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No.63 (2004年6月16日発行) >>元本確保型にはどんな種類がありますか





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         投信協会メールマガジン    No.63          2004/6/16
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆2004年版 ガイドができました!
    ◆「不動産投信 NEWS」6月号の公表
    ◆投資信託の市場動向(5月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集 -32-
    ◆元本確保型にはどんな種類がありますか。

4.カフェコーナー
    ◆「似て非なるもの」


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1.トピックス

◆2004年版 ガイドができました!◆

投資信託はじめるなら、まずこの2冊
「投資信託ガイド」&「不動産投資法人ガイド」を2冊セットでプレゼント。

投資信託協会では、一般消費者向けに投資信託をわかりやすく解説した「投資
信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」を作成しています。
2004年版では、平成16年1月から適用されている公募株式投信の優遇税
制について解説する頁を新たに設けました。
これから投資信託をはじめてみようと思われている方にも、また今もっている
けどもっとよく知りたい方にも、投資信託の仕組みや種類、情報入手の方法な
どが盛り込まれた、わかりやすいガイドです。

ご希望の方は、下記アドレスからどうぞ。
http://www.toushin.or.jp/info/publish.html

お届けまでに10日間程度かかりますがご了承ください。
なお、発送はお一人様1セット(それぞれ1冊)限りとさせていただきます。


◆「不動産投信 NEWS」6月号の公表◆

本協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信 NEWS」6月号を公表しました。
なお、公表内容等は5月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html



◆投資信託の市場動向(5月中)◆

(1)資産の動向・設定等の状況
毎月分配型やFOFの設定が引き続き好調。国内株式型は昨年12月以来5ヶ
月ぶりに資金増加。ETFの設定も寄与し、株式投信の純資産残高は昨年12
月以来6ヶ月連続して増加、24兆239億円となる。

                                                        <単位:億円>
                     設定          解約              純資産計 (前月比)
1.株式投信       12,087         6,029               240,239 (+979)
2.公社債投信     28,604        37,863               102,496  (▲9,261)
3.MMF          1,358         1,791                41,407  (▲433)
合計[1+2+3]   42,050        45,684               384,144  (▲8,715)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


(2)運用状況
株式投信における株式の組み入れ比率は、前月末と比較すると49.3%→4
8.9%と低下し、全体の公社債の組み入れ比率も52.2%→51.9%と低
下した。

                                                          <単位:%>
                        株式          公社債                  余資等※
1.株式投信            48.9            40.0                     8.7  
2.公社債投信            ―            78.2                    20.7
3.MMF                ―            55.3                    45.3
合計[1+2+3]        30.6            51.9                    15.8

※余資等とは預金、金銭信託、コール・ローン、割引手形、CD、CP等が含
  まれます。

●  株式の売買状況(国内外合算)  2,105億円の買い越し。

(3)主体別残高状況
                                                        <単位:億円>
                 証券会社        銀行等        投信会社           合計
1.株式投信      138,125        98,930           3,183        240,239
2.公社債投信     96,724         5,611             159        102,496
3.MMF         31,002        10,358              47         41,407
合計[1+2+3]  265,852       114,900           3,390        384,144
      (前月比)(▲9,197)     (+590)       (▲107)    (▲8,715)

(保有割合:%)   (69.2)      (29.9)         (0.9)      (100.0)


(4)契約型私募投資信託の資産の動向
                                                      <単位:億円>
                      設定           解約           純資産計(前月比)
合計(株投+社投)   5,014          1,467            121,297(+1,842)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


(5)不動産投信(J-REIT)
                16年4月 (前月比)           16年3月          前年4月
純資産計       9,209億円(+10億円)       9,199億円        4,930億円
売買高計※     177,114口                   221,384口         87,609口
売買代金計※   1,161億円                   1,399億円          447億円
(※は東証調べ)


(6)マーケット指標
                      16年5月末  (前月比)     16年4月末    前年5月末
日経平均株価(円)    11,236.37(▲525.42)     11,761.79     8,424.51
TOPIX(ポイント) 1,139.94 (▲46.37)      1,186.31       837.70
為替(1米$:円)       110.08  (▲0.27)        110.35       118.30
東証REIT指数           1,315.98    (▲11)      1,326.98     1,110.39
  (ポイント)
                      (260回債)               (259回債)  (250回債)
国債利回り(%)       1.525(▲0.01)            1.535        0.53


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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。

<株投単位型>6月16日以降6月中に設定されるファンド・・・・・・・・ 9本
<株投追加型>設定日が6月中のファンド・・・・・・・・・・・・・・ 20本
              UFJパートナーズ投信の運用する外国株式インデックスファンド
              は6月22日以降、購入することができます。
<社投単位型>6月16日現在、募集中のファンド  ・・・・・・・・・・・1本
<金銭信託受益権投信>6月16日現在、募集中のファンド  ・・・・・・・1本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2004/fund04062.pdf


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3. 投資信託に関するQ&A集  -32-

◆元本確保型にはどんな種類がありますか。◆

投資に不慣れな投資家にとって「元本確保」は魅力的な言葉ですが、投資商品
で元本確保とはどんな商品をいうのでしょうか。どんな方法によって元本を確
保するのか主なものについて見てみましょう。

★元本確保の意味
投資信託の元本確保型とは「ある一定条件のもとで償還時の元本を確保する」
リスク限定を意味し、預けた元本が全て保証されているという意味ではありま
せん。

★元本確保型の種類
上下限の償還価格が決まっている株価指数連動の仕組み債で運用し、平均株価
に連動する成果を目指しながら償還時には最低でも80%、90%の元本確保
とするよう運用するもの、あるいは、高い格付の債券とデリバティブを組み合
わせるなどして平均株価への連動を目指しつつ、銀行保証によって償還確保額
を例えば90%とするものなどがあります。
また、安全性に着目した元本確保型投信のほかに「リスク限定型投信」という
名称が使われているファンドもあります。
外国投信にも資産の大部分を高格付け債券や預金で安定的な運用を行い、万が
一にも積極運用部分で運用が失敗しても元本割れしないような運用を行うもの
や基準価額の下落を外部の保険でカバーするものなどいろいろな元本確保があ
るようです。


★元本確保型・リスク限定型のデメリット
元本確保とはいっても、その仕組み上、償還時の基準価額は平均株価の水準に
よって一定の幅の中で左右されます。また、平均株価の動きが一定幅を超える
と途中償還ということもあります。

償還価額が「銀行保証」によって確保される種類があると書きましたが、この
銀行保証はあくまでも満期時の元本であって途中解約時の元本保証ではないこ
とにも注意しなければなりません。また、この銀行保証は一金融機関のもので
あって、この銀行が不測の事態に陥った場合には契約が履行されない可能性も
あるということを覚えておきましょう。

この種のファンドは単位型として設定されることが多く、途中換金を制限して
いることが多く見受けられます。購入時には途中換金の可否、制約等について
もご確認の上、お申込ください。

最後に、元本確保型・リスク限定型は相場が下落した場合の安全性に着目した
商品ですが、逆に相場が好転した場合には通常に運用したファンドより利回り
が悪くなることもあります。投資の基本はローリスク・ローリターン、あるい
はハイリスク・ハイリターン。ローリスク・ハイリターンという商品があると
よいのですが、この元本確保型はローリスク・ローリターンの商品です。
元本確保型・リスク限定型というと投資の初心者に受け入れられやすい商品と
いう印象がありますが、リスクを限定するための仕組みや運用対象にデリバテ
ィブを使うなど実際には複雑です。購入の際は担当者からよく仕組みを説明し
てもらう等、商品をよく理解してから購入することが大切です。

次回は「社会的責任ファンドとはどんなファンドですか。」についてお答えし
ます。


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4.カフェコーナー

◆「似て非なるもの」◆

休日によく散歩をする。散歩コースの途中、街路樹といっしょに200メート
ル位にわたり幅3メートルの花壇が続いている。以前は雑草が自生し、花でい
っぱいにするのはとても無理であると思っていた。ところが花好きなボランテ
ィアグループの懸命な努力が実り、今では立派な花壇となり四季折々の花を楽
しむことができるようになった。

初めの頃は種まきの後も何の案内もなかったが、最近花の名前の紹介でもなく
「準備中です。お楽しみに!」という看板を見た時は、やっと一段落し余裕が
できたのだとつい笑ってしまった。花の種類を数えたことはないが、おそらく
年間でゆうに100種類を超えるであろう。つい先日もあざやかな花が多い中
で、花屋でもあまりみかけない矢車草とフランネルを何十年ぶりに見た時はず
いぶんなつかしく感じた。

ところで、似た花が意外と多いと思う。身近なものだけでも、つばきとさざん
か、牡丹と芍薬、ツツジとさつき、さらに最近覚えた白い菊によく似たマーガ
レット等であるが、なんとなくその違いも少しは分かってきた。
しかし、花好きな人には簡単なことかもしれないが、本格的な開花シーズンを
迎えた「あやめ」と「かきつばた」そして「菖蒲」の違いが今だよくわからな
い。昔からこの花の違いがわからない人が多いと見えて、美しさや優劣を判断
しがたい時に「いずれ“あやめ”か“かきつばた”」というたとえがある位で
ある。

ちなみに辞書で調べてみると、「あやめ」はアヤメ科の多年草で、背丈50c
m位、初夏に山野に咲く。とある。一方「かきつばた」は(花菖蒲)、アヤメ
科の多年草、背丈80cm位で、6月頃湿地や水辺に広く咲く。日本原産で、
町娘(江戸系)、藤袴(伊勢系)、舞扇(肥後系)と粋な名の種類がある。と
のことである。なんとなく違いが分かった気がしたものの、実物を切花でみた
場合、「あやめ」と「かきつばた」を見分ける自信はない。

花に限らず世の中に“似て非なるもの”が多い。その中でも多種多様な商品が
ある投資信託は“似て非なるもの”の代表ではないだろうか。前回のメールマ
ガジンで「毎月分配型」だけでも投資地域の違いや主要投資対象の違いがある
ことと併せ留意点等も紹介した。

投資信託がさらに大きく飛躍するためには、その商品を十分に理解してもらう
ことはもちろんのこと、似て非なる商品だからこそ“株式・債券と金利”、
“リスクとリターン”、“為替”、“分配金と基準価額”など個別商品以前の
基礎知識を投資家にまず理解してもらう努力をする必要性を感じる。
(とんちんかん)



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