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No.205 (2010年5月6日発行)>>投資信託の公告ってなに?

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         投信協会メールマガジン    No.205        2010/05/06
                                   発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.トピックス
    ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-173-
    ◆投資信託の公告ってなに?

4.その他
    ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
    ◆『電波』塔



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1.トピックス

    ◆「投資信託基礎講座」開催のお知らせ

当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向け
に「投資信託基礎講座」を東京・茅場町で開催します。

開催日:平成22年6月18日(金)

申込方法等、詳細は下記NPOエイプロシスホームページをご覧ください。
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=10-00-01-21



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になってい
ます。

<株投追加型> 設定日が5月中のファンド  ・・・16本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://data.toushin.or.jp/fund/new/2010/fund10051.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-173-

    ◆投資信託の公告ってなに?

今回は、新聞紙面や運用会社のホームページに掲載される投資信託の公告につ
いてご説明いたします。

★公告とは
投資信託についての公告とは、運用会社が受益者と呼ばれる投資信託の投資家
に対して、保有している投資信託に関する重要な情報を知らしめるために行わ
れるものです。公告の方法は限定されており、新聞またはインターネットの
ホームページに掲載する方法(電子公告)のうちどちらかによります。

★どんな場合に公告される?
投資信託の公告は主に、投資信託の商品性を定める契約書である約款を変更す
る際や繰上償還する際に行われます。

投資信託の法律には、商品の同一性が失われるような約款の変更(重大な約款
変更と言います)がなされる場合には受益者に対して約款の変更の内容や理由
などを書面にて通知し、さらにその旨を公告する必要がある(すべての受益者
に書面で通知した場合を除きます)との規定があります。また、繰上償還する
場合も同様の規定があります。

重大な約款変更や繰上償還は受益者への書面による通知や公告によって知らし
められ、受益者の決議を経なければなりません。(繰上償還については約款で
の規定により、この手続きを経る必要がない場合もあります。)
重大な約款変更の実例は、分配金の頻度(信託の計算期間)の変更、主要な投資
対象の追加、などがあります。ただし、投資信託約款の内容は投資信託ごとに
異なるため、一律に重大かどうかは判断できません。

★公告の方法
公告をどこで行うのかは、投資信託の目論見書や約款に記載されています。新
聞を用いるのであれば何新聞で行うのか、ホームページに掲載するのであれば
インターネットアドレスはどちらで、事故などの理由により電子公告ができな
い場合は公告をどこで行うのかなどが記載されています。

最近は電子公告の制度整備を受け、運用会社のホームページでの電子公告が増
えてきているようです。



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4.その他

    ◆投資信託概況の発表日

当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。4月分の
発表日は5月18日(火)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲載
は同日15時30分の予定です。



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5.カフェコーナー

    ◆『電波』塔

以前このコラムで東京スカイツリーについて書いた。その後、高さが東京タワー
を抜いたあたりから、マスコミ報道も増え、天気の良い週末ともなると、周辺
にはカメラを手にした観光客が多くみられるようになってきた。今年の隅田公
園の花見はスカイツリー見物とセットで、というのが流行ったらしい。

そんな中、ふと、そもそもなぜこんな巨大なものを作ってるんだっけ?という
疑問が頭をもたげた。地上デジタル放送完全実施のため、というのは何となく
知っていたが、それだけだろうか。と思っていたある日曜日、テレビをみてい
たら、まさにそんな疑問に答える番組(デジタル放送のPR番組)が始まったで
はないか。

それによると、現在、テレビのアナログ放送で使用されている電波は、使える
枠をめいっぱい使っていて、全く余裕のない状態。デジタル放送化によって使
用電波は3分の2に圧縮され、35%ほどの余裕が生まれる。その余裕部分を
有効利用しようといろいろな研究が進められているという。例えば、交通安全
への利用。車のナビゲーションシステムや携帯電話にある機能を搭載すること
で、車、自転車、歩行者が互いに発信する電波で接近を知らせ、見通しの悪い
道路などでの衝突を防ぐ、というもの。また、救急車に小型カメラを積み、言
葉だけでは伝わりにくい傷病人の状態を画像で救命センターに伝え、医師の適
切な指示を受けられるようにするというもの。電波を利用して自動走行する新
型の車も紹介されていた。「魚の群れ」を参考にしていて、電波の働きで障害
物にぶつかることなく安全走行ができるという。

詳しい仕組の話になるとさっぱりで、理解不足の点もあるだろうが、正直、や
る価値があると思ったのは救急車のカメラ搭載くらいで、その他は、べつにあ
ってもなくてもいいような...。交通事故を防止するというシステムに至っ
ては、これが普及すれば、電波の情報に頼りすぎて、人間本来の危機回避能力
が退化していくなんてことはないだろうか、と心配になった。「ぶつかったの
は、あっちから電波が来なかったからだ!」な~んて。まあ、そんなことは、
アナログ人間の杞憂にすぎず、高度電波社会(?)はその実現に向けて着々と
歩みを進めていることはたしかなようである。

                                          (スカイツリーのふもとにて)




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