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No.181 (2009年5月7日発行) >>運用報告書が交付されない場合って?

                                

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         投信協会メールマガジン    No.181         2009/5/7
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.募集中ファンド

2.投資信託に関するQ&A集‐149‐
  ◆運用報告書が交付されない場合って?

3.その他
  ◆投資信託概況の発表日

4.カフェコーナー
  ◆主張


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1.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になってい
ます。

 5月中に設定されるファンド・・・ 2本
 設定日が5月中のファンド  ・・・ 5本
 5月中に設定されるファンド・・・ 1本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2009/fund09051.pdf



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2.投資信託に関するQ&A集‐149‐

  ◆運用報告書が交付されない場合って?

運用報告書とは、投資信託の運用の状況を投資家に対して報告するための書面
で、原則、投資信託が決算を迎えたら運用会社が運用報告書を作成し、販売会
社を通じて投資信託を保有している投資家に交付します。今回は、例外的に運
用報告書の作成・交付義務から除外されている場合についてご説明いたします。

★ETFの場合
ETFとは、ある指標に連動する運用成果を目指す、受益証券が証券取引所に上
場している投資信託のことですが、ETFについては運用報告書の作成・交付義務
は除外されています。

2007年9月に金融商品取引法が施行され、合わせて「投資信託及び投資法人に
関する法律」等も改正されました。運用報告書の作成・交付については、この
投資信託法等で規定されているのですが、改正されたこの法令等には運用報告
書の交付を要しない場合として、「受益証券が金融商品取引所に上場されてい
る場合」と規定されたことにより、ETFについては運用報告書の作成・交付義務
が除外されることとなりました。

ただ、運用報告書の作成・交付義務はなくなったものの、ETFを運用している運
用会社は自社のホームページなどにおいて、マンスリーレポートなどの名称で
運用の状況を投資家に対して開示しています。

★MRFの場合
MRFは毎日決算を行っている投資信託で、安全性の高いとされている債券など
を中心に運用を行う投資信託です。MRFは証券総合口座において、資金をいっ
たんプールするための商品としても用いられており、受益者数も多い商品です。

ETFと同様に、MRFについても、2007年の金融商品取引法の施行に合わせた法
令改正により、運用報告書の作成・交付義務が除外されました。
なお、MRFについては月次開示を求める投資信託協会の規則があり、その規則
に基づき月次開示資料が作成され、投資家は運用会社のホームページや販売
会社の店頭において閲覧・入手することができます。

★その他の場合
その他、一般的な投資信託でも、受益者の同居者が確実に同じ運用報告書を
受け取ると見込まれる場合(例えば同居している家族が同じ投資信託に投資し
ているような場合)であって、受益者が運用報告書を受け取らないことに同意
している場合や、適格機関投資家私募であって約款に運用報告書を交付しない
ことを定めている場合などにおいては、運用報告書の交付は必要ありません。

運用報告書についてはQ&A125回もご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/melmaga/backno/080507.html



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3.その他

  ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。4月分の
発表日は5月18日(月)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲載
は同日15時30分の予定です。



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4.カフェコーナー

  ◆主張

私は毎朝会社には電車で通勤しています。朝、通勤電車で終着駅に着くと、
たくさんの乗客が一斉にホームの階段に向かうので、階段を下りるにも一苦
労です。階段の手前には乗客が列を作って(状況が混沌として列ではなくなる
ことも)下りていきますので、階段付近はかなり混雑し、周りの乗客とのスペ
ースもかなり狭まります。

いつものような光景のとある冬の日、私は、ホームの階段付近に並んでいまし
た。四方八方から人が押し寄せるので当然スペースは狭まっている中、私の前
に並んでいる女性が、自分に掛けているマフラーの、おそらく前に垂れ下がっ
ていた部分を、後ろに無造作に勢いづけて掛け直しました。

スペースは詰まっているので、その勢いづいたマフラーの紐状になっている部
分が後ろにいた私の顔面にヒットしました。しかも紐みたいな部分が目にダイ
レクトにヒットしました。

「あのーマフラーの紐のところが目に当たったんですけど…」
「はぁ?」
みたいな感じになりそうなので何も言いませんでしたが、人ごみでマフラーを
巻きなおすときは回りに気をつけていただければと切にお願い申し上げます。

                                 (AS)



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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「不動産投資法人ガイド」「マンガ
  で学べる投資信託」を作成し、無料進呈しています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

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■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

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  きますようお願いいたします。
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