No.173 (2009年1月7日発行) >>新しい投資信託の分類って?‐2
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投信協会メールマガジン No.173 2009/1/7
発行:毎月第1・第3水曜日
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●--● CONTENTS ●--●
1.トピックス
◆「投資信託入門セミナー(水戸市)」開催のお知らせ
◆「投資信託入門講座(東京・茅場町)」開催のお知らせ
2.募集中ファンド
3.投資信託に関するQ&A集-141-
◆新しい投資信託の分類って?‐2
4.その他
◆投資信託概況の発表日
5.カフェコーナー
◆ストーブ
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1.トピックス
◆「投資信託入門セミナー(水戸市)」開催のお知らせ
当協会は、投資信託への理解を深めるためのセミナーを水戸市で開催いたしま
す。
主催:(社)投資信託協会
日時:平成21年1月24日(土) 13時30分~15時40分 (受付:13時)
会場:茨城県産業会館 (JR水戸駅 徒歩3分)
講師:渡邉 信之 氏 (NPOエイプロシス所属 証券カウンセラー)
申込方法等、詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/news090124.html
◆「投資信託入門講座(東京・茅場町)」開催のお知らせ
当協会とNPOエイプロシス(投資と学習を普及・推進する会)は、未経験者向けに
「投資信託入門講座」を東京・茅場町で開催します。
主催:NPOエイプロシス (社)投資信託協会
日時:平成21年1月20日(火) 13時30分 (受付:13時)
会場:東京証券会館9階会議室 第4・5会議室
(東京メトロ「茅場町」駅8番出口直結)
申込方法等、詳細は下記NPOエイプロシスホームページをご覧ください。
https://www.aprosis.com/ceminar/input.php?c=08-00-01-83
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2.募集中ファンド
新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
1月中に設定されるファンド ・・・ 5本
設定日が1月中のファンド ・・・ 20本
詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2009/fund09011.pdf
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3.投資信託に関するQ&A集-141-
◆新しい投資信託の分類って?-2
前回のQ&Aでは、新しい投資信託の分類の概要についてお伝えいたしました。
今回は目論見書などの表紙に記載する商品分類の詳細についてご説明いたし
ます。
★表紙に記載する「商品分類」とは
2009年1月より、協会規則の「商品分類に関する指針」が実施され、この指針
は、目論見書などの表紙に記載する「商品分類」と、目論見書本文などの商
品説明において使用することを努めるものとする「属性区分」を定めていま
す。
前回ご説明したように、目論見書や運用報告書の表紙に記載する商品分類は、
主に投資信託の収益が実質的にどのような資産を源泉とするのかによって分類
されます。商品分類は以下の区分で構成されます。
1.単位型投信・追加型投信の区分…単位型投信/追加型投信
2.投資対象地域による区分…国内/海外/内外
3.投資対象資産による区分…株式/債券/不動産投信(リート)
/その他資産/資産複合
4.独立した区分…MMF/MRF/ETF
5.補足…インデックス型/特殊型
まず、「1.」については、単位型投信か追加型投信かの区分で、「2.」は主た
る投資収益が実質的にどの地域の資産を源泉とするのかによって区分されます。
「3.」は主たる投資収益が実質的に何の資産を源泉とするのかによって区分さ
れ、その区分中、「その他資産」は株式・債券・不動産投信(リート)以外の資産
を源泉とする場合、「資産複合」は複数の資産を源泉とする場合に区分されま
す。「4.」「5.」はそれぞれの区分の項目に合致したら記載する区分です。
★商品分類の例
ここで、具体的にいくつかの種類の投資信託を挙げ、どのように商品分類され
るかを示してみます。
・追加型で、主に国内の株式に投資し、収益の源泉とする投資信託
→追加型投信/国内/株式
・追加型で、主に海外の債券に投資し、収益の源泉とする投資信託
→追加型投信/海外/債券
・追加型で、主に商品先物(コモディティ)の指数に連動する海外の債券に投資
し、収益の源泉とする投資信託→追加型投信/海外/その他資産(商品先物)
・追加型で、主に国内の株式に投資し、日経平均株価に連動する運用成果を目
指す投資信託→追加型投信/国内/株式/インデックス型
・追加型で、国内外の株式に投資する投資信託と、国内外の債券に投資する投
資信託に投資する投資信託→追加型投信/内外/資産複合
・MRF→追加型投信/国内/債券/MRF
・ETF→追加型投信/国内/株式/ETF/インデックス型
・単位型で、仕組債への投資を行うことにより投資成果が日経平均株価の水準
で決まる投資信託→単位型投信/国内/株式/特殊型(条件付運用型)
以上、新商品分類での分類の一例です。今年の1月よりこの分類がスタートし、
今年の1月以降に新規設定されるファンドの目論見書には新商品分類が記載さ
れます。既存のファンドについては、ファンドごとにタイミングは異なります
が、少なくても2009年末までには目論見書や運用報告書の表紙に新商品分類が
記載されることになります。次回も引き続き、商品分類についてご説明いたし
ます。
なお、商品分類について、その指針や、現在運用中の投資信託の分類がどう変
わるかについて、下記ページに掲載しています。
http://www.toushin.or.jp/info/0811topics.html
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4.その他
◆投資信託概況の発表日
当協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。昨年12月
分の発表日は1月19日(月)を予定しております。なお、ホームページへの記事掲
載は同日15時30分頃の予定です。
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5.カフェコーナー
◆ストーブ
私の実家は、豪雪地帯とまではいきませんが、そこそこ雪の降る地域にありま
す。実家では、私が生まれる前から(おそらく)数台の石油ストーブが暖房器具
として活躍していました。しかし、最近安全性や給油の手間などを考慮して、
石油ストーブ、石油ファンヒーターをガスファンヒーターに切り替えたので、
石油ストーブの活躍の場はほとんどなくなってしまいました。
石油ストーブは、円筒の下に円周状の芯があり、その芯に灯油が吸い上げられ
て燃え、暖がとれるという仕組みのストーブです。燃焼している様がまったく
あるいはほとんど見えない、ファンヒーターなどとは違って、石油ストーブは
なにかが燃えているのが外からもよく見えます。
子供の頃は、石油ストーブの炎を見ながらぼーっとしたり、外から雪を持って
きて天板の上に乗っけて溶かして遊んでみたり(あまり大量に乗せると蒸発せ
ずに水が下に垂れてしまうので分量に注意)、一般的な使い方としては餅を天
板で焼いたり、やかんを置いてお湯を沸かしたり、煮込み料理のなべを置いて
みたりと、単に暖をとる以上に使いでのあるストーブでした。
ただ、燃焼する部分が格子などでカバーされているとはいえ、高温になる箇所
が露出しているので、気をつけないとやけどしたりする危険性もあります。外
から帰ってきて、ナイロン地の服を着たまま石油ストーブのすぐ近くで暖をと
っていたら服が溶けてしまったこともありました。
炎が見え、高温になる箇所が露出している分、いいこともあれば気をつけなけ
ればならないこともある石油ストーブですが、やはり炎が見える構造はいいも
のです。石油ストーブの炎に限らず、暖房用の炎は、揺らめいている様子を見
ているだけでも暖かくなり、なぜか心も落ち着くような気がします。
(AS)
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