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No.153 (2008年3月5日発行) >>ライフサイクルファンドって何?

                                

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         投信協会メールマガジン    No.153         2008/3/5
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆東京証券取引所より、IRフェスタのご案内

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-121-
  ◆ライフサイクルファンドって何?

4.その他
  ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆東京マラソン2008



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1.トピックス

  ◆東京証券取引所より、IRフェスタのご案内

東京証券取引所は、ディスクロージャー促進プロジェクト“DISCLOSURE 2008”
の一環として、平成20年4月19日(土)、東京ドームシティ プリズムホールにて、
個人投資家の方々が、東証上場会社や東証上場商品の魅力に直接触れることの
できる「東証IRフェスタ2008-見れば見るほど企業価値-」を開催いたします。

詳細は下記東京証券取引所ホームページにてご覧ください。
http://www.tse.or.jp/



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
 3月中に設定されるファンド ・・・ 17本
 設定日が3月中のファンド   ・・・ 31本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2008/fund08031.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-121-

  ◆ライフサイクルファンドって何?

個人の資産運用において、個人のおかれた状況や考え方の違いによってそれぞ
れのリスク許容度(投資家が取れるリスクの大きさ)は異なります。また、それ
ぞれが人生を歩んでいくに連れ、家族構成や収入・支出などに変化が起こり、
おのずとリスク許容度にも変化が生じます。人生におけるリスク許容度の変化
に対応するように商品設計や運用を行う投資信託をライフサイクルファンドと
呼ぶことがあります。

★基となる考え方
投資家が20代や30代のうちは、一般的に定期的な収入があり、かつ今後も長期
間定期的な収入があると予想されますので、リスク許容度は大きいと考えられ
ます。一方、定年が近づいている年代では、今後の定期的な収入が見込みにく
いことが予想されますので、リスク許容度は小さくなると考えられます。

このように、年代の違いに応じてリスク許容度に変化が生じるという考え方に
基づいて、ライフサイクルファンドは設計・運用されます。

★主に2つのタイプ
ライフサイクルファンドは主に2つのタイプに分けることができます。1つは投
資家が自らのリスク許容度の変化に応じて、投資信託のスイッチングができる
タイプ(スタティックアロケーション型)で、もう1つが時間の経過によって投
資先資産の配分比率を変更するタイプ(ターゲットイヤー型)です。

★スタティックアロケーション型?
このタイプのライフサイクルファンドは複数のファンドで構成されるファンド
です。「スタティック」は「固定的な」、「アロケーション」は「配分」を意
味し、ファンドが組み入れる資産の配分比率が固定されていることを示してい
ます。スタティックアロケーションファンドは、組み入れ資産の配分比率(配
分比率は固定)が異なる投資信託を複数用意し、複数の投資信託間でスイッチ
ング(乗り換え)ができる投資信託です。

例えばAファンド(国内株式に50%、国内債券に30%、外国債券に20%投資する)
やBファンド(国内株式に20%、国内債券に60%、外国債券に20%投資する)など、
資産配分比率が異なるファンドを複数用意し、投資家は自分に合ったファンド
を選択して投資を行います。そして、投資家はこの投資信託間で多くの場合手
数料がかからずにスイッチングを行うことができます。Aファンドは株式の割合
が多く、一般的にはBファンドよりリスクが高いことが想定されますので、投資
家が例えば退職しリスクの許容度が低下したような場合、AファンドからBファ
ンドにスイッチングすることができます。

投資家は自身のおかれた状況や考え方の変化に応じて、投資するファンドを乗
り換えることができます。なお、このようなタイプのファンドの名称には「○
○50ファンド」「○○20ファンド」のように数字がつくことがあります。数字
は株式に投資する割合を示していることが多いようです。(ファンドによって
数字の意味は異なりますので目論見書などでご確認ください。)

次回も引き続きライフサイクルファンド、主にターゲットイヤー型ファンドに
ついてご説明いたします。



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4.その他

  ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。2月分の
発表日は3月13日(木)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲載
は同日14時30分頃の予定です。



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5.カフェコーナー

  ◆東京マラソン2008

2月17日(日)3万2千人が東京の街を走る「東京マラソン2008」10kmレースに
参加しました。
大会前の1月にインフルエンザにかかってしまい、楽しみにしていたのですが、
レースへの参加を断念しようかと考えていました。しかしながら、幸運にも抽
選に当り、参加ランナーとして大会に参加できることになりましたので、大会
要綱にも記されているとおり、無理せず、途中棄権などの「走らない勇気」を
持ちながら、体調や練習不足の不安があるもののスタートラインに立つことを
決めました。
そして当日。朝5時に起きて都庁へ向かいました。
10kmコースは都庁をスタートとし、日比谷公園がゴールとなります。
9時10分、前方より歓声があがりました。スタートです。「フルマラソン」と
「10km」ともに同時刻のスタートです。後方に位置している私たちのところ
では、上空を飛ぶヘリコプターの音とともに歓声のみが大きく聞こえます。ス
タートラインで何がおこっているのか全く分かりません。
スタートから20分ほど経った頃、ようやくスタートラインを踏むことができま
した。スタートラインでは都知事が手を振り、ランナーを送りだしています。
都庁を抜け、新宿の歌舞伎町の前を走ると六大学の応援団がランナーを応援し
てくれます。折角のレースなので、思う存分に楽しみたいと思いましたので、
なるべく沿道の近くを走りました。すると、沿道からは前を過ぎるランナーに
向けて「がんばれ!」の声とともに手を高く差し出してくれます。それに応え
るため、息はつらいのですが、「ありがとう!」と声を出して、ハイタッチに
応じました。声援のおかげで、楽しくなり、自然と笑顔になってしまいます。
沿道には、声援のほか、太鼓や踊り、陸上自衛隊や皇宮警察の音楽隊の演奏な
どでランナーを応援してくれます。
そして、前方に東京タワーが見えてきた頃には、日比谷公園が目前に迫ってき
ます。あと少しです。最後に日比谷公園を右に曲がるとそこは「あっ」という
間のゴール地点でした。
完走を終えたランナーへは「おいしい東京の水」のペットボトル、「青森県の
りんご」や筋肉疲労を癒すスプレー等が配布されました。走り終えた後の喉が
渇いている状態でいただくお水は、ペットボトルに書かれていますようにとて
も「おいしい」お水でした。そして、靴につけていた計測時計と交換に
『FINISHER』と刻まれた完走メダルを首にかけていただきました。何とも言え
ない充実した気分です。
東京マラソンは、とにもかくにも「人」、「人」、「人」でした。
走る「人」、大会をサポートしてくれる「人」、そして声援の「人」です。
沿道から応援してくれる声のおかげで、脚は痛いのですが、一歩前に脚を踏み
出すことができました。そして、人生の貴重な経験、思い出を作ることができ
ました。この拙い文章では、「東京マラソン」の楽しさ、感動はお伝えできな
いと思います。走ることが好きな方、是非、応募して体感してみてください。


                                                            (本馬 勇世)



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