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No.112 (2006年6月21日発行) >>議決権って何

                                

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         投信協会メールマガジン    No.112         2006/6/21
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「不動産投信 NEWS」6月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(5月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-80-
  ◆議決権って何

4.カフェコーナー
  ◆頑張れ日本!



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1.トピックス

  ◆「不動産投信 NEWS」6月号の公表

本協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信 NEWS」6月号を公表しました。
なお、公表内容等は5月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html



  ◆◆投資信託の市場動向(5月中)

全体の概況

 18年5月末の契約型公募証券投資信託の純資産残高は前月比1兆3,598億円減
少して57兆4,947億円となった。そのうち、株式投信の純資産残高は前月比
7,456億円減少(うち、運用減2兆673億円)して44兆8,002億円。MMFを除く公社
債投信の純資産残高は前月比5,591億円減少して9兆9,354億円となった。
 販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信残高は前月比
8,376億円減少して22兆1,337億円(シェア49.4%)となった。銀行等経由の販売
(いわゆる銀行窓販)も増えており、契約型公募株式投信の残高は1,115億円増
加して22兆2,978億円(シェア49.8%)となった。
 契約型私募投信の純資産残高は前月比3,886億円減少して27兆6,798億円とな
った。


Ⅰ.契約型公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                               <単位:億円>
                   設定   解約(償還含む)   純資産計(前月比)
1.株式投信      23,291      10,074       448,002(▲7,456)
2.公社債投信    42,853      48,423        99,354(▲5,591) 
3.MMF              762       1,312        27,590(▲550)
合計[1+2+3]  66,907      59,810       574,947(▲13,598)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


(2)運用状況
 株式投信にかかる5月中の株式運用は国内株式について対市場で3,563億円買
越し、外国株式は1,473億円の買越しであった。
 証券公募投資信託全体における組入れ株式は前月比9,214億円減少して18兆
3,453億円、同組入れ公社債は前月比1,104億円増加して25兆8,093億円であった。

                                                  <単位:%>
                      株式      公社債    余資その他有価証券
1.株式投信          40.9         40.1                  4.8
2.公社債投信         ―          67.0                 31.8
3.MMF                ―          42.4                 57.1
合計[1+2+3]      31.9         44.9                 12.0

●株式の売買状況(国内外合算)5,036億円の買越。


(3)主体別残高状況(契約型公募証券投資信託)
                                                  <単位:億円>
                   証券会社     銀行等    投信会社        合計
1.株式投信        221,337     222,978     3,686      448,002
2.公社債投信       96,817       2,480        55       99,354
3.MMF              22,283       5,260        46       27,590
合計[1+2+3]    340,438     230,720     3,788      574,947
       (前月比)(▲14,343)   (+942)  (▲197)  (▲13,598)

(保有割合:%)     (59.2)    (40.1)   (0.7)    (100.0)


Ⅱ.契約型私募投資信託の資産動向
                                                 <単位:億円>
                     設定   解約(償還含む)   純資産計(前月比)
合計(株投+社投)  12,924     5,443          276,798(▲3,886)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味
        されますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

                18年4月(前月比)       18年3月        前年4月
純資産計     23,803億円(+70億円)  23,733億円     14,245億円
追加出資額       68億円               1,537億円        832億円


Ⅳ.マーケット指標(参考)
                     18年5月末(前月比)   18年4月末     前年5月末
日経平均株価(円)  15,467.33(▲1,438.9)  16,906.23     11,276.59
TOPIX(ポイント)    1,579.94(▲136.49)     1,716.43      1,144.33
為替(1米$:円)     112.58(▲1.01)         113.59        108.49
東証REIT指数         1,707.50(▲10.67)      1,718.17      1,565.75
(ポイント)
                          (279回債)      (278回債)   (270回債)
国債利回り(%)         1.83(▲0.09)           1.92         1.165



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型>6月21日現在、募集中のファンド   ・・・   3本
<株投追加型>設定日が6月中のファンド         ・・・  24本
<社投追加型>設定日が6月中のファンド         ・・・   1本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2006/fund06062.pdf




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3.投資信託に関するQ&A集-80-

今回は、「議決権って何」についてご回答いたします。

★株主の権利
株式会社は、新規事業進出の際など資金が必要なときに株式を発行して資金を
集めることがあり、その資金提供に応じた出資者は株主になります。

株主には会社に対するさまざまな権利が与えられますが、その権利は大きく2
つに分けられます。1つ目は、利益配当請求権(配当金受取りに係る権利)や
新株引受権などのように、株主個人の利益のみに関係する権利である自益権で、
2つ目は、株主全体の利益に影響する権利である共益権です。

★議決権とは
議決権は、共益権の1つで、株主総会に出席して議決権を行使する権利のこと
です。

株主は会社に出資していますので、会社の所有者であるともいえます。日常の
会社の経営は、取締役などに任せていますが、その取締役を誰にするかといっ
たことやその他の会社運営に係る重要な事項は、株主の意向に従って決めるこ
とになっています。

株主総会は、こうした会社運営に係る重要な事項を決議するために開催されま
す。

★投資信託が保有する株式の議決権の行使は
投資信託が保有する株式の議決権の行使については、運用会社である投資信託
会社がその指図を行うことになっています。議決権行使に係る主な流れは、次
のとおりです。

1.株主総会の招集通知が信託銀行に届きます。
    ※投資信託が保有する株式の名義は受託者である信託銀行になっています。
2.信託銀行は、当該召集通知を投資信託会社に送ります。
3.投資信託会社は、召集通知に記載された各議案について賛成、反対などの
    議決権の行使内容を決めて信託銀行に連絡します。
4.信託銀行は、投資信託会社の指図に基づいて議決権を行使します。

★投資信託会社の議決権行使の考え方は
投資信託会社は、議決権の指図行使に係る基本姿勢、議決権の指図行使に係る
意思決定プロセスおよび体制等の整備、或いは効果的な議決権の指図行使に資
するためのスクリーニング基準等を定めた議決権の指図行使に係る規定を作成
しています。

この規定は、議決権行使の考え方として投資信託会社のホームページ等により
開示されています。



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4.カフェコーナー

  ◆頑張れ日本!

頑張れ日本!

今、日本中で盛り上がっているサッカーのワールドカップ。スポーツ(観戦)
大好きな私もすっかり夜型の生活を送っています。

私にとってのサッカーは、小学校のサッカークラブで漫画「キャプテン翼」を
教科書に経験した程度なのですが、当時と最近のサッカーとでは、サッカーそ
のものがまるで違う気がします。(ボランチってポジションって昔からありま
したっけ?)

ただ、世界各国の試合を見ると「タイガーショット」や「ドライブシュート」
(いずれも「キャプテン翼」の中の必殺シュート)は本当にあったんだと感動
してしまいます。世界レベルのプレーを見ると、サッカーと全然関係ないので
すが、何故か「明日から仕事頑張っていこう!」という気持ちになります。

それにしても日本代表。第1戦のまさかの逆転負けに続き、第2戦はドロー。
サッカーのド素人の目からではありますが、内容もよくなかったように思いま
す。

応援している分だけ、結果のついてこなかった試合の後のダメージは本当に大
きい。悔しくてなかなか寝付けない。次の日もイマイチ調子がでない。こうい
う応援の仕方はよくないことだとは思うのですが・・・・・・

でも、日本のワールドカップはまだ終わったわけではありません。

次は、ブラジル戦。頑張れ日本!


                                                             (K.T)



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