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No.101 (2006年1月11日発行) >>個別元本方式って何

                                

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         投信協会メールマガジン    No.101         2006/1/11
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.新年のご挨拶


2.募集中ファンド


3.投資信託に関するQ&A集-69-
  ◆個別元本方式って何?

4.その他
  ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆ペットブームに便乗


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1.新年のごあいさつ

新年、明けましておめでとうございます。
本会は、本年も投資家の方々に投資信託に関する様々な情報をお届けしたいと
考えております。
引き続き投信協会メールマガジンのご愛読をよろしくお願い申し上げますとと
もに、皆様方にとって幸多い年となりますようお祈り申し上げます。


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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっています。

<株投単位型>1月11日以降1月中に設定されるファンド ・・・  9本
<株投追加型>設定日が1月中のファンド              ・・・ 12本
<社投単位型>1月11日以降1月中に設定されるファンド ・・・  1本
<金銭信託受益権投信>設定日が1月中のファンド      ・・・  1本


詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2006/fund06011.pdf


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3.投資信託に関するQ&A集-69-

今回は、「個別元本方式って何」についてご回答いたします。

★個別元本方式とは
「個別元本」とは、ファンドを保有する受益者毎の取得元本のことです。ファ
ンド取得時の基準価額(販売手数料等は含みません)が当該受益者の個別元本
になります。個別元本は、同一ファンドを複数回取得した場合に移動平均によ
り再計算されるほか、収益分配金の支払い時に修正される場合があります。

追加型投資信託(MRF等の日々決算型公社債投信を除く)は、収益分配金や換
金・償還時の課税額の計算を受益者毎の個別元本に基づいて行います。この課
税方法のことを「個別元本方式」といいます。

・移動平均による個別元本の計算方法
【初回買付時の個別元本】
  買付金額÷買付口数
【次回以降取得時】
(直近の残余取得金額+以降買付金額)÷(直近の残余口数+以降買付口数)

★収益分配金への課税
収益分配金は、追加型公社債投信の場合は全額課税対象ですが、追加型株式投
信の場合は受益者毎の個別元本に基づき課税対象となる「普通分配金」と非課
税の「特別分配金」に分けられます。

特別分配金が非課税となるのは、税法上元本の払戻しとされているからです。
また、特別分配金を受取った受益者のその後の個別元本は、当該特別分配金の
額だけ減額調整されます。

・「普通分配金」と「特別分配金」の計算方法
各受益者の個別元本と決算日の「分配金落ち後の基準価額」を比較して
1)落ち後の基準価額が個別元本と同額または上回る場合、全額を「普通分配
    金」
2)落ち後の基準価額が個別元本を下回る場合、下回った額を「特別分配金」
    とし、残余を「普通分配金」とします。
※具体的な計算例はNo.41メルマガ「特別分配金とは何ですか?」に掲載され
  ています。

★換金及び償還時の課税
解約による換金や償還の場合は、解約(償還)価額から個別元本を差し引いた
収益に対して課税されます。

また、株式投信については、買取により換金するケースが増えてきています。
この場合、買取価額から取得価額を差し引いた収益に対して課税されます。こ
の「取得価額」には、個別元本に販売手数料等の購入コストを加算できること
になっています。


次回は、「インデックスファンドって何」についてご回答いたします。


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4.その他

  ◆投資信託概況の発表日

投資信託協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
12月分の発表日は1月17日(火)を予定しております。なお、ホームページへ
の記事掲載は同日14時30分頃の予定です。


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5.カフェコーナー

  ◆ペットブームに便乗

もういくつ寝るとお正月…等と幼い頃楽しみにしていたお正月も、年を重ねる
につれ、「特別」という感動が薄れてきているように思います。

とは言っても、やはりお正月に年賀状をもらうのはうれしいものです。出した
り受け取ったりとのやり取りの中に、電話で話すまでもなく、また、メールを
送るほどでもなくという程度でも近況を知ることができるからです。もちろん
後日の年賀状のお年玉抽選会も楽しみの一つですが。

年賀状の発売時には、「今年こそ、早目に出そう。年末は余裕、余裕。」なん
てことを思いつつも、例年のことながら、年末ギリギリに出す私の年賀状には
「お元気ですか?」と一言添えることが精一杯で、それ以上の文言を添えてい
ません。しかし、元旦には着くようにとの願いを込め、半ば徹夜を行っている
私に対し、家人は真っ白なはがきを積んだまま、「賀状は本来、元旦に書くべ
きもの」なんて負け惜しみを言っていましたが、大晦日にあせって書いてはい
ました。

この年賀状もパソコンの普及に伴いカラフルになってきたものの、裏面の印刷
に加え、宛名も印刷が主流になってきたためか、年々味気なさを感じるように
なりました。かく言う私も、数年前までは宛名くらいは手書きでと豪語し拙筆
ながら宛名を書いていましたが、字を書かなくなった昨今はさらに下手な文字
の羅列化は進み、今は文明の利器パソコンに頼りきりです。

さて、受け取った今年の年賀状の特色はと言いますと、近年のペットブームの
影響を受けてか、あるいは干支の戌年に因んでか、家族の一員としての愛犬の
写真が多く見受けられました。きれいな髪飾りをつけたりドレスアップしたり
と様々でしたが、脚半を付けた犬の写真には驚かされました。

今年は戌年、「わん!ダフル」な一年にしたいとの願いと若干の投資意欲のウ
ズキを胸に秘めて(あら、公言してしまいました)、ペット産業に参入してい
る会社はどこかと年初からインターネットの検索をしている私です。

                                    (投資先に迷える未年生まれの子犬)


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