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No.159 (2008年6月4日発行) >>不動産投資法人(Jリート)が海外に投資できるようになった?

                                


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         投信協会メールマガジン    No.159         2008/6/4
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「投資信託入門セミナー(新潟市)」開催のお知らせ

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-127-
  ◆不動産投資法人(Jリート)が海外に投資できるようになった?

4.その他
  ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆コンビニ


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1.トピックス

  ◆「投資信託入門セミナー(新潟市)」開催のお知らせ

当協会は、投資信託への理解を深めるためのセミナーを新潟市で開催いたしま
す。

 日時:平成20年6月14日(土) 13時30分~15時20分 (受付:13時)
 場所:新潟駅前カルチャーセンター8階 (JR新潟駅 徒歩1分)
 講師:渡邉 信之 氏 (NPOエイプロシス所属 証券カウンセラー)

申込方法等、詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/news080614.html



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
 6月中に設定されるファンド ・・・ 8本
 設定日が6月中のファンド  ・・・ 19本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2008/fund08061.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-127-

  ◆不動産投資法人(Jリート)が海外に投資できるようになった?

今回は不動産投資法人(Jリート)に関する制度改正についてご説明いたします。
Jリートとは不動産等に投資を行う、投資信託法に基づくファンドのことで、 
そのファンドの投資証券が証券取引所に上場され、取引が行われています。

★海外不動産への投資はできなかった
Jリートは不動産等に投資を行うファンドですが、日本の市場に上場している 
リートは海外不動産を組み入れることはできませんでした。法令や投資信託協
会の規則においては、海外不動産への投資に関する特段の禁止規定はありませ
んが、証券取引所の上場規程により、海外不動産へ投資を行っているリートは
上場できなかったため、Jリートは実質的に海外への投資を行うことはできま 
せんでした。

★海外投資不動産鑑定評価ガイドライン
2008年1月25日に国土交通省は「海外投資不動産鑑定評価ガイドライン」を策 
定・公表しました。このガイドラインは「Jリートの運用対象資産に海外不動産
を導入するための環境整備の一助となることも念頭に置きつつ、プライベート
ファンドや国内企業による海外不動産の取得その他海外不動産への投資を行う
場合において、海外不動産を鑑定評価する際の不動産鑑定士による鑑定評価の
標準的手法について示すものである。」とし、Jリートが海外不動産への投資 
を行う際の鑑定評価の標準的手法を示し、その実現に向けての環境整備を行っ
たものです。

このガイドラインの策定を受け、東京証券取引所は「有価証券上場規程」等の
一部改正を行い、2008年5月12日に施行されました。この規程の改正によってJ
リートが海外不動産に投資を行うことが可能となりました。

★協会規則の改正
海外投資不動産鑑定評価ガイドラインの策定や上場規程の改正を受け、投資信
託協会の「不動産投資信託及び不動産投資法人に関する規則」も5月16日に改 
正されました。この規則の改正においては、ガイドラインの内容を受け、海外
不動産が所在する国・地域は、不動産に係る権利を適正に確保するための法制 
等が整備されていることや、不動産の権利の登記制度等が整備されていること、
また、取引に使用する通貨については、為替相場が適正に公表され、遅滞なく
円に転換できることなどの要件を満たしていなければならないなどの規定を新
たに設けました。

さらに、海外不動産等の取得に際しては、国内の物件を取得する場合と同程度
の調査を行うこと、鑑定評価書等の基礎的資料については国内の物件を取得し
た場合と同程度の情報の内容・精度であるものを取得すること、また、現地国・
地域の実情に応じて現地代理人の選任をするなどの、管理や賃料等の回収を行
うための必要な措置を講じることなどの規定を新たに設け、海外投資を行う場
合にあたり、投資家保護上必要と考えられる規定の整備を行いました。

★メリット・デメリットは?
海外投資不動産鑑定評価ガイドラインによれば、「Jリートの海外不動産への 
投資が可能となれば、各国不動産市場動向の多様性の確保によるリスク分散が
可能となることを通じてJリート市場そのものの魅力向上が期待できる」とし 
ています。ただし、海外投資不動産の賃料収入や売却代金は、通常であれば外
国通貨建てとなるため、為替リスクを負うこととなります。

今回の東京証券取引所の規程改正や投資信託協会の規則改正は、あくまでもリ
ートの海外投資への環境を整備するためのものですので、海外不動産に投資す
るかどうかは各リートの運用会社の判断によります。



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4.その他

  ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。5月分の
発表日は6月12日(木)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲載 
は同日14時30分頃の予定です。



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5.カフェコーナー

  ◆コンビニ

ずいぶん前に職場からちょっと歩いたところにセブンイレブンができた。何か
を買うために行くことはあまりないけども、ATMを利用するために何度か店に 
入ったことがあるが、その店に行くととても懐かしい気持ちになる。

学生の頃は1日に何度もコンビニに行っていたが、社会人になってからはあま 
り行かなくなったから、ほんの少しのコンビニ自体を懐かしいと感じる気持ち
と、なにより、そのコンビニは都心にあるにしてはものすごく広い店舗面積だ
から懐かしさを感じるんだろう。

コンビニが私の生活圏に入ってきたのは高校の時くらいからだった。田舎だっ
たのでコンビニの店舗面積は広く、店先には買い食い用?のテーブルや椅子が
用意されていて、部活の帰りにそこで友人達とジュースなんかを飲んでいた。
大学生になっても、車がないと生活できないような所に住んでいたこともあっ
て、どのコンビニの店舗も駐車場もドライブインのように広く、アイスを入れ
るフリーザーもスーパーに置いてあるもののように大きかった。

都心のコンビニは狭いところにたくさんの商品があって、中にはなんとかして
面積を広くしようとしてか、2階建てのコンビニなんかもある。狭いコンビニ 
に入ってもあまりぐっとこないけれど、たまにある広いコンビニに入ると、昔
よく行っていたコンビニの感じを思い出して胸にぐっとくる。そういうコンビ
ニに入ると買いもしないけどもおにぎりやお弁当をつい覗いてしまう。

最近はあまり縁がなくなったコンビニだが、振りかえるとそういえばアイスを
コンビニで買うことが結構あった。アイスは突然食べたくなるので(個人的に 
は)そんな時にはやっぱりコンビニって便利だなと。最近はコンビニ限定のア 
イス(値段高し)もあったりするのでつい…。

                                                                  (AS)


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