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No.68 (2004年9月1日発行) >>平成16年以降株式投信の税制ってどう変わったの<その1>

                                



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         投信協会メールマガジン    No.68          2004/9/1
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆10月4日は証券投資の日

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集 -37-
    ◆平成16年以降株式投信の税制ってどう変わったの<その1>

4.その他
    ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
    ◆「ライト兄弟」


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1.トピックス

◆10月4日は証券投資の日 ◆

★全国10地区25会場でイベントを開催 (入場無料)★
  <主催>証券知識普及プロジェクト(日本証券業協会、東京証券取引所、
          投資信託協会、証券広報センター)

証券知識普及プロジェクトでは、10月4日(トーシ)「証券投資の日」とし
て、記念イベントを開催いたします。
今年は10月1日~13日の間に、全国10地区25会場において、証券投資
をはじめ様々なテーマで各界の著名人・有識者による記念イベントを開催いた
します。
特に、東京、大阪、名古屋会場においては、主としてビジネスマンやOLの方
々に参加いただけるよう、午後6時以降から始まるイブニングセミナーを連続
的に開催いたします。

開催地区と開催日、会場は以下の通りです。
東京地区   10月1日(金) 証券広報センター「証券情報室」
 〃        10月2日(土) 東京証券取引所「東証アローズ」
 〃        10月4日(月) よみうりホール
 〃        10月5日(火) 新宿明治安田生命ホール
 〃        10月6日(水) 池袋「メトロポリタンプラザ」
 〃        10月7日(木) 渋谷「ダイヤモンド社石山記念ホール」
 〃        10月8日(金) 東京八重洲ホール
 〃        10月13日(水) 品川「コクヨホール」
大阪地区   10月4日(月) 大阪市中央公会堂
 〃        10月5日(火) 日本証券業協会大阪地区協会会議室
 〃        10月6日(水) 阪急グランドビル
 〃        10月7日(木) 神戸国際会館
 〃        10月7日(木) 大阪市中央公会堂
 〃        10月8日(金) ぱ・る・るプラザ京都
名古屋地区 10月6日(水) 愛知厚生年金会館ホール
 〃        10月13日(水) 名証インフォメーションセンター
北海道地区 10月6日(水) 札幌グランドホテル
東北地区   10月1日(金) 仙台「電力ホール」
新潟地区   10月4日(月) ホテルオークラ新潟
北陸地区   10月4日(月) 石川県文教会館
中国地区   10月4日(月) 広島「中国新聞ホール」
四国地区   10月4日(月) 高松商工会議所
九州地区   10月1日(金) 福岡「西鉄グランドホテル」
 〃        10月5日(火) 小倉「リーガロイヤルホテル小倉」
 〃        10月13日(水) 鹿児島「いわさきホテル・ザビエル」


経済評論家や株式評論家などの著名人による講演を中心に、興味深い内容とな
っていますが、詳細につきましては、9月1日にオープンの下記URL(イー
トーシネット)をご覧ください。
http://www.e-104.net

★記念イベント専用サイト「e-104.net」(イートーシネット)を開設し、
ネット上でも入場申込みが可能となりました(9月1日オープン予定)。
各会場で行われるイベントへの参加は、原則として事前申込制となっており、
昨年は、ハガキやFAXでお申込みを受け付けておりましたが、今年は、それ
に加え、インターネット上でもお申込みをお受けできるよう、記念イベント専
用サイト「e-104.net」(イートーシネット)を開設いたします。



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。

<株投単位型>9月1日以降9月中に設定されるファンド・・・・・・ 9本
<株投追加型>設定日が9月中のファンド・・・・・・・・・・・・・ 5本
<社投単位型>9月1日以降9月中に設定されるファンド・・・・・・ 1本
<委託者非指図型>9月1日現在、募集中のファンド・・・・・・・・ 2本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2004/fund04091.pdf



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3. 投資信託に関するQ&A集  -37-

◆平成16年以降株式投信の税制ってどう変わったの<その1>◆

株式などの税制改正が進んできていますが、公募株式投資信託(以下「株式投
信」という。)の税制も平成16年1月以降変わりました。
今回と次回の2回のQ&Aで、個人投資家の方が株式投信を購入した場合の税
制について、平成16年1月以降変更した主な事項をご回答いたします。

★分配金に係る税金
1)税率の軽減
これまでは、20%(所得税15%、住民税5%)の税率でしたが、平成20
年3月末までの分配金(特別分配金を除きます。)は、10%(所得税7%、
住民税3%)の税率になりました。

2)源泉分離課税から総合課税(申告不要)へ
これまでは、預金等と同じ源泉分離課税として取扱われてきましたが、本年1
月からは総合課税として取扱われることになりました。ただし、申告不要とな
っておりますので、確定申告しなければ源泉徴収税額を負担するだけで課税関
係が終了となり、実質的にはこれまでの源泉分離課税と同様の取扱いになって
います。

一方、確定申告を行うと、他の所得と合算して総合課税の取扱いとなり、累進
税率が適用された上で源泉徴収税額の調整を受けることになります。また、確
定申告した際には、一定の条件を満たした分配金について、配当控除の適用を
受けることもできます。

3)配当控除
信託約款に記載されている投資制限において外貨建資産及び株式以外の資産の
割合がいずれも75%以下のファンドの場合については、確定申告すると分配
金の一部を所得税及び住民税から控除することができます(投資家の課税所得
金額によっては控除を受けると逆に不利となる場合があります)。

★解約(償還)益に係る税金
分配金に係る税の取扱いと同様の変更が行われました。

1)税率が20%から10%になりました。
2)源泉分離課税から総合課税(申告不要)になりました。
3)配当控除の制度も分配金に係る税と同様に利用できます。

★買取時の譲渡益に係る税金
本年1月から、取得価額(販売手数料も含めます。)が買取価額を上回る額に
ついて、譲渡益として10%(所得税7%、住民税3%)の申告分離課税がか
かることになりました。(税率の10%は、平成19年12月末までです。)

これまで、株式投信の譲渡益は非課税とされていましたが、販売会社が解約に
つなげる際にかかる源泉税相当額が控除されていました。
この源泉税相当額については、本年1月以降は、原則として控除されないこと
となっています。(ただし、本年1月以降に入庫した受益証券の買取請求につ
いては、引続き源泉税相当額が控除されます。)

次回は「平成16年以降株式投信の税制ってどう変わったの<その2>」とし
て損益通算、損失の繰越等についてご回答いたします。



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4.その他

◆投資信託概況の発表日◆


投資信託協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
9月の発表日は9月13日(月)を予定しております。なお、ホームページへ
の記事掲載は同日14時30分頃の予定です。



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5.カフェコーナー

◆「ライト兄弟」◆

198×年8月末日、中学1年の夏休みも終わりが近くなり、私は(例年通り)
夏休みの宿題に追われていた。

大方の宿題が終わった頃(ほとんどやっつけ仕事ですが…)、読書感想文の題
材をどうしようかということが気になりだしていた。

当時の私の愛読書は、もっぱら少年ジャンプ等の週刊誌でした。(こういうの
は愛読書とは言えませんか?)はっきり言って、字ばっかりの本なんて全く読
む気にもならないという中学生だった。
よく「“まえがき”と“あとがき”だけ読んで書けばいいんだよ。」というこ
とを聞いていたが、とてもそれだけの情報で原稿用紙3枚もの感想など書ける
はずもない。「どうするんだー」とイライラしだしていた頃、本棚にある数少
ない漫画以外の本の中の一冊の本に目がついた。

「ライト兄弟」

実は私は、小学校の5年、6年の時に「ライト兄弟」を題材に読書感想文を書
いていたが、6年の時は同じ本なので読むのも書くのも「大分楽だなぁ。」と
感じていた。

「またこれにするか。」と思い、パラパラページをめくり数ページ読んでみた
ところ、3回目はもっと簡単だと感じた。何といってもどんどん読める。過去
に読んだ時には気づかなかったことも3回も読むと見えてくるものですねー。
新しい発見も色々あり、結構楽しく読んだのを記憶している。

そんなわけで夏休みの宿題も無事終わった。3回目の宿題が楽だったのに味を
しめたのか、3回も同じ題材で感想文を書いたんだし継続してみようかと思っ
たのか、多分両方のことを考えていたと思うが、中学2年も3年の夏休みもや
はり「ライト兄弟」を題材に感想文を書いた。

ちなみに、1度だけ優良感想文として学校内で展示されました。

そういうわけで、私の読書感想文の題材は、小学5年以降ずっと「ライト兄弟」
だった。何度も読んだせいか、20年近くたった今も本の内容は割と覚えてい
る。記憶していることを2、3あげると

・兄さんの方はアイスホッケーをやっていた時(キーパーをやっていたそうで
す。)に怪我をしたことから、テスト飛行はいつも弟の方がパイロットとして
機上していた。
・下にはまだ妹がいた。
・飛行機作りをしていた頃は2人で自転車屋をやっていた。

他にもまだまだ記憶していることはありますが、「ライト兄弟」の紹介が目的
ではないのでこの辺にしときます。

そんな過去を持つ私ですが、現在は仕事柄「投資信託」の字ばかりの本をよく
読んでいます。苦痛は特にありません。もっと言えば、割と本を読むのは好き
だと感じています。

長々と書いてきましたが、言いたかったのは次のフレーズです。

時間が過ぎれば人は変わるものである。(格言としての説得力はいまいちです
ね。)                                                         (K.T)



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