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No.15 (2002年07月03日発行) >>評価機関ってなに



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      投信協会メールマガジン  No. 15     2002/7/3
                発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1. トピックス
   ◆ 投資信託ガイド(2002年版)の刊行
   
2. 募集中ファンド

3. 投資信託入門
   ◆ 評価機関ってなに?
   
4. その他
   ◆ 投資信託に関する書籍の紹介


5. カフェコーナー
   ◆「言葉は慎重に・・・」


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1.トピックス

◆ 投資信託ガイド(2002年版)の刊行

投資信託ガイド(2002年版)ができました!
(B5判、42頁、無料)

投資信託協会では、一般消費者向けに投資信託をわかりやすく解説した「投資
信託ガイド」を作成しております。2002年版では、昨年登場した不動産投
信やETF(株価指数連動型上場投信)といった新しいタイプの投資信託を説
明するとともに、巻頭には投資信託のポイントをまとめた「投資信託ひとくち
ガイド」、巻末には投資信託でよく使われる専門用語を解説した「知っておき
たい基礎知識」をまとめました。
投資信託を全く知らない方にも、また何となくは知っているけれどもっとよく
知りたい方にも、たいへん役立つ1冊になると思います。

ご希望の方は、下記いずれかの方法でお申し込みください。
  メール:jita-kouhou@toushin.or.jp
  はがき:103-0026
      東京都中央区日本橋兜町2-1東京証券取引所ビル6階
      (社)投資信託協会広報部メルマガ係

「ガイド希望」とお書きの上、郵便番号、住所、氏名、年齢をご記入ください。


なお、無料でお送りいたしますが、お一人様1冊に限らせていただきます。


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2. 募集中ファンド

7月3日現在の新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等が一覧表になっ
ています。

追加型については設定日が7月中のファンド、単位型については7月3日が募集
期間に含まれているファンドです。

詳しくは添付のファイルをご覧ください。

(fund02071.pdf)


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3.投資信託入門

◆ 評価機関ってなに? ◆

投資信託を購入するに際し、多数のファンドの中から自分に適したファンドを選
択することはとても大切なことです。選択のためには数種のファンドをいろいろ
な条件のもとで比較することになりますが、その投資判断の手助けをしてくれる
のが評価機関といわれる存在です。

★評価の種類
一般的に評価には「定量評価」と「定性評価」の2つがあります。「定量評価」
は過去の基準価額などのデータに基づき計量的に分析する手法、「定性評価」は
訪問やアンケートなどによって運用体制や管理体制、情報開示などを評価する方
法です。

★評価機関の誕生
1994年、大蔵省の投資信託研究会がまとめた「投資信託の改革に向けて」の
中で、複数の民間機関による投資信託のパフォーマンス評価の確立を図る必要性
や、その実現のために当協会が基礎データを提供する仕組みを確立することが重
要であると明記されました。
これを受けて、当協会では評価機関として名乗りをあげた会社に対し面接を行い、
きちんとした評価方法を採用している会社に定量評価に必要な基準価額や純資産
額、設定・解約額、分配金などのデータを配信しはじめました。

★評価機関の評価方法
評価機関では協会から受信した各種のデータを自社の評価方法に基づき調査・分
析し、ランキングを行っています。
社により多少の違いはありますが、概ね以下のような方法がとられています。
1.まずランキングを行うためのグループ分けをします。グループ分けの方法は
当協会が以前行っていた運用成績公開制度に基づく分類を採用している社もあれ
ば、自社で定義した独自の分類に基づいている社もあります。
2.各ファンドのデータを分析し、グループ毎に成績の良いものから5つ程度に
ランキングします。ランキングは相対評価ですが、それぞれに属するファンドの
数は均等ではありません。ランキングの優劣は、星の数やAの数で表します。

★評価の利用
こうして得られたランキングは各評価機関のホームページや雑誌、新聞などで公
表されています。
評価機関のホームページは投信協会の下記アドレスからリンクしています。
http://www.toushin.or.jp/invest/check.html - check2

評価機関のホームページではランキングのみならず、様々な条件をつけることに
よってファンドを絞り込むこともできますので、ファンド選択の際にご利用され
てはいかがでしょう。

★ランキングの注意点
投資信託の評価というと過去の運用成績などに基づくランキング<定量評価>の
みに目が向いてしまいがちですが、運用体制や管理体制といった<定性評価>も
大事な要素です。
また、同じファンドでも評価機関によってランキングが違うこともありますし、
ランキングは過去の数字に基づいているものであり将来を約束するものではない
こと、評価は随時見直され、永久的なものではないことも知っておきましょう。


次回は、「解約のときに気をつけなければならないこと」について説明します。



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4. その他

◆ 投資信託に関する書籍の紹介 ◆

 ★証券投資の基礎 ★
  (投資者向け)
  野村証券投資情報部編
  発行:丸善<272頁/1500円>

証券ビジネスの現場で働き、財務会計、経済学、投資理論の基本を心得ている実
務家メンバーが中心となって執筆した、新しいタイプの「証券投資」の入門テキ
スト。
投資とはなにか、投資とリターン、グローバル証券投資の方法、分散投資、長期
投資、ドルコスト平均法等について解説するとともに、投資信託についても定義
や利用法の説明がある。



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5. カフェコーナー

◆ 言葉は慎重に・・・ ◆

この一ヶ月間W杯が日本中を熱くさせた。
まさに綺羅星の如しといった各国のスタープレイヤー達がその戦いのために日韓
へ一同に集結する様は、熱烈なサッカーファンならずとも興奮するに十分なシチ
ュエーションだった。やはり開催国として世界最大のスポーツイベントを迎える
ことができたのは貴重な経験であったと思う。

しかしこのまたとない機会を失った熱狂的サッカーファンがいる。
私の友人である。W杯開催期間中のほとんどを海外出張で費やし、リアルタイム
でW杯の興奮を感じることができなかった彼は、どうなぐさめてよいかわからな
いくらい落胆していた。そこで私は彼に私が見たなりの日本戦を再現して、その
興奮を伝えることにした。ベルギーと引き分けW杯で初めての勝ち点を得たこと、
ロシアを下し歴史的な勝利を収めたこと、チュニジア戦での冷静な試合運び、予
選リーグを首位で突破し堂々と本戦を戦った日本選手の姿を私の見たまま伝えた
つもりだった。

懸命にあの時の興奮を伝えようとしながらハタと気づいた。いったいどれくらい
この興奮が友人に伝わっているのだろうか。フ-ンとしか言わないだけの彼を前
にそう思ってしまったのだ。

フランスの哲学者メルロ・ポンティの本で読んだのだが、人の言葉というものは
それを語る人の主観が多く入り込んでしまうのを避けられない性質を持つという
ことを思い出した。つまり、何かが言葉で語られた時点で語る人間のバイアスが
かかってしまうということだ。言葉を駆使して表現を微に入り細にしても、いや、
すればするほど私の主観がそこに入ってしまい、友人が体験するのは私のW杯の
感想でしかないのだ。熱狂的サッカーファンの彼にとって、にわかファンである
私の解説は物足りなかったであろうし、もちろん興奮など伝えることはできなか
っただろう。彼には気の毒だが、やはりW杯を間近で感じることができたのは幸
せだった。

こう考えると、何かを伝える時、言葉の扱いは難しい。協会に苦情が寄せられる
が、ここでも「そう言った」、「いやそういう意味ではなかった」という言葉の
伝え方、捉え方が引き起こす問題は多い。そのようなことがないよう投信を購入
の際は目論見書をよく読んで商品の魅力やリスクを十分熟考されたい。
(S・I)


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