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No.20 (2002年09月18日発行) >>公社債投資信託-2 MMF



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         投信協会メールマガジン    No. 20        2002/9/18
                                発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1. トピックス
    ◆ 「投資信託ガイド」の内容に関するアンケート結果
    ◆ 投資信託の市場動向(8月中)
    
2. 募集中ファンド

3. 投資信託入門
    ◆ 公社債投資信託-2 MMF

4. カフェコーナー
    ◆ ダッチオーブン、あるいは「僕の夏休み」
    
5. お知らせ
    ◆ 個人投資家及び機関投資家向けシンポジウムの開催

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1.トピックス

◆ 「投資信託ガイド」の内容に関するアンケート結果  ◆

当協会では毎年投資信託をわかりやすく説明した「投資信託ガイド」を作成し
ておりますが、より一層分かりやすい冊子にしていくため、7月上旬に「投資
信託ガイド」請求者のうち700名の方に対しアンケートを行いました。
そのうち200名(男性81.5%、女性18.5%)の方からご回答をいた
だきましたので、主な調査結果をご紹介します。

★「投資信託ガイド」の請求者像
この冊子は、おもに新聞広告や各種雑誌広告、メールマガジン等を読んで投資
信託に興味をもたれた方から請求があります。
回答者200名のうち、「72%が投資信託の保有者」、「28%が非保有者」
となっており、保有者が圧倒的に多いことがわかりました。

★ガイドを読んだ感想
保有者、非保有者とも「大変参考になった」と回答した方が半数以上で、「ま
あまあ参考になった」の回答者とあわせると99%にものぼります。

★読みやすさについて
85%の方から「読みやすかった」との回答が得られましたが、「読みにくか
った」と回答した方も15%ありました。
読みにくい理由としては「専門用語が多い」(59.0%)、「字が小さい」
(15.4%)、「詳しすぎる」(10.3%)があげられています。

★参考になった項目
「投資信託ガイド」掲載項目の中から参考になった項目を3つ以内の条件であ
げてもらったところ、保有者は「税金について」、「新しいタイプの投資信託」、
「基準価額の計算方法と見方」がベスト3となり、非保有者は「費用」、「リ
スク」、「換金」がベスト3と、投資信託を保有している・していないで異な
った結果となりました。しかし、選択した項目に違いはあっても、いずれも直
接投資に役立つ情報に大きな関心があることがわかります。

★ガイドを読んだ今後の予定
ガイドを読んで投資信託をはじめたい(既に保有している人は追加購入したい)
と思ったかを聞いたところ、保有者と非保有者では回答が異なっていました。
保有者の方は30.7%が「すぐに購入したい」と回答しましたが、非保有者
の方は10.7%であり「将来的にははじめたい」(74.5%)とする回答
者が大部分を占めました。


皆様方からいただいた貴重なご意見は、今後の改訂版作成等の広報活動に役立
てていきたいと考えております。ご協力ありがとうございました。



◆ 投資信託の市場動向(8月中) ◆

(1)資産の動向……株式投信は5月以来3ヶ月ぶりの増加、公社債投信は7
                    月に引き続き減少。

8月の設定状況を見ると、
●株式投信
ETFの資金増も寄与し、6,437億円の資金増加(設定-解約)があった。
これは6ヶ月連続の増加。これにより純資産も増加している。

●公社債投信
設定、解約とも細り、純資産の減少が続いている。

●MMF
前月と比較し設定、解約とも減少、純資産の減少額も小さくなっている。

                                                    <単位:億円>
                     設定           解約        純資産計(前月比)
1.株式投信         9,061          2,536        157,657(3,559)
2.公社債投信      17,634         22,920        157,666 (▲5,358)
3.MMF           2,792          3,897         59,044 (▲1,104)
合計1+2+3      29,488         29,354        374,367 (▲2,903)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


(2)運用状況

8月の運用状況を見ると、
株式投信における株式の組み入れ比率は、前月末と比較すると60.3%→
60.2%とほぼ同じ、全体の公社債の組み入れ比率は53.0%→52.2%
と低下した。
 
                                              <単位:%>
                     株式        公社債         余資等※
1.株式投信        60.2          29.8           12.5
2.公社債投信       ―           73.3           26.3
3.MMF           ―           55.6           48.1
合計1+2+3      25.4          52.2           23.9

※余資等とは預金、金銭信託、コール・ローン、割引手形、CD、CP等が含
  まれます。

● 株式の売買状況(国内外合算) 326億円の買い越し。


(3)主体別残高状況
                                                        <単位:億円>
                    証券会社      銀行等      投信会社        合計
1.株式投信        110,354       44,492       2,810        157,657
2.公社債投信      142,361       13,575       1,730        157,666
3.MMF           40,207       16,684       2,152         59,044
合計 1+2+3     292,923       74,751       6,693        374,368
(保有割合:%)    (78.2)     (20.0)     (1.8)      (100.0)


(4)マーケット指標
                 14年8月末(前月比)    14年7月末       前年8月末
日経225        9,619(▲258)          9,877          10,713
TOPIX          941(▲24)             965           1,103
国債利回り        1.175(▲0.14)         1.315           1.380
為替(1$)     117,95(▲2.15)        120.10         119.25



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2.募集中ファンド

9月18日現在の新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等が一覧表に
なっています。
追加型については設定日が9月中のファンド、単位型については9月18日が
募集期間に含まれているファンドです。
詳しくは添付のファイルをご覧ください。

(fund02092.pdf)


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3.投資信託入門

◆ 公社債投資信託-2 MMF ◆

1992年5月、大型貯蓄商品として発展が期待されるMMF(マネー・マネ
ージメント・ファンド)が誕生しました。このファンドは短期の金融商品を運
用対象とする実績分配型の短期公社債投信で、投資家の預け入れ期間は自由と
するなど、アメリカのマネー・マーケット・ファンドに類似した商品として開
発されました。

★ MMFの誕生
MMFの特徴は前回No.19で説明したMRFと同様、運用面にあります。
運用対象は日本国内や外国の公社債やCD、CPを中心であり、株式を一切組
入れずに運用されます。また、MMFより5年前に開発された中期国債ファン
ドと同様、毎日決算され(毎日買付ができるということ)、分配金は月末の最
終営業日に1ヶ月分をまとめて自動的に再投資されるほか、営業日の午前中に
入金されたものは当日分の分配金も受取れる等、投資家本位で利便性を重視し
た商品スキームでした。
当時は100万円以上1万円単位という購入単位や低金利が進行している環境
ではありましたが、収益面での優位性から投資家の関心を集め、設定から3ヶ
月足らずの7月末には中期国債ファンドの残高を抜き、順調にその資産を拡大
させました。

★ 利回り
収益は毎日計算され、月末に一括して再投資されます。
現在20本が運用されており、直近7日間(9/10~9/16)の分配額を
もとにした年換算利回りは0.0から0.177%となっています。

★ 換金
換金は1円単位で可能です。またキャッシングといって解約を申し込んだ当日
に現金を受取ることもできます。なお、この限度額は500万円以内で各社が
定める額となっており、この限度額を超える場合はお申し込み日の翌営業日と
なります。

★ 最近の状況
商品発足以降、幾度かの商品性改善を経て購入単位は1円単位にまで引き下げ
られました。
(運用会社により、また取扱販売会社により異なる場合があります。)
株式投資信託に比べ比較的安全性の高い商品として人気を集めていたMMFで
すが、昨年11月、アメリカの大手エネルギー会社エンロンの破綻により、5
本のMMFが元本割れになるという事態に陥りました。
このような状況を踏まえ、当協会では以下に掲げる新しいルールを設け、業界
をあげてMMFの信頼回復に努めています。

【1】運用面での安定性確保
●一定の格付け以上の債券で運用する
●満期まで保有することを目的とした債券を除き期間が1年以内のもので、平
均残存日数は180日を越えないものとする

【2】販売面での安定性確保
●大口の投資家に対しては、解約の際に事前の連絡を必要とすることや1日あ
たりの解約制限を設ける

【3】ディスクロージャーの充実
●運用報告書の記載の充実を図るとともに、主要な組入れ資産については月次
の資料を作成し、運用会社のホームページや販売会社の店頭で入手できるよう
手当てを行う

CD…譲渡性預金
 銀行が発行する無記名の預金証書で、金融市場で自由に売買することができ
ます。発行単位に規制はありませんが、実際には1,000万円以上が1つの
購入単位となっていることから、有利な金融商品であっても個人ではなかなか
購入することができません。

CP…コマーシャルペーパー
 企業が短期の資金を調達するために発行する短期・無担保の約束手形のこと
です。通常は大口定期やCDの新発よりも高い利回りで運用できるというメリ
ットがあります。

運用会社のホームページは、協会ホームページからリンクできます。
http://www.toushin.or.jp/data/member.html



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4. カフェコーナー

◆ ダッチオーブン、あるいは「僕の夏休み」 ◆

八月某日、友達とキャンプに行った。僕だけ急用が入り、皆に遅れて夜から参
加することになった。週末で高速は混んでいて、目的地のインターまで予定よ
り時間がかかった。キャンプ地を目指し山道に入ると、だんだん道が狭くなり
街灯がなくなっていく。ついに車のライト以外何も周囲を照らすものがなくな
った。バックミラーで後方を確認しようと思っても真っ暗で何も見えない。知
らぬ間にずぶ濡れの謎の女性か誰かが後部座席に座っていたらどうしよう、と
ドキドキしながら先を急いだ。

幸いにして怪談的な展開にはならず、無事にキャンプ地に着いた。すでに夜中
の12時近くであった。急いでいたので夕食を取っておらず、さすがにお腹が
すいていた。

そんな僕の前に、見慣れない、黒い洗面器ぐらいの大きさの深い鍋が差し出さ
れた。友人は「食え」と言いながらとても重そうな蓋を開けた。中を覗き込む
と、なんとアツアツのローストチキンがまるまる一羽入っていた。黒い鍋の正
体はダッチオーブンといい、今回のキャンプの影の主役でもあった。
詳しい方ならご存知であろうが、ダッチオーブンとはアウトドアに使われる、
これひとつでありとあらゆる調理ができる万能の鍋である。鍋自体がとても分
厚く密閉性、保温性が高く、蓋の上にも炭をおいて加熱できるため、まさにオ
ーブンのような調理が可能であるという。

ローストチキンは箸でつまむだけで肉が骨から外れるぐらい柔らかく仕上がっ
ていた。友人たちは、先にキャンプ場に着いてから8時間近く、食事をするの
も忘れてずっと料理をし続けたという。その間に作られた料理はローストチキ
ンの他、虹鱒の串焼き、ラム肉のオーブン焼き、チキンスープ、くるみパン(!)
などなど・・・。わが友人ながら見かけに寄らず器用なものである、と敬服し
た。
モーレツに感動した僕は夢中になって料理を食べたが、まるまる一羽の鳥は食
べきれなかった。残りはみんなで次の日食べようということになり、食後はク
ワガタ取りなどをして夜がふけていった(成果はコクワガタのメス二匹)。

しかし翌朝、なんとあのモーレツにおいしかったチキンが食器ごと地面に無残
に撒き散らされていた。食器には爪で引っかいたような傷がついていた。噂に
よれば最近では食べ物を求めて熊がキャンプ地近くまで降りてくるとのこと。
「犯人は熊」説を強く主張する友人もいたが真相は誰にもわからない。残念だ
ねといいながら掃除をした。本当に残念だった。でも熊って鳥を食べるのか?

ところでこのダッチオーブン、最近雑誌やTV等でよく取り上げられている。
野山に入って疲れを癒したいという現代人の自然回帰志向からアウトドアブー
ムが起こっているのかもしれない。ちょっと前にレジャー産業の株式を組入れ
るエンタテイメント系のテーマファンドが流行ったが、こうしたアウトドア業
界を中心に組入れるものはどうだろう。ファンドが元気であればあるほど人々
が元気になっていく。そんな好循環は期待できないものだろうか。(人生)



★--------★★ お知らせ ★★----------★--------------------------★

◆ シンポジウムのご案内
                 ~個人投資家及び機関投資家向けシンポジウムの開催~ ◆

不動産シンジケーション協議会(CRES)では、個人投資家及び機関投資家
向けのJ-REIT(不動産投資信託)シンポジウムを開催いたします。
1.開催日時・場所
    平成14年10月7日(月)午後1時~午後5時
    東京国際フォーラム(千代田区丸の内3-5-1)ホールC

2.総合テーマ
   「J-REIT:発展のシナリオー上場1年を迎えて」

3.後援:国土交通省、東京証券取引所、投資信託協会、日本証券業協会、
    日本ファイナンシャル・プランナー協会、金融財政事情研究会、不動産協会

4.参加方法
    一般の参加ご希望者100名様をご招待いたします。
    CRESホームページからお申し込みください。
    http://www.cres.gr.jp
    
    9月17日より受付を開始し、定員になり次第締め切りとさせていただき
    ます。

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