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No.174 (2009年1月21日発行) >>新しい投資信託の分類って?‐3

                                
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         投信協会メールマガジン    No.174         2009/1/21
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「投資信託入門セミナー(水戸市)」開催のお知らせ
  ◆大証との共催「投資信託入門セミナー(大阪市)」開催のお知らせ
  ◆「投資信託入門セミナー(鹿児島市)」開催のお知らせ
  ◆「不動産投信NEWS」1月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(平成20年12月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-142-
  ◆新しい投資信託の分類って?‐3

4.カフェコーナー
  ◆アナログ


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1.トピックス

  ◆「投資信託入門セミナー(水戸市)」開催のお知らせ

当協会は、投資信託への理解を深めるためのセミナーを水戸市で開催いたしま
す。

主催:(社)投資信託協会
日時:平成21年1月24日(土) 13時30分~15時40分 (受付:13時)
会場:茨城県産業会館 (JR水戸駅 徒歩3分)
講師:渡邉 信之 氏 (NPOエイプロシス所属 証券カウンセラー)

申込方法等、詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/news090124.html


  ◆大証との共催「投資信託入門セミナー(大阪市)」開催のお知らせ

当協会と大阪証券取引所は、初心者の方向けに「投資信託入門セミナー」を大
阪市で開催いたします。

主催:(株)大阪証券取引所 (社)投資信託協会
日時:平成21年2月13日(金) 18時30分~20時40分 (受付:18時)
会場:大阪証券取引所ビル3階 北浜フォーラム
講師:高山 一恵 氏 (エフピーウーマン取締役)
      「コツコツ投資で不安な時代を乗り切ろう!」
      福崎 真純 氏 (野村アセットマネジメント)
      「ETF(上場投資信託)の“入門”から“なるほど”まで」

申込方法等、詳細は下記大阪証券取引所ホームページをご覧ください。
http://www.ose.or.jp/news/0901/090109a.shtml


  ◆「投資信託入門セミナー(鹿児島市)」開催のお知らせ

当協会は、投資信託への理解を深めるためのセミナーを鹿児島市で開催いたし
ます。

主催:(社)投資信託協会
日時:平成21年2月21日(土) 13時30分~15時40分 (受付:13時)
会場:アイムビル(鹿児島商工会議所ビル) (市電「高見馬場」駅 徒歩4分)
講師:高花 富夫 氏 (NPOエイプロシス所属 証券カウンセラー)

申込方法等、詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/news090221.html


  ◆「不動産投信NEWS」1月号の公表

当協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信NEWS」1月号を公表しました。
なお、公表内容等は昨年12月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(20年12月中)

全体の概況
20年12月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比1,393億円増加して52
兆1,476億円となった。このうち、株式投信は前月比2,575億円増加(うち、運用
増3,248億円)して40兆8,433億円、MMFを除く公社債投信は前月比559億円減少し
て8兆6,916億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比1,004億円増加して18兆9,395億円、銀行等経由の残高は1,524億円増加して
21兆6,350億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比3,347億円増加して25兆5,558億円となった。

Ⅰ.公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                          
                     設定          解約(償還含む)      純資産(前月比)
1.株式投信          6,060          6,732             408,433(2,575)
2.公社債投信       28,630         29,190              86,916(-559)
3.MMF               1,101          1,724              26,128(-622)
合計[1+2+3]        35,790         37,646             521,476(1,393)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味され
     ますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
12月中の株式運用について、国内株式は575億円の買越し、外国株式は331億円の
買越しで12月末の組入株式の時価総額は11兆7,617億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は5,920億円の売越し、外国公社債は
1,471億円の売越しで12月末の組入公社債の時価総額は24兆4,833億円となってい
る。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                          
                      証券会社      銀行等      投信会社         合計
1.株式投信             189,395     216,350       2,689        408,433
2.公社債投信            85,718       1,157          41         86,916
3.MMF                   20,930       5,157          40         26,128
合計[1+2+3]            296,043     222,664       2,770        521,476
(シェア:%)              (56.8)      (42.7)       (0.5)        (100.0)


Ⅱ.私募投資信託の資産動向
                                                          
                      設定       解約(償還含む)      純資産計(前月比)
合計(株投+社投)      7,758       6,969                255,558(3,347)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味され
     ますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向
                                                          
                 20年11月(前月比)        20年10月            前年11月
純資産計           39,769(+108)            39,661              36,969
追加出資額              0                     176                 624


Ⅳ.マーケット指標(参考)
                     20年12月末(前月比)     20年11月末     前年12月末
日経平均株価(円)        8,859.56(347.29)       8,512.27     15,307.78
TOPIX(ポイント)           859.24(24.42)          834.82      1,475.68
為替(1米$:円)             91.03(-4.44)           95.47        114.15
東証REIT指数              900.36(42.76)          857.60      1,868.57
(ポイント)
                            (298回債)         (297回債)     (289回債)
国債利回り(%)              1.165(-0.23)         1.395            1.5



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。

 1月中に設定されるファンド ・・・  5本
 設定日が1月中のファンド   ・・・ 36本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2009/fund09013.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-142-

  ◆新しい投資信託の分類って?-3

★目論見書本文において記載する「属性区分」
2009年1月より、協会規則の「商品分類に関する指針」が実施され、この指針
は、目論見書などの表紙に記載する「商品分類」と、目論見書本文などの商品
説明において使用することを努めるものとする「属性区分」を定めています。
今回は「属性区分」についてご説明いたします。

属性区分は
「1.投資対象資産」「2.決算頻度」「3.投資対象地域」「4.投資形態」「5.為
替ヘッジ」「6.インデックスファンドにおける対象インデックス」「7.特殊型」
の7つの項目によって構成されています。属性区分についてはその区分が投資
家に分かりやすいよう、属性区分表と呼ばれる表を作成し、目論見書本文中に
記載します。この表は、例えばファンドの「投資対象地域」を示す列であれば、
投資対象地域の10のタイプ(グローバル、日本、北米など)が示され、そのタイ
プのうち、この投資信託がどこに属しているのかを網掛け表示で示します。例
えば北米中心に投資する投資信託であれば、「北米」が網掛けで表示されます。

★「商品分類」「属性区分」の例
ここで、ファンドAを例に挙げ、「商品分類」と「属性区分」を考えてみます。
ファンドAは以下のようなファンドとします。

・追加型投信である
・ファミリーファンド形態で、マザーファンドに投資する
・マザーファンドは国内外の債券に対して投資し、主な収益源としている
・決算は年12回、毎月
・為替ヘッジは随時行う

まず、ファンドAの実質的な収益源は国内外の債券ですので、商品分類は「追加
型投信/内外/債券」となります。
属性区分は、「投資対象資産…その他資産(投資信託証券(債券))」「決算頻度
…年12回」「投資対象地域…グローバル(日本含む)」「投資形態…ファミリー
ファンド」「為替ヘッジ…為替ヘッジあり(随時ヘッジ)」と区分されます。
「インデックスファンドにおける対象インデックス」「特殊型」の項目には該
当しないので項目自体、属性区分表には記載されません。

ファンドAは、商品分類では「追加型投信/内外/債券」と分類されているのに、
属性区分において、投資対象資産が「その他資産(投資信託証券(債券))」と区
分されていますが、これは、商品分類が投資信託の実質的な収益源を示すのに
対し、属性区分は直接投資している資産で区分しているためです。ファンドAの
場合、ファミリーファンド形態をとっているので、直接投資するのはマザーファ
ンドですから、属性区分の投資対象資産は「その他資産(投資信託証券)」と表
示され、さらにその投資信託証券を発行する投資信託(マザーファンド)が何に
投資しているのかを「(債券)」として表示しています。

★まとめ
「商品分類」と「属性区分」を簡単にまとめると、以下のようになります。
商品分類…実質的な収益の源泉によって分類され、目論見書などの表紙に記載
          される。
属性区分…より多くの項目において詳細に区分され、目論見書本文に記載され
          る。投資対象資産は直接投資する資産が表示される。

商品分類、属性区分の詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/0811topics.html



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4.カフェコーナー

  ◆アナログ

ここ最近、テレビ画面の右上に「アナログ」という文字が必ず表示されるよう
になりました。NHKはしばらく前から画面の右上にアナログの表示を行ってい
たような気がしますが、ここにきて民放も表示を始めたようです。

NHKのアナログ表示は、控えめにうっすらと小さく表示されていますが、最近
始まったと思われる民放の表示は文字が大きくくっきりしているので、いやが
おうにも目に留まります。どこのチャンネルに切り替えても、ずーっと表示さ
れているので、わかってることを何度も何度も指摘されてるような気分です。
「これアナログ放送、知ってる?」的な。知ってるよアナログ放送くらい! 
アナログなのはわかってるから、常時表示させんでもいいだろと思いますが、
アナログ停波に向けてなんとか告知しないといけないのでしょう。

ですが、アナログ表示の意味するところがわかる人には、そもそもアナログ表
示が必要ないわけで、アナログってなんだ?って人に向けて告知しないとあま
り意味がないような気がします。なので、アナログに代えて、「テレビ買え」
とか「このテレビはもうすぐ使い物になりません」とか、直接的な表示のほう
が、よくわからない人に向けての情報発信としては効果があるのではと思いま
す。この上なく邪魔ですけど。

                                                                  (AS)



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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「不動産投資法人ガイド」「マンガ
  で学べる投資信託」を作成し、無料進呈しています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/info/publish.html

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■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/cgi-bin/framed.cgi?74

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  きますようお願いいたします。
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