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No.449(2020年7月15日発行)>>コーポレートガバナンスコードって?

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         投信協会メールマガジン     No.449      2020/7/15
                                   発行:毎月第3水曜日
                                                                                                        
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
◆新刊 2020年版ガイドブックを作成しました!

◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
 新たに3本動画を公開しました。

◆対談動画シリーズ『会長が聞く!』
 農林中金バリューインベストメンツ(株) 奥野 氏×投資信託協会会長 松谷
 第3回「投資とキャリアの関係とはなにか?」を公開しました。

◆野尻哲史氏が教える!
 「相場変動にも揺るがない、生涯にわたるお金との向き合い方」
 第1回「安く買って、高く売るとは」
 第2回「資産形成で大切な2つのこと」を公開しました。

◆NISA・ジュニアNISA口座 開設・利用状況調査(投信直販分)を
  公表しました。

2.投資信託の市場動向(令和2年6月中)

3.その他
◆投資信託概況の発表日 

4.投資信託に関するQ&A集‐297‐
◆コーポレートガバナンス・コードって?   

5.カフェコーナー
◆「新しい生活様式と古い?スラング」


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1.トピックス 

◆新刊 2020年版ガイドブックを作成しました!
 
当協会は、2020年版の「投資信託ガイド」「リートガイド」を
発刊しました。

各ガイドでは、証券投資信託とリートについて、それぞれの仕組みや
魅力、リスクなどの基本的な内容から、申し込み~換金の一般的な
購入の流れまで抑えておくべきポイントを網羅しています。 

これらガイドと各種リーフレット併せて7冊1セットを無料プレゼント! 

ご希望の方は、下記の当協会ホームページよりご請求下さい。
https://www.toushin.or.jp/guidebook/ 


※近日中にWEB上にて電子ブック化を予定しておりますので、
ご活用下さい!


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◆『継続は力なり!Stay the course!』プロジェクト
 新たに3本動画を公開しました。

当協会では「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクトと
して皆様に「長期に投資を続けていただくこと」の重要性を発信し
ています。

今回は新たに3本動画を公開しました。
それぞれのURLからご覧いただけます。


●6月25日公開
 大和アセットマネジメント(株)
 運用本部 CIO 熊原 祐次 氏
 「ライフサイクル投資」
 https://www.youtube.com/watch?v=_1s_ppXYK9Q&t=13s

●6月26日公開
 (株)東京証券取引所 
 取締役 専務執行役員 小沼 泰之 氏
 「金融リテラシーは『生きる力』」
 https://www.youtube.com/watch?v=4cRrlIv0ySE

●7月7日公開
 東京海上アセットマネジメント(株)
 代表取締役社長 後藤 俊夫 氏
 「なぜ今運用会社が発信か?」
 https://www.youtube.com/watch?v=TUdC3cGewpY


熊原 氏からは
「投資において大事なことは継続すること」
小沼 氏からは
「投資のメリットやデメリットを『資産形成』の視点で学ぶ事が、
  これからの『生きる力』につながる」
後藤 氏からは
「大きなマーケット変動がある時こそ、長い目で見て投資を
  継続する、また始めることが大事」
それぞれメッセージをいただきました。ぜひ、ご視聴ください!

全てのメッセージはこちらからご覧ください。
<「継続は力なり!Stay the course!」プロジェクト>
https://www.toushin.or.jp/21469/


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◆対談動画シリーズ『会長が聞く!』
 農林中金バリューインベストメンツ(株) 
 常務取締役(CIO) 奥野 一成 氏×投資信託協会会長 松谷 博司
 第3回「投資とキャリアの関係とはなにか?」を6月30日に公開し
   ました。

「投資」と「キャリア」の結びつきとはなにか。
3回シリーズ最終回の今回は、人から働かされるという
マインドからの転換について、お話を頂きました。

こちらのURLからご覧ください。
<対談動画「会長が聞く!」>
第3回目(全3回)「投資とキャリアの関係とはなにか?」
https://www.youtube.com/watch?v=nvyadGI0O2o&t=182s


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◆野尻哲史氏が教える!
 「相場変動にも揺るがない、生涯にわたるお金との向き合い方」
 第1回「安く買って、高く売るとは」を7月6日に、
 第2回「資産形成で大切な2つのこと」を7月13日に公開しました。

第1回は、時間と数量の概念を使いながら、資産形成の時期と
資産活用の時期の二つの局面における投資の極意について、
第2回は、資産形成の時期における大切な事として、
年収に合わせて投資額を変動させていく事、目的の達成度と
して手段を選んでいく事の大切さについて、
(合)フィンウェル研究所 代表 野尻 哲史 氏よりお話を頂きました。

こちらのURLからご覧ください。
<野尻哲史氏が教える!
「相場変動にも揺るがない、生涯にわたるお金との向き合い方」>
第1回(全3回)「安く買って、高く売るとは」
https://www.youtube.com/watch?v=rLowH4_PtTI
第2回(全3回)「資産形成で大切な2つのこと」
https://www.youtube.com/watch?v=ME5jlgyfNT8


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◆NISA・ジュニアNISA口座 開設・利用状況調査(投信直販分)を
  公表しました。

当協会では、投資信託の運用会社のうち、投資家に直接、自社の
投資信託を販売している会員会社(直販会社)におけるNISA・
ジュニアNISAの取扱い状況を調査しています。

詳しくは、下記アドレスをご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/report/nisa/


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2.投資信託の市場動向(令和2年6月中)

■数字で見る投資信託

直近の各統計情報につきましては、下記アドレスよりご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/figure/

■統計データ

直近の統計データにつきましては、下記アドレスの各項目から
ご覧ください。
https://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/

1:公募証券投資信託の資産動向_「B-1資産増減状況」
  主体別残高状況_「A-4販売態別純資産残高の状況」
2:私募投資信託の資産動向_「C-1資産増減状況」
3:不動産投信(J-REIT)の資産動向
     _「D-1公募不動産投信の月末資産増減状況」

■募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容を一覧表にしています。 
<株投単位型> 7月中に設定されるファンド・・ 1本
<株投追加型> 設定日が7月中のファンド・・・24本

詳しくは、下記アドレスをご覧下さい。 
https://www.toushin.or.jp/search/newfunds/


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3.その他

◆ 投資信託概況の発表日 

当協会では毎月1回、前月末の純資産等の統計を発表しております。 
7月分の発表は8月14日(金)を予定しております。
なお、ホームページへの記事掲載は同日16時00分頃の予定です。


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4.投資信託に関するQ&A集‐297-

◆コーポレートガバナンス・コードって?

今日は、「コーポレートガバナンス・コード」(以下、「CGコード」
と記します。)についてご説明いたします。同じく「コード」と
名前がつく「スチュワードシップ・コード」は、以前、こちらの
コーナーでも取り上げさせて頂きました(No.303「日本版
スチュワードシップ・コードって?」)。名前も似ていますが、
両者には深い関係があります。

CGコードは、2014年6月に閣議決定されました「『日本再興戦略』
改訂2014」に基づき、我が国の成長戦略の一環として、金融庁と
株式会社東京証券取引所を共同事務局として策定、2015年6月1日に
施行され、我が国の証券取引所に上場する会社に適用となりました。
CGコードが何を目的としているのかを表した一文が、CGコードの
前文に記載されていますので、ご紹介いたします。


“本コードにおいて、「コーポレートガバナンス」とは、会社が、
株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、
透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みを
意味する。
 本コードは、実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する
主要な原則を取りまとめたものであり、これらが適切に実践される
ことは、それぞれの会社において持続的な成長と中長期的な
企業価値の向上のための自律的な対応が図られることを通じて、
会社、投資家、ひいては経済全体の発展にも寄与すこととなる
ものと考えられる。” 

 
CGコードは、5つの基本原則及びその下に各原則、さらに補充原則で
構成されています。全てのCGコードを遵守しなければならないという
ことではなく、遵守できない場合は何故遵守できないかを説明する事
となっています。これを、「comply or explain」(原則を実施する
か、実施しない場合には、その理由を説明するか)と言います。
スチュワードシップ・コードは機関投資家が対話を通じて企業の
中長期的な成長を促すための原則ですが、CGコードは会社が自らの
ガバナンス上の課題の有無を検討し自律的に対応を求めるものであり、
スチュワードシップ・コードによるこの「対話」を通じて更なる充実
が図られるものと考えられています。すなわち、両者は、「車の
両輪」のように相互に機能して、実効的なコーポレートガバナンスの
実現を目指すためのものとされています。

上場会社は、CGコードへの遵守の状況や遵守していない場合は
その理由を「コーポレートガバナンス報告書」に記載し、少なく
とも年に一度(株主総会後)、証券取引所に提出する事が義務付け
られています。株主総会を予定通り開催した3月決算会社は、
6月下旬から7月中旬頃のちょうど今時分にこの報告書を提出します
ので、是非一度ご覧になってみては如何でしょうか。
下記アドレスよりご覧いただけます。
https://www2.tse.or.jp/tseHpFront/CGK010010Action.do?Show=Show


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5.カフェコーナー

◆「新しい生活様式と古い?スラング」

新型コロナウィルス感染症の感染者は、6月下旬から再び増加に転じ、
7月10日には1日当たり過去最多の感染者数となりました。「新しい
生活様式」をしっかりと守りながら、気を引き締めて過ごす必要が
ありますね。コロナ以前の生活と比較すれば窮屈に感じてしまう
「新しい生活様式」ですが、個人的には大歓迎な項目もあります。
食事の項目の中の、「持ち帰りや出前、デリバリーも」です。
緊急事態宣言の影響で、街中の飲食店でテイクアウトが開始しまし
た。緊急事態宣言解除後も「新しい生活様式」により、私が住む街
でも多くのお店で引続きテイクアウトを行っています。これまで
テイクアウトができるお店というのは限られていましたので、
選択肢が増えるというのは、いち消費者として大変嬉しいです。

「新しい生活様式」では、テイクアウトの他、デリバリーの利用も
推奨されています。デリバリーサービスのUber Eatsを利用された
ことがある方も多いのではないでしょうか。このUber Eats、
米国が発祥の会社で日本では2016年にサービスを開始しました。
街中で配達員の大きなリュック型のバッグを目にする機会がぐっと
増えましたね。このUber Eats、読み方は「ウーバーイーツ」です
が、「ユーバーイーツ」って読んでしまった方いませんか?
何故「ウーバー」??

実は、ドイツ語の前置詞「uber」(uはウムラウト有り:uの上‥)
が由来となっています。ドイツ語で「ウーバー」と発音します。
意味は、「~の上に」「~より上位に」「~を越えて」などで、
英語でいう「over」に該当するものです。英語圏では、この
ドイツ語の「uber」(uはウムラウト有り:uの上に‥)のuの
上の‥(ウムラウト)を取って「uber」として、「すごい!」と
いった意味のスラングとして使っていたようです。例えば、

 He is a uber man !(彼はすごいヤツだよ!)

このスラング、Uber Eatsの母体であるUber Technologiesが
創業した2009年頃は良く使われていたようですが、最近は
あまり使われていない等の話も伺います。
テイクアウトやデリバリーの利用は推奨されていますが、
このスラングのご利用はどうぞ慎重に…。

(TT)

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