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No.98 (2005年11月16日発行) >>特定口座って何

                                

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         投信協会メールマガジン    No.98         2005/11/16
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●


1.トピックス
  ◆投資信託に関するテレビ放映のご案内!
  ◆「投資信託入門セミナー」の開催
  ◆「不動産投信 NEWS」11月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(10月中)


2.募集中ファンド


3.投資信託に関するQ&A集-66-
  ◆特定口座って何?

4.カフェコーナー
  ◆まぎらわしい



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1.トピックス

  ◆投資信託に関するテレビ放映のご案内!

投資信託協会では、「投資信託スペシャル―これが決め手、あなたの資産運用
―」としてテレビ放映をいたします。
ゲストにタレントの早見優さんをお招きして、当協会の会長と進行役のキャス
ターの3者による対談をメインに、ビデオでの解説も交えながら、低金利時代
における資産運用の必要性、リスクとリターンとの関係、投資信託の仕組みや
利用方法等についてお伝えする内容となっています。
放送局は、テレビ埼玉、ちばテレビ、tvk(テレビ神奈川)の3局、放映日
時は以下の通りです。

テレビ埼玉    11月25日(金)19:30~20:00
tvk        11月26日(土)10:30~11:00
ちばテレビ    11月27日(日)18:30~19:00


  ◆「投資信託入門セミナー」の開催(入場無料)

投資信託協会と大阪証券取引所では、初心者の方向けに「投資信託入門セミナ
ー」を開催いたします。
「貯蓄から投資へ」の声が広がる中、資産運用の有力な手段として、投資信託
が注目されています。
この機会に、投資信託について基礎からじっくり勉強してみませんか。

皆さまのご参加をお待ちしております。

開催内容は以下のとおりです。
開催日:平成17年12月7日(水)
時  間:開場/18:00    開講/18:30
会  場:大阪証券会館  9階ホール
定  員:200名
講  師:藤沢久美氏 「資産づくりのための投資信託の選び方と使い方」
        石井 寛氏 「大証上場ファンドについて」
        土屋孝樹氏 「REIT投資の基礎知識」

(お申し込み方法)
以下の方法で受付けます(原則、事前申込制)。
ホームページからのお申し込み ⇒ 大阪証券取引所 http://www.ose.or.jp/
FAXでのお申し込み ⇒ 06-6227-5272

詳しくは、大阪証券取引所ホームページをご覧ください。

〔個人情報の取扱い〕
いただいた個人情報は、本セミナーの申込確認書送付のため確認事項等が発生
した場合の連絡、開催日当日の参加確認のみに使用いたします。


  ◆「不動産投信 NEWS」11月号の公表

本協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信 NEWS」11月号を公表しました。
なお、公表内容等は10月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(10月中)

全体の概況
17年10月末の契約型公募証券投資信託の純資産残高は前月比4,727億円増加し
て49兆2,723億円となった。そのうち、株式投信の純資産残高は前月比8,922億
円増加(うち、運用増942億円)して35兆7,306億円。MMFを除く公社債投信の純
資産残高は前月比3,697億円増加して10兆4,588億円となった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信残高は前月比
3,856億円増加して17兆5,663億円(シェア49.2%)となった。銀行等経由の販売
(いわゆる銀行窓販)も増えており、契約型公募株式投信の残高は4,975億円増
加して17兆8,392億円(シェア49.9%)となった。
契約型私募投信の純資産残高は前月比7,379億円増加して22兆8,306億円となっ
た。


Ⅰ.契約型公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                   <単位:億円>
                      設定       解約(償還含む)    純資産計(前月比)
1.株式投信          18,598         10,617         357,306(+8,922)
2.公社債投信        54,128         57,826         104,588 (▲3,679) 
3.MMF                  954          1,470          30,828 (▲516)
合計[1+2+3]      73,680         69,914         492,723 (+4,727)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
味されますので、本表では一致しません。


(2)運用状況
株式投信にかかる10月中の株式運用は国内株式について対市場で1,239億円買
越し、外国株式は415億円の買越しであった。
証券公募投資信託全体における組入れ株式は前月比3,340億円増加して13兆
8,749億円、同組入れ公社債は前月比2,208億円減少して24兆2,378億円であっ
た。
                                                       <単位:%>
                       株式          公社債        余資その他有価証券
1.株式投信           38.8           45.3                4.2
2.公社債投信          ―            66.4               32.3
3.MMF                 ―            35.2               64.5
合計[1+2+3]       28.2           49.2               14.0


●株式の売買状況(国内外合算)  1,654億円の買越。

(3)主体別残高状況(契約型公募証券投資信託)
                                                     <単位:億円>
                  証券会社       銀行等     投信会社        合計
1.株式投信       175,663      178,392       3,251       357,306
2.公社債投信     101,437        3,088          62       104,588
3.MMF             24,365        6,415          47        30,828
合計[1+2+3]   301,466      187,896       3,360       492,723
      (前月比)   (-60)  (+4,696)      (+92)     (+4,727)
(保有割合:%)   (61.2)     (38.1)     (0.7)      (100.0)


Ⅱ.契約型私募投資信託の資産動向
                                                      <単位:億円>
                      設定     解約(償還含む)      純資産計(前月比)
合計(株投+社投)    13,240         7,232          228,306(+7,379)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
味されますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

                17年9月(前月比)         17年8月         前年9月
純資産計     18,805億円(+984億円)    17,821億円      11,009億円
追加出資額      470億円                    750億円          42億円


Ⅳ.マーケット指標(参考)
                     17年10月末(前月比)   17年9月末      前年10月末
日経平均株価(円)    13,606.50(+32.2)   13,574.30      10,771.42
TOPIX(ポイント)      1,444.73(+32.45)   1,412.28       1,085.43
為替(1米$:円)       116.39(+2.95)      113.44         105.90
東証REIT指数           1,535.53(-68.44)   1,603.97       1,491.09
(ポイント)
                         (273回債)       (273回債)     (264回債)
国債利回り(%)          1.545(+0.07)          1.475           1.49


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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型>11月16日現在、募集中のファンド    ・・・    9本
<株投追加型>設定日が11月中のファンド          ・・・   26本
<社投単位型>11月16日現在、募集中のファンド    ・・・    1本
<金銭信託受益権投信>設定日が11月中のファンド  ・・・    1本


詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2005/fund05112.pdf


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3.投資信託に関するQ&A集-66-

今回は、「特定口座って何」についてご回答いたします。

★特定口座とは
平成15年1月以降、証券取引所に上場している株式、ETF、不動産投信等(以下
「上場株式等」)の売買(譲渡)益にかかる課税方法が申告分離課税に一本化
されました。

申告分離課税は、年中に発生した上場株式等の譲渡益について確定申告を行い、
他の所得と分離して税金を納める課税方式のことですが、「特定口座」は、確
定申告を不要としたり、申告手続きを簡易にするために導入された仕組みです。

★特定口座の仕組みは
証券会社や銀行等の販売会社に特定口座を開設すると、販売会社が当該口座を
通じて行われた上場株式等の譲渡損益の計算を行い「年間取引報告書」を作成
します。

特定口座には、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2つの種類があります。
「源泉徴収あり」を選択すると、販売会社が納税も代行するため源泉徴収によ
り課税関係が終了し、確定申告が不要になります。

「源泉徴収なし」を選択すると、投資家自身で確定申告を行います。「年間取
引報告書」には確定申告に必要な内容が記載されていますので、この内容を確
定申告書の所定の欄に記載して、年間取引報告書を添付する形で申告します。

★特定口座の源泉徴収の仕組みは
販売会社は、特定口座(源泉徴収あり)を通じて行われた上場株式等の取引に
ついて、投資家が売却する都度、年初から今回の取引までの譲渡益の額を計算
し、年初から前回の取引までの譲渡益の額を超える額が生じた場合に、その超
える額に対して源泉徴収を行ないます。
※源泉徴収税率は、平成19年12月末までは10%(所得税7%、地方税3%)です
(平成20年1月以降は20%(所得税15%、地方税5%)となる予定)。

一方で、今回の取引で譲渡損が生じ、今回の取引までの譲渡益の額が前回の取
引までの譲渡益の額に満たなくなった場合には、超過徴収した額を特定口座に
返還します。

つまり、投資家が上場株式等を売却する都度、年初から今回の取引までの損益
が通算され、その譲渡益に対する税額が源泉徴収されたり、今回の取引により
超過となった税額が返還されたりします。

そして、源泉徴収された税額は、販売会社が年間分を一括して翌年の1月10日
までに国または都道府県に納付します。

★特定口座を開設する手続は
特定口座の開設に当たっては、「特定口座開設届出書」と「本人確認書類」が
必要になります。

投資家は、氏名、住所及び生年月日等の必要事項を記載した「特定口座開設届
出書」を販売会社に提出し、住民票の写しや運転免許証等の「本人確認書類」
を提示して本人であることの確認を受けることで特定口座を開設できます。
※詳しくは、販売会社にお尋ねください。

★投資信託も対象なの
特定口座制度は、平成15年1月から始まりました。ETFや不動産投信等の上場投
資信託は、制度開始当初から対象となっていましたが、公募の株式投資信託に
ついては、平成16年10月から取扱いが認められました。
※外国籍の公募株式投資信託については、平成16年4月から取扱いが認められ
ています。

特定口座(源泉徴収あり)を利用すると、株式投資信託の解約(償還)損や買
取による売買損益または株式等の譲渡損益との損益通算が行われ、納税も販売
会社が代行してくれます(確定申告は不要です)。

ただし、他の販売会社に開設した特定口座を通じて行った株式投資信託等の譲
渡損益との損益通算を行う場合は、確定申告が必要です。


次回は、「不動産投信にはどんな種類があるの」についてご回答いたします。



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4.カフェコーナー

  ◆まぎらわしい

大学時代、私は剣道部に所属していました。いわゆる“体育会”と呼ばれると
ころで、色んな""豪快な""連中がいました。

練習試合の日に「バイクで事故った。」と言って足を引きずっているのに試合
に出て、しかもしっかり勝ってる奴。地方遠征で、翌日警察道場に乗り込むと
いうのに、一升瓶片手に飲んだくれてる奴ら(かなりの人数です)。

そんな彼らにインタビューすると、「2日酔いぐらいの方が、汗がいっぱい出
て気持ちいいんだよ。」いまだに私には理解できませんが・・・

そんな仲間のうち、同学年の友人Nは、一風変わった豪快な奴です。

剣道での気合の掛け声は、「こいや!こらー!」(勿論、1年生の時は違う掛
け声でした。)一緒に「北の国から」のビデオを見れば、「ティッシュ取って
くれ。」と大泣き。飲み会では、いつも酔いつぶれ(よく顔だけでなく、体中
に落書きされてました。)。

大学卒業後、彼と会う機会はほとんどなくなってしまいましたが、彼は彼にと
って規定路線だった""数年の""留年生活を経て、最近教員免許を取り教師になっ
たと聞いていました。

そんなある日のこと。仕事も終わり、家でぼんやりテレビのニュース番組を見
ていると、

・・・容疑者の○○○が逮捕されました。・・・

なヌ!!!

性も名もNと同じ。私は急いでパソコンを立ち上げ、事件の検索をしました。
・・・・・・・・・、しかし、漢字もNと一緒。

すっかり頭も冴えてきて、他局のニュース番組を食い入るようにチェックした
結果、別人であることが判明してなんとか一安心できました。

あいつは、卒業しても人騒がせだな!!!

と、思いつつ、興奮して寝れなくなってしまったので、いつもより念入りに夕
刊を読みました。

                                                                (K.T)



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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」を作成
  しています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/info/publish.html

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  きますようお願いいたします。
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