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No.277(2013年5月1日発行)>>「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)…2

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         投信協会メールマガジン     No.277        2013/5/1
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                                                        
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「少額投資非課税制度(日本版ISA)」の愛称決定
  ◆「投信フォーラム2013 in 新潟」開催のお知らせ
    ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ
  
2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐211‐
    ◆「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)…2

4.その他
   投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
    ◆ 年々歳々 歳々年々



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1.トピックス

 ◆「少額投資非課税制度(日本版ISA)」の愛称決定

今般、日本版ISA推進・連絡協議会では、平成26年1月から導入されます「少額投
資非課税制度(日本版ISA)」の普及・促進に向け、より多くの個人の方にご理解
いただき、親しみをもって利用していただけるよう、日本版ISAに代わる少額投
資非課税制度の「愛称」を募集しておりましたが、このたび、多数ご応募いただ
いた愛称案の中から、4月30日(火)に「日本版ISA愛称選定委員会」において厳正
な審査の上、少額投資非課税制度の「愛称」が決定しました。

          愛称・・・NISA(ニーサ)


 詳しくは下記アドレスをご覧ください。
 http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/aisyo.html


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◆「投信フォーラム2013 in 新潟」開催のお知らせ

   主催:投資信託協会  新潟日報社  全国地方新聞社連合会  
   日時:平成25年5月18日(土)  14時00分~16時40分(13時30分開場)
   会場:新潟県民会館 小ホール

   内容:第1部/特別講演
      演題:コミュニケーション術とは
      ~話し下手キャスター奮闘記~
      講師:フリーキャスター、事業創造大学院大学客員教授
       伊藤 聡子 氏

      内容:第2部/FPによる投資信託セミナー
      演題:資産運用の基本と投資信託の活用方法
             ~「良いファンド」・「良くないファンド」の見分け方~
    *運用会社の専門家との対談コーナーがあります
      講師:FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社 代表取締役
       ファイナンシャルプランナー  神戸  孝 氏

  申し込み方法など、詳細は下記ページをご覧ください。
  http://www.toushin.or.jp/seminar/2013/8932/



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 ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向けに
「投資信託基礎講座」を開催しています。


   * 開催日:平成25年6月21日(金)午後開催
      会  場:協働ステーション中央会議室
       (東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思(じゅっし)スクエア2階  

  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=13-00-01-26



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型>5月中に設定されるファンド・・・ 5本
<株投追加型>設定日5月中のファンド・・・・・19本

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://www.toushin.or.jp/search/newfunds/



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3.投資信託に関するQ&A集‐211‐

  ◆「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)…2

「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)が平成26年1月1日から開始されること
に伴い、(Q&A集209回)でこの制度の概要について、ご説明させていただきました
が、今回は、この制度を利用する際の主な注意点について、Q&A形式でまとめて
みました。

 この制度についての概要は以下のQ&A集209回をご覧ください。
 http://www.toushin.or.jp/mailmag/backnumber/pages/detail/291/


「NISA」は、販売会社で新規に非課税口座を開設(1人1口座)し、口座開設期間
は、平成26年から平成35年の10年間です。また、非課税口座で利用できる金額は、
年間の投資元本が100万円まで、年間の投資元本から発生する配当所得・譲渡所
得が最大5年間にわたって非課税として取り扱われる制度です。


■主な注意点

Q1:NISA口座はどうやって利用するの
 A:すでに株や投資信託などをお持ちの方でも、専用口座を開設する必要があ
     ります。

Q2:証券会社と銀行とでは購入できる対象商品に違いはあるの
 A:上場株式、ETF、REITや公募株式投資信託は証券会社で購入することができ
   ます。一方、銀行では、公募株式投資信託のみ購入することができます。
   また、各販売会社でも取り扱う投資信託商品が違うので「NISA」を開く販
     売会社を選ぶ際には注意が必要です。

Q3:複数の販売会社で開設できるの
  A:原則として、同時に複数の販売会社で「NISA」を開設することはできませ
   ん。非課税口座を開設できるのは1人1口座です。さらに、2018年まで販売
     会社を変えることはできないので、よく検討して開設しましよう。

Q4:「NISA」を利用する際にはどのような手続きが必要なの
  A:口座を開設するには、事前に販売会社を通じて税務署に確認を行うことに
  なっています。これは非課税口座を重複し開設すること等を防ぐためです。
   ・非課税適用確認申請書
   ・非課税口座開設届出書
   ・住民票の写し等(平成25年1月1日時点の住所が記載されたもの)
   上記のような書類を提出し、販売会社を通じて税務署において口座の重複
  開設がないこと等が確認されれば、口座の開設が可能となります。

Q5:特定口座(一般口座)を開設し既に保有している株式等を非課税口座に移管す
  ることはできるの
  A:今回導入された「NISA」に、既に特定口座や一般口座にお持ちの上場株式等
     や公募株式投資信託を移管することはできません。「NISA」の口座で新規に
     購入した上場株式等や公募株式投資信託が非課税の対象となります。

Q6:非課税口座で損失が発生した場合、他の口座の配当所得・譲渡所得との損益
  通算はできるの
  A:「NISA」の口座内では、上場株式等や公募株式投資信託の配当所得・譲渡
   所得は非課税となる一方、他の口座で発生した売買損益との損益通算はで
   きません。



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4.その他
   
  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
4月分の発表日は5月15日(水)を予定しております。なお、ホームページへの記事
掲載は同日15時30分の予定です。



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5.カフェコーナー

 ◆年々歳々 歳々年々

わが家の前の道路を100メートルほど行くとバス通りに直交するが、車の出入り
はできない。15年ほど前、ここに居を定めたとき既に、車両進入禁止の柵があ
った。その後、開発が進み住宅が増えるにつれ通行解禁の話が持上がった。
その時、規制緩和に反対の音頭をとったのは、長年住み慣れた老夫婦であった。
車が通り抜けると近所の子供が安心して遊べないと呼びかけたのである。住民
一丸となって当局にお願いし従前の措置が継続された。今では近隣の子供たち
も大きくなり、この道路で父親とキャッチボールをする姿などは見かけない。
 
この辺りは武蔵野の一角で、有名な大根の産地であった。先の大戦中に首都防
衛のため建設された旧陸軍の飛行場跡地が、戦後米軍キャンプとして接収され、
長年の返還運動の後、現在は都内屈指の団地と公園になったところであり、二
人は当地の数奇な変遷を見てきたのである。早くに子育てを終えた夫婦は、車
の通らない、自宅の前の道路の両側に、様々な草花を数十鉢も並べていて、毎
年、ゴールデン・ウィークの前後には、さくら草やすみれ、ニリン草など可憐
な花々が咲き揃う。北海道や東北では春の花が一斉に開花すると言うが、こん
な小さな場所にも忘れずに花神が訪れ、道行く人をささやかに祝福するのだ。

「自らの生の時間を、毎年めぐりくる季節の花によって実感するのは日本人の典
型である。」(永田和宏「近代秀歌」(岩波新書、2013年1月刊))と言われれば、
確かに思い当たる。著者が例として挙げるのは、正岡子規が明治34年5月4日に新
聞「日本」に掲載した「いちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かん
とす」である。ところで、唐の詩人、劉廷芝も七言古詩「白頭翁に代わって悲し
む」で「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」と述懐する。これも花と
人の対比の例であろうか。野村直彬注解「唐詩選」(岩波文庫)では、「来る年ご
とに、花の姿はいつも同じようだが、来る年ごとに、見る人の姿は変わるのだ
。」と訳されている。

洛陽城東桃李の花は毎年同じように咲く。しかし、季節は巡ってきたが、わが
陋屋からバス通りまでの道には、今年は花がない。老夫婦は、高齢のため昨秋、
近県に住む子供たちに引き取られ、旧居は売却された。二人は引越しの際に鉢
植えを全て整理し、幾つかは我が家にいただいた。都会の一隅では、丹精して
育てる人がいなければ、鉢植えの花は咲かない。旧居の跡に新築された家には
春先に新しい家族が入居した。玄関先には子供用の小さな自転車・・・・・。
バス通りに向いながら、ふと思う。花も人も、来る年ごとに変わるのだ、と。
                                (YC)



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