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No.243(2011年12月7日発行)>>「東証マザーズCore指数とは」

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         投信協会メールマガジン    No.243        2011/12/7
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆投資信託に関するアンケート調査結果の公表
    ◆ 新規コンテンツ公開のお知らせ
    ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集‐194-
   ◆ 「東証マザーズCore指数」とは

4.その他
  投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
   ◆ 怪我から得たもの



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1.トピックス

  ◆投資信託に関するアンケート調査結果の公表

当協会では、例年、投資信託に関するアンケート調査を実施しており、本年は、
首都圏及び阪神圏に居住する一般の方1509人を対象にアンケート調査を実施し
ました。この調査結果がまとまりましたので、当協会ホームページで公表して
います。

◆調査結果の要約

(1) 投資信託保有率は9.4%。保有者の「株式投資信託」保有率は60.6%で、
 投資信託の合計購入額平均は390.2万円。「株式投資信託」の平均保有種類数
 は1.60種類。

(2) 投資信託購入時の重視点は「安全性の高さ」が最も高く、前回から8.5ポ
 イント上昇。投資信託の運用実績評価は依然"期待以下"が過半数を占めるが、
 悪化傾向には歯止めがかかった。
 運用報告書の閲読経験率は53.1%。未読理由は「内容が多すぎて読む気になら
 なかった」が多く、運用報告書は"8ページ以下" (4ページ程度+8ページ程度)
 の少ないボリュームが希望されており、中でも「4ページ程度」は37.8%と最
 も高い。 (現在保有層・保有経験層ベース)

(3) 投資信託保有未経験者のうち、投資信託を購入したいと思ったことが「あ
 る」のは9.9%のみ。また、「購入を検討したいと思わない」(52.6%)のは半
 数であり、残りの半数は検討可能性のある人。
 未購入理由は「投資信託がよくわからないので不安」が特に高く、購入検討の
 きっかけとしては「金融や投資を勉強して理解できたら」が22.5%でトップ項
 目であり、特に関心層では半数以上。 (保有未経験層ベース)

(4) 投資信託の認知率は非常に高いが、"関心層"は認知者の15.4%にとどまる。
 投資信託内容認知率トップは「元本の保証はない」。投資信託に対するイメー
 ジは「仕組みがわかりにくい」と「元本割れが怖い」が主だが、30~40代や投
 信関心層では前者が高く、購入のハードルの1つ。入手したい情報は「分配金
 の額」「基準価額」「騰落率」「販売手数料率・額」等。

(5) 保有金融商品の総額は平均426.3万円であり、減額傾向が続く。今後の貯蓄
 で最優先するのは「元本保証がされていること」が過半数で微増傾向にあり、
 さらにリスクを取らない方向に進んでいる。資産運用等の考え方も「リターン
 が少なくても元本保証があるものを選びたい」がトップ。今後購入対象と考え
 る金融商品は"預貯金"が高いが、比率は前回より低下。
 東日本大震災後の資産運用やリスクの考え方に変化としては、「特に変化はな
 い」(76.5%)が高い一方で、「国債や公共性の高い株式・債券でも安心できな
 いと思った」も13.1%。

(6)インターネットによる金融取引経験率は14.0%、利用経験はないが今後の取
 引意向がある率は5.4%。取引経験率は「普通預貯金」に次いで「株式・国債・
 公債・社債・転換社債」が高く、取引意向率でも「株式・国債・公債・社債・
 転換社債」が上昇中で最も高い。


 詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.toushin.or.jp/topics/2011/6389/



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  ◆新規コンテンツ公開のお知らせ

当協会ホームページに、新規コンテンツ「著名人インタビュー」を公開しました。
是非ご覧下さい。
 第1回 経済ジャーナリスト 森永 卓郎 氏 
     「お金に縛られないためにもやっぱりお金は大切です」

 記事については下記アドレスをご覧下さい。
 http://www.toushin.or.jp/interview/


<予告>ファイナンシャルプランナー深野康彦氏による「教えて!J-REIT」
    近々公開する予定です。是非ご覧下さい。



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  ◆ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向け
に「投資信託基礎講座」を開催します。


   開催日:平成23年12月10日(土)
  会  場:東京証券会館9階 第4・5会議室

  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=11-00-01-92


  開催日:平成24年1月14日(土)
  会  場:東京証券会館9階 第1・2会議室

  申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスHPをご覧ください。
  https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=11-00-01-102



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 12月中に設定されるファンド ・・・ 4本
<株投追加型> 設定日が12月中のファンド   ・・・43本

  詳しくは下記アドレスをご覧ください。
  http://data.toushin.or.jp/fund/new/index.html



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3.投資信託に関するQ&A集‐194-
 
 ◆ 「東証マザーズCore指数」とは

ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指数への連動を目指
す投資信託ですが、最近「東証マザーズCore指数」に連動したETFが上場しまし
た。この「マザーズ市場」と「東証マザーズCore指数」についてご説明いたしま
す。


★東証マザーズの概要
 マザーズ(Mothers、Market of the high-growth and emerging 
stocks の略)は、1999年11月11日に東京証券取引所が開設した新興企業向けの
株式市場です。
同取引所の本則市場として大企業向けの「市場第一部」、中堅企業向けの「市場
第二部」、成長企業向けの市場として「マザーズ」があります。
 マザーズは、資金を必要とする新興企業に資金調達の場を広く提供できるよう、
同取引所の「市場第一部」や「市場第二部」の市場より上場基準が比較的緩く、
起業して間もない企業や、現時点は経営基盤が弱い場合であっても、今後成長性
が見込める企業であれば上場が可能という特徴があります。
 さらに、上場会社からの申請により、一定の要件を満たすことで「市場第一部」
や「市場第二部」への市場変更を行うことができます。
 また、上場会社は投資者への適時、適切な会社情報の開示が健全な金融市場の
根幹をなすものであることを十分に認識し、常に投資者の視点にたった迅速、正
確かつ公平な会社情報の開示が義務付けられています。
 現在、マザーズには177社(平成23年11月末)の企業が上場しています。


★東証マザーズCore指数
 東証マザーズCore指数とは、東証がマザーズ市場に上場する主要15銘柄を選定
し、それによって構成される指数のことで、今年10月11日より公表を開始した新
しい指数です。



※ETFの仕組みなどについては、投資信託協会HP→「投資信託を学ぼう」中で詳し
く説明していますのでご覧ください。
ETFってなんだろう? 
  → http://www.toushin.or.jp/investmenttrust/etf/scheme/



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4.その他

  ◆ 投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
11月分の発表日は12月13日(火)を予定しております。なお、ホームページへの記
事掲載は同日15時30分の予定です。



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5.カフェコーナー

   ◆ 怪我から得たもの

今年、日本では奥州平泉が文化遺産として、また小笠原諸島が自然遺産としてそ
れぞれ世界遺産に指定された。私はこの「世界遺産」という言葉に触発され、こ
の夏、休暇を利用して多くの世界遺産を有するトルコへ旅行した。

旅程はイスタンブールからトロイ遺跡観光、エフェソス遺跡やアルテミス神殿跡、
石灰棚のあるパムッカレ観光、かつてのシルクロードであった道路をバスに乗り
地下都市やしめじ岩、らくだ岩等と名付けられた奇岩のあるカッパドキアを巡り、
最後にブルーモスクやトプカプ宮殿のあるイスタンブールへ戻るという8日間の
ものであった。

観光も終盤にさしかかった5日目のお昼のこと、私は奇岩の多いカッパドキアで
写真を撮り終わりバスの停車場へ戻る際、足を滑らせてしまった。みるみるうち
に左足首が腫れ、滑った時の擦り傷の他に足の内外側に水泡ができた。その時は
単なる捻挫かと思い、熱冷ましシートやシップ薬を貼る等の応急手当をし、その
夜はアンカラから列車に乗り、翌朝イスタンブール到着という旅程をこなした。
しかし、一向に腫れがひかないため、ツアー参加者とは別れ、当地の病院へ行く
こととした。

病院へ到着するや車椅子に乗せられ、入口でのセキュリティチェックを通過し、
モデルのような女性達がにこやかに迎える受付に案内された。受付後、怪我のチ
ェック、カルテの作成、医師の診察、レントゲン撮影等を行った。医師から伝え
られたことは「Bad News」という言葉に続き、左足首骨折とその手術ということ
であった。医師の説明によると、トルコからヨーロッパやアメリカへは4~6時
間程度と比較的短時間の飛行のため、手術をしないでの帰国をOKしている。
しかし、日本へは10時間超の時間を要するため、このままの状態で飛行機に乗っ
た場合、無事に帰国できるかどうか保証できない。手術をしないでの帰国にはOK
を出せないということであった。

医師の提案を承諾し、骨折の手術を受け現地の病院に4日間入院し、当初帰国日
より1日遅れの帰国となった。帰国に当たってイスタンブールでは、病院から救
急車で空港まで搬送、空港スタッフの介助を受けながら飛行機へ搭乗、成田到着
時には、やはり空港スタッフの介助を受けながら税関を通過、その後、手配され
た介護タクシーに乗って自宅に無事帰宅。帰宅後は、直ちに救急車で病院へ搬送
され、1ヶ月半の入院生活を送ることとなった。

トルコは親日国家と聞いてはいたが、旅行中に出合った人達も親しみ易く声をか
けてくれた。特に怪我をした後、親切に介抱して頂いた現地ガイド、運転手、そ
して現地の病院スタッフの方々には大変お世話になった。なお、トルコと日本の
友好関係の始まりは、1890年(明治23年)、日本に使節団を送っていたオスマン帝
国の「エルトゥールル号」が和歌山県串本町沖で難破した際、和歌山県の人達が
命がけで救出に当たったことがきっかけとのことである。

まさかの怪我から3ヶ月が経ち、今は順調に回復に向かっている。怪我をした当
初は現実を受け入れられず、気持ちだけがあせっていたが、今は本当に多くの方
々に支えられたと実感し感謝の気持ちでいっぱいである。奇しくも日本では東日
本大震災が、また、トルコでは東部で二度の地震が発生した。被災された方々に
心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げ
たい。

因みに今回のトルコ旅行には、旅行会社のお勧めの海外旅行保険に入っていたた
め、通訳の手配、現地での入院手術から帰国、帰宅までの手続きは全て保険会社
が介入してくれた。もし、次回、家族の了解を得て旅行ができるようになったら、
行き先は勿論、♪♪飛んでイスタンブール♪♪、ブルーモスクやトプカプ宮殿観
光であり、海外旅行保険には必ず入る予定である。

                                (F子)





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  編集・発行:社団法人 投資信託協会  企画政策部 広報室

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