No.309(2014年9月3日発行)>> 物価連動国債って?
●=●==============================================================●=●
投信協会メールマガジン No.309 2014/9/3
発行:毎月第1・第3水曜日
●=●==============================================================●=●
●--● CONTENTS ●--●
1.トピックス
◆ 平成26年度「投資の日」記念イベントのご案内
◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
2.募集中ファンド
3.投資信託に関するQ&A集‐227‐
◆ 物価連動国債って?
4.その他
投資信託概況の発表日
5.カフェコーナー
◆ 緑色のマグカップ
■□■□■-------------------------------------------------------------
1.トピックス
◆ 平成26年度「投資の日」記念イベントのご案内
日本証券業協会、投資信託協会等で構成する証券知識普及プロジェクト主催の
「投資の日」記念イベントを、今年も10(とう)月4(し)日「投資の日」
を中心に全国各地で開催いたします(参加無料)!
例えば、東京会場の「昼の部(若年社会人向け)」では、NISA元年を記念
し、TVなどで活躍する外国人の方をゲストに招き、投資教育の違いについて
考えるトークショーなどを開催。この他にも、魅力的な講演等が盛りだくさん。
「投資の日」をきっかけに、明日のために投資を学んでみませんか?
詳しくは、「平成26年度『投資の日』記念イベント特設サイト」をご覧下さい!
<特設サイトリンク>
http://www.jsda.or.jp/manabu/104/2014/
また、イベントにご参加いただき、会場でアンケートにご回答いただいた方
“全員”に、本プロジェクトマスコットキャラクター「とうしくん」の特製
手ぬぐいをプレゼント!
皆様のご来場を心からお待ちしております。
-------------------------------■□■□■------------------------------
◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
当協会とNPO法人エイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、投資未経験
者向けに「投資信託基礎講座」を開催しています。
特に土曜日開催はご好評をいただいており、募集開始後すぐに定員に達してし
まうことも多いため、受講をご希望の場合は早めにお申込み下さい。
なお、10月18日(土)開催分については定員が80名と通常の倍となっております
のでふるってご参加ください。
* 開催日:平成26年10月18日(土)午前開催
会 場:東京証券会館9階 第1・2会議室
(東京都中央区日本橋茅場町1-5-8)
申し込み方法など、詳細は下記NPO法人エイプロシスHPをご覧ください。
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=14-00-01-62
■□■-----------------------------------------------------------------
2.募集中ファンド
新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 9月中に設定されるファンド・・ 16本
<株投追加型> 設定日が9月中のファンド・・・31本
詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/
■□■-----------------------------------------------------------------
3.投資信託に関するQ&A集‐227‐
◆ 物価連動国債って?
物価連動国債とは、元金や利払い金が物価水準に連動して変動する国債のこと
です。1980年代に英国で発行され、欧米諸国に普及していきましたが、日本で
は2004年から発行が開始されました。
その後、リーマンショックを契機にデフレ観測が強まったことなどを受け、
日本では2008年を最後に新規発行が停止されていましたが、2013年に再開され
ています。
通常の国債は、発行時の元金額が償還時まで変わらず、利率も大半が固定金利
なので利払い額も一定です。一方、物価連動国債の元金額は、全国消費者物価
指数(CPI)の変動に連動するように設計されており、物価指数が上昇すると
その上昇率に応じて元金額は増加し、下落するとその下落率に応じて元金額は
減少します。
利払い額は、元金額に表面利率を乗じて計算されますので、元金額が増加すれ
ば利払い額も増加し、元金額が下落すれば利払い額も減少します。
最近は消費者物価指数が上昇傾向にあるため、物価の上昇(インフレ)に
連動して元金額や利払い額が増加する仕組みを持つ物価連動国債は、インフレ
に備える資産として注目されています。
現在、個人投資家の方はこの物価連動国債を直接購入することはできませんが
(ただし、2015年以降は個人での保有も可能となります)、投資信託の中には、
物価連動国債に投資するファンドがありますので、投資信託を通じて間接的に
投資することは可能です。また、これらのファンドは日本の物価連動国債に投
資するものだけでなく、海外の物価連動国債に投資するものもあります。
■□■-----------------------------------------------------------------
4. その他
◆ 投資信託概況の発表日
当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
8月分の発表日は9月11日(木)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日16時00分頃の予定です。
■□■-----------------------------------------------------------------
5.カフェコーナー
◆ 緑色のマグカップ
降りた空港には半旗が翻っていた。イスラエルのラビン首相が暗殺された1995年
11月4日のNYケネディ空港でのことだ。私はアメリカの証券市場視察メンバー
の一員として派遣され、初めてアメリカの土地を踏んだのだった。
日程の中にはNYの投信運用会社や、シカゴ郊外の「ワンマンショップ」訪問が
組み込まれていた。郊外の民家で支店長とパートの事務員だけで切り盛りする
「投信で資産管理を」と謳う「ショップ」で私は今でも忘れられない一言を聞い
た。
同行したメンバーの一人の「あなたの誇りは何ですか」との質問に、若い支店長
は急な質問にちょっと戸惑いながら、「私の誇りは、身寄りのない老婦人の財産
を、一生困らないように増やしてあげたことだ。」と胸を張って答えたのには
驚いた。会社の業績に大いに貢献し優秀なセールスだと前もって聞いていたこと
もあり、予想もしていなかった答えだったからだ。また、彼は「誰もが投資信託
で財産を増やすことができる。」と信念を持って語っていた。
聞いていた私は、「本当にそんなことが可能だろうか?NYダウ平均も4,800ドルを
超え、新高値になっているのに。彼も夢を語り、投信を薦めるセールスなのだ。」
と思った。
その後の経緯は、ここで説明するまでもないだろう。あの身寄りのない老婦人の
財産は何倍になっただろうか?
支店長からお土産として渡された「ED JONES」と書かれた緑色のマグカップは、
今は書斎のペン立てとなっている。毎朝のビジネスニュースでNY市場の結果を
見るたびに、カップを見て、あの時の誇りと自信に満ちた彼の笑顔を思い出して
いる。
(M、N)
=======================================================================
■投資信託協会では、「投資信託ガイド」「REITガイド」
「なるほど!投資信託説明書ガイド」をセットにして、無料で
お送りしています。
ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。
アドレスはこちら
http://www.toushin.or.jp/guidebook/
=======================================================================
■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
アドレスはこちら
http://www.toushin.or.jp/lecture/
=======================================================================
■アドレスの変更の場合はいったん退会され、新しいアドレスで再入会いただ
きますようお願いいたします。
メールマガジンの入退会はこちらから
http://www.toushin.or.jp/mailmag/
■投信協会メールマガジンは等幅フォント(MSゴシック等)で最適となるよう成
形されています。
■メールマガジン全般に関するご意見・ご感想はこちらから
https://www.toushin.or.jp/forms/kouhou/inquire/
=======================================================================
■投信協会メールマガジンは、一般社団法人 投資信託協会が発行するメールマガ
ジンです。投信協会メールマガジンの著作権は本協会に属し、本協会の許可
なく複製再配信等を行うことはできません。投資等のご判断はご自身の自己
責任においてなされますようお願いいたします。
------------------------------------------
編集・発行:一般社団法人 投資信託協会 企画政策部 広報室
===● Copyright(C)2001 by The Investment Trusts Association, Japan ●===
バックナンバー一覧へ戻る