No.1 (2001年12月05日発行) >>投資信託ってなに
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投資信託協会メールマガジン No. 1 2001/12/5
発行:毎月第1・第3水曜日
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------------------------発刊にあたって------------------------------
投資信託協会のメールマガジンの発刊に際し、購読のお申込みをいただきあ
りがとうございました。今般、当協会は、ホームページ上での情報発信に加
え、メール配信サービスを始めることにいたしました。
投信に関するトピックス、ファンドの最新情報、投信解説コーナー、気楽な
読み物「カフェコーナー」などを設け、より充実した内容をお届けしたいと
考えております。
皆様に愛されるメールマガジンにしていきたいと考えておりますので、末永
くおつきあいいただきますようお願い申し上げます。
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●--● CONTENTS ●--●
1.トピックス
◆ 講演会の開催(大阪)
◆ 投資信託に関するアンケート調査 (1)
◆ 発行物のご案内
2. 募集中ファンド
3. 投資信託入門
◆投資信託ってなに?
4. カフェコーナー
◆ファイナル・アンサー
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1.トピックス
◆ 投信フォーラム2001 大阪講演会のお知らせ ◆
当協会では、一般投資家および投資信託に興味のある方々を対象に有力な資産
運用方法として注目を集める投資信託についての講演会「投信フォーラム2001」
を大阪で開催します。(詳しくはhttp://www.toushin.or.jp/info/index.html
を覧下さい。)
日時:12月11日(火)13:30 ~16:40(13:00開場)
場所:朝日生命ホール8階
内容:第1部「ケントの面白マネー学」ケント・ギルバート氏
第2部「私たちの暮らしと投資信託」
「日本人と投資」
参加ご希望の方は、〒住所、氏名、年齢、職業、参加人数を明記の上、
toushin@nks.jp へお申し込み下さい。お申し込み確認後、ご招待状をお送り
いたします。
◆ 投資信託に関するアンケート調査(1) ◆
当協会では、毎年、一般世帯を対象とした投資信託とのかかわり方に関する実
態調査を実施している。今年も8月24日から9月3日にかけて、首都圏、阪神圏の
一般世帯(投資信託保有世帯に限らない)を対象に調査が行われ、11月「投資
信託に関するアンケート調査報告書」として公表した。
その中から、主な内容を今回と次回の2回にわたってご紹介したい。
――投資信託の保有率は上向き 前回比5.9ポイント上昇――
投資信託の保有率は16.5%で前回調査から5.9ポイントのアップとなり、保有率
が上向いている傾向がうかがわれる。
年齢別にみると世帯主年齢60歳以上が44.4%と一番高く、職業別では「管理職・
役員」「無職・その他」の世帯(あわせて49.0%)が一番高い。
投資信託を保有している世帯で、保有している種類は「MMF又は中期国債ファン
ド・MRF」が48.2%と圧倒的に高く、「国内株式ファンド」は23.9%、「国内債
券ファンド」は23.1%であった。
――購入の決め手は「利回りのよさ」や「安全性の高さ」――
購入のきっかけは、「証券会社や銀行などの人からの勧め」が56.8%で最も高
く、ここ5回連続でトップを占める。
購入の方法は、「金融機関の店頭で」が49.2%、次いで「営業マンから購入」
が35.6%と続いている。
購入の窓口は、「証券会社」が74.0%(前回比10.4ポイント減少)、「銀行等
の金融機関」が20.2%(前回比7.6ポイント上昇)である。
購入の決め手は、「利回りのよさ」が49.5%と最も高いが、前回調査に比べる
と8.0ポイント減少しており、3回連続の減少となっている。次に高いのは「安
全性の高さ」32.3%であるが、前回比8.3ポイント上昇しており、投資家の安全
性重視の姿勢がうかがえる。
(次号へ続く)
◆ 発行物のご案内 ◆
☆☆日経225ETF:大阪証券取引所(A4 9ページ)
ETFとは株価指数に連動する上場投資信託のこと。大阪証券取引所では日経
225に連動するETFについて解説するパンフレットを作成しました。
詳しくは、大阪証券取引所ホームページ http://www.ose.or.jp/をご覧下さい。
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2. 募集中ファンド
12月5日現在募集中の新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等が一覧
表になっています。詳しくは添付のファイルをご覧下さい。
(fund01121.pdf)
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3. 投資信託入門
◆投資信託ってなに? ◆
最近よく目にする“投資信託”という文字。マネー誌や金融機関の店頭で見か
けることからお金を貯めるための金融商品なのでしょうか?
その通り。投資信託は金融商品のひとつです。
その仕組みは、「たくさんの人からお金をファンドという形でひとつにまとめ、
運用の専門家が株式や債券などに投資し、その投資によって得られた収益を投
資した人に配分する仕組み」です。
“集めた資金をどのような対象に投資するか”を、投資家が選んだ専門家に信
じて任せる(信託する)ので""投資信託""と呼ばれています。
皆さんからお預かりした資産は、投資信託会社が運用します。投資信託会社で
はアナリストとよばれる調査の専門家が経済・証券市場に関してさまざまな調
査をし、その調査結果に基づいてファンドマネージャーが運用方針や投資対象
を決定し、信託銀行に対して実際の運用を指図します。
資産をしっかり保管・管理しているのは信託銀行です。信託銀行は投資信託会
社が出す運用の指図に従って、株式や債券などの管理・処分を行います。また、
信託銀行では自行の財産とは区別してお預かりした資産を保管(分別保管)し
ますので、万一信託銀行が破綻した場合においても、お預かりした資産は制度
的に安全です。
投資信託の魅力は?
1.小口投資・・・少ない金額から購入できます
2.分散投資・・・株式や債券などに分散して投資します
3.専門家による運用・・・専門家に運用をお任せできます
次回は、いくらから買えるの? 分散投資のメリットってなに?
について説明します。
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4. カフェコーナー
◆ファイナル・アンサー ◆
今、巷では「ファイナル・アンサー」という言葉が流行している。こ
れはテレビの人気クイズ番組で、ご存知の方も多いと思う。解答方法
は、解答者が4つの選択肢の中から正解と思うものを選ぶが、答えが
解からないか迷った場合は、3問まで自由に外部の人の協力を得て解
答を選択してもよい。いずれにしろ最後に「ファイナル・アンサー」
と宣言した後は解答の変更が出来ない。そして無事10問正解すると
高額の賞金を手中に納めることが出来るというものである。
ところで、投資信託は今年で50年の歴史を持つことになった。その
間様々な改善が行われたが、特に95年以降とりわけ98年以降の法
律の改正により、投資信託について大きな改革が行われた。例えば、
投資信託の取扱いは、証券会社と投資信託会社だけであったものが銀
行・信金や生・損保会社等が加わりあらゆる金融機関が可能となった。
さらに、株式や債券などに投資する「証券投資信託」だけでなく実物
の不動産を運用対象とする「不動産投信」や「ファンド・オブ・ファ
ンズ」、「会社型投信」も可能となった。
一方、運用会社(投資信託会社)数は証券系以外に銀行系、外資系の
進出により10年前の20社から今や85社となっている。
このように投資信託は、今後の飛躍のための手立て・道具が出揃う反
面、販売・運用競争が一段と激しくなっている。その中で、10月か
ら確定拠出年金制度が導入され、投資信託はそのフィールドでの活躍
が期待されると同時に、否応なしに広く国民の目にさらされることと
なる。
正に投資信託は21世紀の個人金融資産の有力な運用の担い手として
表舞台に立った。後は、演者である夫々の販売会社、運用会社(投資
信託会社)が""投資家の信頼""という高額ブランドの獲得を目指して、
どのような工夫・改革を行い、真に魅力的な商品の提供をしていくの
か、もはや失敗が許されない「ファイナル・アンサー」が求められる
時期に来ているのではないだろうか。
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