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No.154 (2008年3月19日発行) >>ライフサイクルファンドって何?‐2



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         投信協会メールマガジン    No.154         2008/3/19
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「不動産投信NEWS」3月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(2月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-122-
  ◆ライフサイクルファンドって何?‐2

4.カフェコーナー
  ◆水の泡



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1.トピックス

  ◆「不動産投信NEWS」3月号の公表

当協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信NEWS」3月号を公表しました。
なお、公表内容等は2月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(2月中)

全体の概況
20年2月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比4,860億円増加して73
兆9,627億円となった。このうち、株式投信は前月比5,852億円増加(うち、運
用増2,193億円)して61兆2,983億円、MMFを除く公社債投信は前月比780億円減
少して9兆7,950億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比3,919億円増加して30兆1,536億円、銀行等経由の残高は1,900億円増加して
30兆7,506億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比981億円減少して33兆7,312億円となった。

Ⅰ.公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                         
                         設定       解約(償還含む)     純資産(前月比)
1.株式投信             12,135        8,475            612,983(+5,852)
2.公社債投信           32,038       32,826             97,950(-780)
3.MMF                     997        1,208             28,694(-211)
合計[1+2+3]            45,171       42,510            739,627(+4,860)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味さ
     れますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
2月中の株式運用について、国内株式は82億円の売越し、外国株式は243億円の
買越しで2月末の組入株式の時価総額は20兆8,259億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は1,714億円の買越し、外国公社債は
1,735億円の買越しで2月末の組入公社債の時価総額は29兆2,622億円となってい
る。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                         
                     証券会社       銀行等       投信会社        合計
1.株式投信            301,536      307,506          3,939     612,983
2.公社債投信           96,602        1,322             25      97,950
3.MMF                  23,146        5,507             40      28,694
合計[1+2+3]           421,285      314,336          4,005     739,627
(シェア:%)            (57.0)       (42.5)          (0.5)     (100.0)

Ⅱ.私募投資信託の資産動向

                                                         
                          設定     解約(償還含む)    純資産計(前月比)
合計(株投+社投)          6,482     7,473              337,312(-981)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味さ
     れますので、本表では一致しません。

Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

                                                         
                 20年1月(前月比)         19年12月           前年1月
純資産計         36,987(+117)              36,870            31,971
追加出資額            0                       623                 0

Ⅳ.マーケット指標(参考)
                     20年2月末(前月比)       20年1月末      前年2月末
日経平均株価(円)     12,861.13(-731.34)      13,592.47      17,604.12
TOPIX(ポイント)       1,324.28(-22.03)        1,346.31       1,752.74
為替(1米$:円)         104.78(-1.62)           106.40         118.44
東証REIT指数          1,564.74(-15.06)        1,579.80       2,337.70
(ポイント)
                         (290回債)            (289回債)     (285回債)
国債利回り(%)            1.355(-0.085)            1.44           1.63



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
 3月中に設定されるファンド  ・・・ 18本
 設定日が3月中のファンド    ・・・ 68本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2008/fund08033.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-122-

  ◆ライフサイクルファンドって何?-2

今回は前回に引き続きライフサイクルファンドについてご説明いたします。
ライフサイクルファンドとは、投資家が人生を歩んでいくに連れ、家族構成や
収入・支出などが変化することにより生じる、リスク許容度の変動に対応する
ように商品設計や運用を行う投資信託を指します。前回はライフサイクルファ
ンドのうち、スタティックアロケーション型を中心にご説明いたしましたが、
今回はもう一つの「ターゲットイヤー型」を中心にご説明いたします。

★ターゲットイヤー型って?
ターゲットイヤー型のライフサイクルファンドは、事前にある年(ターゲット
イヤー)を定め、ターゲットイヤーが近づいてくるに連れて組み入れ資産の比率
を変更する投資信託です。一般的にはターゲットイヤーが近づいてくるに連れ、
株の組み入れ比率を引き下げ、その分債券の組み入れ比率を引き上げるような、
投資資産の組み換えを行います。これは、投資家が年齢を重ねることによって、
リスクの許容度が小さくなることを想定したものです。

ターゲットイヤー型の投資信託は、ターゲットイヤーに向け、リスクが小さい
と想定される運用に切り替えていくのが特徴です。例えば、ターゲットイヤー
を20年後とした投資信託は、投資信託の設定後数年間は、株式などに対する投
資の比率を多くし、ある程度のリスクを取りながらリターンを目指します。そ
して、ターゲットである20年後が近づいてくるにつれ、リスクが小さいと想定
される国内債券や短期金融資産などへの投資の比率を徐々に増やし、20年後の
ターゲットイヤーには、資産の大部分を国内債券や短期金融資産に投資し、今
後その資産の組み入れ比率は変更しないといった運用を行います。(あくまで
一般的な例であり、ファンドによって商品設計・運用方針は異なります)
なお、このようなファンドにおいて、今後組み入れ資産の比率を変えず、資産
の大部分をリスクの小さな資産で運用することを安定運用と呼びます。

このタイプの投資信託は「○○ファンド2040」「○○ファンド2010」のように
ファンド名に年が記載されていることがあります。このファンド名の年は、フ
ァンドによって意味するところは異なりますが、一般的には安定運用開始年や
償還年を示しています。例示したファンド名の年が安定運用開始年を示してい
るのであれば、「○○ファンド2040」は2040年より安定運用を開始する投資信
託です。

★2つのタイプの違い
前回、ライフサイクルファンドのうち、スタティックアロケーション型をご説
明いたしましたが、今回のターゲットイヤー型とスタティックアロケーション
型の違いは、一つの投資信託が組み入れ資産の比率を変えるか変えないか、で
す。ターゲットイヤー型は組み入れ資産の比率を時間の経過によって変更する
ことにより、投資家のリスク許容度の変化に対応します。一方、スタティック
アロケーション型は、組み入れ資産の比率が異なる投資信託を複数用意し、投
資家はそのファンド間で随時乗り換えを行うことにより、自らのリスク許容度
の変化に対応します。投資家のリスク許容度の変化に対して、ターゲットイヤ
ー型は自動的に対応し、スタティックアロケーション型は投資家が選択して対
応します。

2つのタイプにはこのような違いがあり、ターゲットイヤー型は自動的に組み
入れ資産の比率を変化させるので、投資家は手間がかかりません。しかし、投
資信託に投資を始めた頃に投資家が想定していた状況と異なり、自らのリスク
許容度が想定より大きかったり小さかったりする場合もあります。このような
場合は投資家が自ら投資信託を選択できるスタティックアロケーション型の方
が投資家のニーズにより対応できると言えます。

ただし、ターゲットイヤー型も一つの投資信託だけで構成されることはあまり
なく、同じ資産(同じマザーファンドに投資する場合が多いようです)に投資す
る、ターゲットイヤーが異なる複数の投資信託により構成され、その投資信託
間で手数料がかからず乗り換えることができる投資信託もあります。このよう
な投資信託であれば、投資家は当初想定していたリスク許容度から外れた場合、
リスク許容度にあった運用を行っている投資信託に乗り換えることができます。

★ライフサイクルファンドの活用法
ライフサイクルファンドは、元々名前の通り、年齢に応じた適切な運用が行え
るように考えられた投資信託ですが、退職後に備えた資産づくりだけではなく、
人生のイベントに備えるため活用することもできます。例えば、子供の進学資
金や結婚資金、住宅購入資金などを形成したい場合、その資金を必要とする年
を定め、その年をターゲットイヤーとするターゲットイヤー型の投資信託を購
入するといった活用の仕方もあります。




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4.カフェコーナー

  ◆水の泡

ある晴れた日曜日、一週間で溜まった洗濯物を洗濯機に放り込み、洗濯機が動い
ているうちに掃除機をかけ、洗濯が終わるのを待っていた。天気予報では午後か
ら天気が崩れるとのことだったので、なるべく早く洗濯物を干したかった。早起
きはしなかったけれども。

大量の洗濯物を入れた洗濯機は脱水中にがたがた揺れていつも通り斜めに傾いた。
傾きはしたが、脱水は問題なく完了。面倒だけど、ベランダに干さなければなら
ない。

バッサバッサと洗濯物のしわを伸ばし、ハンガーや洗濯ばさみに吊るしていく。
洗濯物を洗うのと脱水するのは自動なので手間はかからないが、干すのが面倒。
乾燥もできる洗濯機欲しいなとは思うがイメージ的に電気代がすごそうなので購
入までには至らない。空を見ると、多少曇ってきつつあったが、雨は降らない程
度の厚さの雲のようだった。

面倒な作業を終えるとやはり達成感はあるもので、部屋も一応きれいになってい
るので気持ちがいい。さて、のんびりするかと思い、ぼーっとしていた最中、突
然ガラスが振動する音が聞こえる。あれ?なんだ?と思い、外を見るとベランダ
に干してある洗濯物が暴れ、そして一枚一枚が飛んでいく。飛んでいく様はスロ
ーモーションのように見えた。

突然の風。干していた洗濯物の半分くらいは吹き飛ばされてしまった。かろうじ
て飛ばなかった洗濯物を取り込み、ベランダから下を見ると大量の洗濯物が散乱
している。明らかに家の洗濯物より多く、同じアパートに干して飛ばされた洗濯
物が混在している。どれが私のだ…?はぁ…。しかもアパートの敷地を超え、隣
の一軒家の庭に落ちているのもある。私のシャツのような…。はぁ…。


                                                                   (AS)



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