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No.210 (2010年7月21日発行)>>「投信フォーラム2009in宇都宮」講演録について

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         投信協会メールマガジン    No.210        2010/07/21
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
    ◆「投資信託基礎講座」及び「はじめての株式投資講座」開催のお知らせ
    ◆「不動産投信NEWS」7月号の公表
    ◆投資信託の市場動向(6月中)
    ◆「投信フォーラム2009in宇都宮」講演録について

2.募集中ファンド

3.カフェコーナー
    ◆カンボジア再び(その1)



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1.トピックス

    ◆「投資信託基礎講座」及び「はじめての株式投資講座」開催のお知らせ

■ 「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向けに
「投資信託基礎講座」を東京・銀座で開催します。

また、NPOエイプロシスは、「投資信託基礎講座」及び「はじめての株式投資講
座」を千葉県千葉市(幕張)で開催します。


<投資信託基礎講座in銀座>
  開催日:平成22年8月20日(金)
  会  場:銀座分祥堂イベントホール  B室 

申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスホームページをご覧ください。
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=10-00-01-41


<投資学習講座in幕張>
  Aコース「投資信託基礎講座」
  Bコース「はじめての株式投資講座」
  開催日:8月26日(木)
  会  場:幕張テクノガーデン D棟14階「1401号室/1402号室」


申し込み方法など、詳細は下記NPOエイプロシスホームページをご覧ください。
  Aコース
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=10-00-01-42
  Bコース
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=10-00-01-43


    ◆「不動産投信NEWS」7月号の公表

不動産投信に係る主な動き等をとりまとめた「不動産投信NEWS」7月号を公表
しました。公表内容等は6月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/reit/newsetc/fudousannews/



    ◆投資信託の市場動向(6月中)

全体の概況
22年6月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比1兆995億円減少して59
兆4,085億円となった。このうち、株式投信は前月比8,921億円減少(うち、運用
減1兆5,231億円)して48兆6,218億円、MMFを除く公社債投信は前月比1,773億円
減少して8兆4,826億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比3,280億円減少して24兆3,620億円、銀行等経由の残高は5,494億円減少して23
兆9,208億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比5,510億円減少して28兆9,658億円となっ
た。

■ 公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                          <単位:億円>
                     設定          解約(償還含む)      純資産(前月比)
1.株式投信           17,326         11,016             486,218(-8,921)
2.公社債投信         28,193         29,965              84,826(-1,773)
3.MMF                   555            856              23,041(-301)
合計[1+2+3]          46,074         41,837             594,085(-10,995)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味され
     ますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
6月中の株式運用について、国内株式は237億円の買越し、外国株式は448億円の
買越しで6月末の組入株式の時価総額は12兆9,700億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は1,921億円の買越し、外国公社債は
6億円の売越しで6月末の組入公社債の時価総額は26兆1,710億円となっている。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                          <単位:億円>
                      証券会社      銀行等      投信会社         合計
1.株式投信             243,620     239,208       3,390        486,218
2.公社債投信            84,025         785          17         84,826
3.MMF                   18,705       4,296          40         23,041
合計[1+2+3]            346,350     244,288       3,447        594,085
(シェア:%)              (58.3)      (41.1)       (0.6)        (100.0)


■ 私募投資信託の資産動向
                                                          <単位:億円>
                      設定       解約(償還含む)      純資産計(前月比)
合計(株投+社投)      7,074       6,350                289,658(-5,510)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味
     されますので、本表では一致しません。


■ 不動産投信(J-REIT)の資産動向
                                                          <単位:億円>
                 22年5月(前月比)           22年4月             前年5月
純資産計           39,297(336)              38,961              39,636
追加出資額            390                       18                   0


■ マーケット指標(参考)
                       22年6月末(前月比)      22年5月末      前年6月末
日経平均株価(円)       9,382.64(-386.06)       9,768.70       9,958.44
TOPIX(ポイント)          841.42(-39.04)          880.46         929.76
為替(1米$:円)            88.48(-2.83)            91.31          96.01
東証REIT指数             875.31(-39.74)          915.05         973.14
(ポイント)
                             (309回債)         (308回債)      (301回債)
国債利回り(%)               1.085(-0.175)          1.26           1.35



    ◆「投信フォーラム2009in宇都宮」講演録について

当協会では、投資信託の啓発・普及活動の一環として、開催地にゆかりのある
著名人と資産運用の専門家をお招きして、各地方新聞社及び全国地方新聞社連
合会との共催による「投信フォーラム」を開催しております。

平成21年度は、宇都宮・京都・松山・大分の4会場で開催しました。
今回は、平成21年9月12日に開催された「投信フォーラムin宇都宮」の講演内容
についてご紹介します。
  
■「投信フォーラム2009in宇都宮」

  会場:とちぎ健康の森 講堂 (13時30分~15時30分)
  内容:第1部/特別講演
  演題:「わたしのライフプラン  ~明るい将来のために~」
  講師:フルート奏者  山形由美氏
        
  第2部/FPによる投資信託入門セミナー
  演題:「資産運用は時間を味方につけましょう」
  講師:ファイナンシャルリサーチ代表  深野康彦氏


フルート奏者として第一線で活躍中の山形由美さんは、10年前に東京から栃木県
那須高原に移住し、演奏活動やマスコミ出演等と忙しい毎日を過ごされています。
那須に土地と家を購入した際に、「初めてお金は大切なもの、お金がなければ
「自分のビジョン・夢」をかなえることもできない。」と感じられたそうです。
2度にわたるヨーロッパ生活で培われた国際感覚豊かな山形さんに「私のライフ
プラン~明るい将来のために~」について講演いただきました。
詳しくは下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/seminar/2009/2317/2944/



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドの手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっています。
<株投単位型> 7月中に設定されるファンド ・・・ 2本
<株投追加型> 設定日が7月中のファンド   ・・・34本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://data.toushin.or.jp/fund/new/2010/fund10073.pdf



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3.カフェコーナー

    ◆カンボジア再び(その1)

1月初旬の休日、職場近くの百貨店で開催されたアンコールワット展に出かけた。

偶々入場したとき、この方面の第一人者である上智大学の石澤学長によるギャラ
リートークが始まっていた。昨年5月に刊行された興亡の世界史シリーズの第11
巻「東南アジア多文明世界の発見」は、アンコールワット研究歴50年という先生
の最新の研究結果を網羅した著作で、シュリーマンのトロイ発掘にも似た感興を
覚えたものだ。

この催しは、昨年8月から来年1月まで1年半近くをかけて日本全国を巡回している
とのこと。先年、現地で拝観した展示も幾つかあるのだが、空調もなく吹きさら
しに近いプノンペンの国立博物館で見たときは、さほどの興趣も湧かなかった。

しかし、こうして立派な会場で大混雑の中、解説付きライト付きの展示を見ると
大変ありがたく見えてくる。

先生によれば、今、ここに展示されているのが本物で、カンボジアにあるのは
レプリカなのだと。そのレプリカと出会ったのは、1年半振りにカンボジアを
再訪した5月下旬のことである。

今回も、日系と共同運航のベトナム航空で、ホーチミン経由プノンペンへ。客室
乗務員の臙脂色のアオザイが軽やかに翻るのがいつも印象的だ。

空港から、市街へ向かう道路は相変わらず混雑していたが、シクロ、トゥクトゥ
ク、バイクタクシーに混じって前回見かけなかったセダンのタクシーを何台か目
にする。

開発の途上にある国の都市の風景は変転めまぐるしい。当地も御多分にもれず
世界金融危機の余波を受け、不動産バブルがはじけて、経済成長率が鈍化したと
いう。業務開始が見込まれていた近代的な証券取引所も未稼働らしい。

プノンペン初だという40階を超える高層ビルの前を通過したが、入居率は今一つ
とか。ただし、前回に比べて、明るい街角が増えたようだ。ベトナムからの電力
輸入が本格化して首都では安定的な電力供給が始まりつつあるという。新規進出
の米国系フライドチキンの店のネオンサインが輝いている。

到着の夜は前回と同じクメール料理店の2階テラスへ。前回の旅は11月半ば、雨季
の終わりに当たっていて、到着早々の夕方、ここで激しいスコールに見舞われた。

今回は、5月下旬の訪問で乾季の終わり。滞在中、雨には会わなかった。キャンド
ルの淡い灯が揺らめく中、伝統的なクメール料理をいただく。今回は、家族のリ
クェストでカエルのフライも注文。ビールは当地のアンコール・ビールである。

節度を求める家族の視線をよそに独り、ビールをアンコール。いつしか酩酊しつ
つ、フランスの保護領で東洋のパリと言われた歴史の故か、はたまたメコンの賜
物で盛んに棲息していたためなのかと、カエル料理の由来について自問する中、
プノンペンの夜は静かに更けていった。

                                                                  (YC)



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