の交付目論見書のページ数は多く、どこが重
要な項目なのかわかりにくいとの指摘がありました。

今回、公表された法令等の改正案によれば、交付目論見書に記載する事項が絞
り込まれ、投資家にとって特に重要な事項を記載することとしています。

具体的に、改正案による交付目論見書には

1.委託会社等の情報  2.ファンドの目的・特色  3.投資リスク
4.運用実績  5.手続・手数料等  6.追加的情報

をこの順で記載すると定めています。

この交付目論見書の記載事項の簡素化により、通常の投資信託であれば交付目
論見書は数ページのコンパクトなものとなり、投資家にとって読みやすいもの
となる見込みです。

★請求目論見書は
交付目論見書については、特に重要である事項を記載することによってボリュ
ームが減ることが見込まれますが、一方、請求した投資家に対して配る請求目
論見書は、交付目論見書が簡素化された分、投資信託に関する詳細な情報を伝
える必要があるため、記載内容は有価証券届出書と同じとしています。

また、投資信託に関するより詳細な情報を知りたい投資家が、迅速に請求目論
見書を入手できるよう、インターネットなどを通じた目論見書の交付手続きの
簡素化も改正案には盛り込まれています。

*これらの内容は法令等の案を基にしており、確定した内容ではありません。
詳細は金融庁のホームページをご覧ください。
http://www.fsa.go.jp/news/21/syouken/20091106-1.html



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4.カフェコーナー

    ◆電気

そろそろイルミネーションの季節がやってきた。繁華街や住宅街、それぞれの
場所で工夫を凝らして夜の街をきれいに彩り、よい雰囲気になる。表参道では
11年ぶりにイルミネーションが復活するとのこと。

でも最近、エコな考えも浸透してきて、そういうものも無駄遣いであるという
考えも出てきている。

エコでCO2を減らさなければならないならイルミネーション、そのうち無しに
なるのか?それとも最近の電球(死語?)は省エネ型だから問題ないのかな。
週末だけ点灯とか。発電所の電力は使わないで人力で照らすとか。きれいに輝
く大通りの一本裏道に入ると、ものすごい数のエアロバイクが置いてあって、
地元の商店会の人が人力で電力を作り出してるから、だんだん疲れてくると
時々イルミネーションの輝き方が不安定になったりして。

色々妄想しているうちに(イルミネーションからずいぶん飛躍してしまうが)
個人的にきついなあと思ったのはサマータイムの導入。確かにお日様が早く起
きる分、自分たちもそれにつきあって早く起きれば無駄が無いという発想はす
ばらしい。しかしそれについていける自信がまるで無い。特に夏時間に切り替
わるときの時差への対応はまず無理だ。なぜなら更なる早起きをしなければな
らなくなるから。

エコなんてあんまり気にしないでやってきたけど、これからはそういう気持ち
の切り替えをしなければならないことがたくさんでてくるのかなあ・・・。

                                                                (人業)





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  で学べる投資信託」を作成し、無料でお送りしています。

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