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No.136 (2007年6月20日発行) >>ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズの違いって?-2


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         投信協会メールマガジン    No.136         2007/6/20
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「投資信託おもしろセミナー(静岡)」開催のお知らせ
  ◆「不動産投信NEWS」6月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(5月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-104-
  ◆ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズの違いって?-2

4.カフェコーナー
  ◆リサイクル



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1.トピックス

  ◆「投資信託おもしろセミナー(静岡)」開催のお知らせ

有力な資産運用のひとつとして期待される投資信託について理解を深めていた
だき、投資信託の楽しさ、おもしろさを皆様と一緒に考えてみようというセミ
ナーを静岡市で開催します。今回は、証券投資信託と不動産投信(J-REIT)に
ついて講演及び質疑応答を予定しています。

◆セミナー概要 
日    時  平成19年7月7日(土) 13時30分~16時30分 (受付:13時)  
会    場  静岡商工会議所会館会議室 5階ホール(JR静岡駅北口徒歩5分)
          静岡市葵区黒金町20番地の8
定    員  150名
参加費用  無料(ただし事前のお申し込みが必要です。)  
主    催  投資信託協会

◆内容 
<第一部>
●講演
講師:田中 誠 氏 
     (野村アセットマネジメント
      金融法人マーケティング部 シニア・マーケティング・エグゼクティブ)

      萩原 稔弘氏
      (東京リアルティ・インベストメント・マネジメント 代表取締役社長)
                                                      (五十音順) 
 <第二部>
●質疑応答 (ご参加いただいた方々から質問をお受けいたします。) 
出演者:田中氏、萩原氏
※ 講師等については、都合により変更になる場合もございますので、予めご
   了承ください。 

申込方法等、詳細はhttp://www.toushin.or.jp/info/news07070702.htmlをご
覧ください。


  ◆「不動産投信NEWS」6月号の公表

当協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動
き等をとりまとめた「不動産投信NEWS」6月号を公表しました。
なお、公表内容等は5月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(5月中)

全体の概況
19年5月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比2兆6,433億円増加して
78兆4,999億円となった。このうち、株式投信は前月比2兆5,333億円増加(うち、
運用増8,416億円)して64兆9,931億円、MMFを除く公社債投信は前月比674億円増
加して10兆6,569億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比1兆5,007億円増加して31兆7,326億円、銀行等経由の残高は1兆209億円増加し
て32兆8,114億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比1兆1,984億円増加して35兆9,673億円とな
った。

Ⅰ.公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                        <単位:億円>
                   設定       解約(償還含む)     純資産(前月比)
1.株式投信      32,503         15,586           649,931(+25,333)
2.公社債投信    49,285         48,616           106,569(+674) 
3.MMF            1,715          1,289            28,499(+426)
合計[1+2+3]  83,503         65,492           784,999(+26,433)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味
        されますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
5月中の株式運用について、国内株式は27億円の買越し、外国株式は654億円の
買越しで5月末の組入株式の時価総額は24兆6,856億円となった。
公社債の運用状況については、国内公社債は360億円の売越し、外国公社債は
2,283億円の買越しで5月末の組入公社債の時価総額は30兆1,532億円となってい
る。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                    <単位:億円>
                  証券会社      銀行等    投信会社       合計
1.株式投信      317,326      328,114     4,489        649,931
2.公社債投信    104,725        1,819        25        106,569
3.MMF            23,179        5,279        40         28,499
合計[1+2+3]  445,231      335,213     4,555        784,999
(シェア:%)     (56.7)       (42.7)      (0.6)       (100.0)

Ⅱ.私募投資信託の資産動向
                                                      <単位:億円>
                     設定     解約(償還含む)     純資産計(前月比)
合計(株投+社投)  12,676      6,170              359,673(+11,984)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向
             19年4月(前月比)            19年3月         前年4月
純資産計     33,305億円(+518億円)      32,787億円       23,803億円
追加出資額      484億円                    720億円           68億円


Ⅳ.マーケット指標(参考)
                   19年5月末(前月比)   19年4月末       前年5月末
日経平均株価(円)  17,875.75(+475.34)  17,400.41       15,467.33
TOPIX(ポイント)    1,755.68(+54.68)    1,701.00        1,579.94
為替(1米$:円)     121.69(+1.89)       119.80          112.58
東証REIT指数         2,612.98(+99.48)    2,513.50        1,707.50
(ポイント)
                   (286回債)           (285回債)     (279回債)
国債利回り(%)      1.745(+0.13)          1.615            1.83



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
<株投単位型>6月20日以降6月中に設定されるファンド ・・・  5本
<株投追加型>設定日が6月中のファンド              ・・・ 33本
<社投追加型>設定日が6月中のファンド              ・・・  1本

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2007/fund07062.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-104-

  ◆ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズの違いって?-2

★前回のおさらい
ファミリーファンド方式とは複数の投資信託の資金をまとめて、「マザーファ
ンド」と呼ばれる投資信託に投資し、マザーファンドが株や債券等の資産に投
資する運用方式であり、マザーファンドに投資する投資信託はベビーファンド
と呼ばれます。また、ファンド・オブ・ファンズは複数の投資信託に投資を行う
投資信託(ベビーファンドを除く)のことです。今回はこれらの仕組みを組み合
わせた仕組みについてご説明いたします。

★マザーファンドがファンド・オブ・ファンズ?
ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズは投資信託の仕組みの中で
複合的に用いられる場合があります。

例1
            →  マザーファンドB  →  株式市場
投資信託A
            →  マザーファンドC  →  リート    → 不動産等

*「→」は投資の流れを表しています。

例1の仕組み図をご覧下さい。投資信託Aは実際に投資家が投資する投資信託、
これはマザーファンドに対して投資を行うのでベビーファンドとなります。マ
ザーファンドBは株式市場に対して投資を行い、マザーファンドCはリートに対
して投資を行うものとすると、マザーファンドCはファンド・オブ・ファンズと
なります。日本の法律上、リートは投資信託(投資法人)ですので、主にリート
に対して投資を行うマザーファンドCはファンド・オブ・ファンズである必要が
あります。

投資信託AとマザーファンドB・Cの関係はファミリーファンドであり、マザーフ
ァンドCとリートの関係の観点からはマザーファンドCはファンド・オブ・ファン
ズです。マザーファンドCはマザーファンドであり、かつファンド・オブ・ファ
ンズであると言えます。

上記のような構造は、リートも含めた複数の資産(国内外株式・国内外債券など)
に投資を行う投資信託に多いようです。(例1は投資信託Aがベビーファンドと
なる仕組みですが、ファミリーファンド方式を用いず、投資信託Aがファンド・
オブ・ファンズとなり、株式や債券に投資する投資信託やリートに投資して、
実質的にリートも含めた複数の資産に投資を行う場合もあります。)

★逆のパターン?
例1の構造は、投資家から見て、ファミリーファンド方式とファンド・オブ・
ファンズが組み合わさった形ですが、順序が逆になり、投資家から見てファ
ンド・オブ・ファンズとファミリーファンド方式の順で組み合わさった形の投
資信託もあります。

例2
            →  ベビーファンドE  →  マザーファンドG  →  株式市場
投資信託D
            →  ベビーファンドF  →  マザーファンドH  →  債券市場

例2の仕組み図をご覧下さい。投資家が投資するのは投資信託Dですが、投資
信託DとベビーファンドE・Fの関係はファンド・オブ・ファンズの関係であり、
ベビーファンドE・FはそれぞれマザーファンドG・Hに投資し、マザーファンド
が株式等に投資をします。この構造においては、投資家が投資する投資信託D
はファンド・オブ・ファンズであり、投資先の投資信託がファミリーファンド
方式をとっています。

★信託報酬は?
例1の場合は投資信託Aが徴収する信託報酬を投資家は(信託財産から)支払い
ます。前回ご説明したように、マザーファンドは信託報酬を徴収しませんの
で、投資信託Aを購入した投資家が支払う信託報酬は、ベビーファンドであ
る投資信託Aの信託報酬のみです。(例1の場合、マザーファンドCはリートに
対して投資しており、リートにかかる報酬がありますが、市場で形成される
リートの価格に内包されていると言えます。また、例1においては、マザー
ファンドCはリートに対して投資を行いますが、リートではない投資信託に
投資する場合はマザーファンドCに投資先の投資信託の信託報酬がかかり、
投資信託Aの投資家は間接的に負担します。)

例2の場合は、投資信託Dはファンド・オブ・ファンズですから、投資信託Dの
信託報酬に加えて、ベビーファンドE・Fの信託報酬が間接的にかかります。
マザーファンドG・Hは信託報酬を徴収しないので、投資信託Dの投資家は投資
信託Dの信託報酬とベビーファンドE・Fの信託報酬を負担することになります。



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4.カフェコーナー

  ◆リサイクル

うちの親はよく本を買ってくる。昔から「読めば安い買い物」、といってはい
ろいろと本を買ってきていた。でも実際は読んでいない。読まないのだから結
局高い買い物だ。世に言うツンドク状態。枕にすらしていない。

ある日、あまりの本の多さに意を決したのか、本を処分することにしたらしい。
手伝えというので少しだけ様子を見に行ったら、ちょうど料理の本を処分して
いるところだった。これでもかとばかりに料理の本が出てきた(もちろん掲載
されている料理が食卓に出された記憶はほとんどない)。

古くて使えそうにないものは、まとめて廃品回収に出すことにして、まだ使え
そうなものは古本屋さんに売ることにした。

本の量が多かったので古本屋さんは出張してくれた。玄関先で査定をしてもら
うと、割と良い本でも二束三文で持っていくとのこと。結構こちらも食い下が
ったのだが、先方も機械的に処理していくのでどうにもならないとのこと。

結局古本屋さんには丁寧にお引取り願い、どうせそのぐらいの値段にしかなら
ないなら、本当に本の好きな人が来てくれる図書館の交換本コーナー(*)に
持っていこうということになった。せっかく買った本なのに、たいした値がつ
かなかったことが悔しかったのか、あるいは読みもしないくせに(あくまで自
称)本好きのプライドか、古本屋さんだって本の好きな人が行くところだろう
に。

車で本を近くの図書館の交換本コーナーに運んだ。確かに置いているそばから
うれしそうに本を持っていってくれる人もいる。それはそれでよし、と一応納
得し、その場を去った。

数日後、兄の家に遊びに行った。兄もまた本を溜め込むタイプである。夫婦で
同じハードカバーの新刊を、それぞれが買ってきてしまうこともしばしば。

相変わらず本がたくさんあるなあ、と思ってみていると、つい最近見かけた本
がある。料理の本が。

どうしたのこれ、と聞くと、「いやあ、なんか昔よく作ってもらっていたレモ
ンパイが出ている料理の本があったから持ってきたんだ。もちろん作るつもり
はないんだけどさあ。」

「どこで?」

「ん?図書館の交換本コーナー。なんで?」ちなみに兄の家は図書館の前であ
る。

結局、苦労して出した本は、うちの一族のなかで循環していたことになる。古
本屋の査定だの図書館だの騒ぐことなく最初からここにもってくればよかった
・・・。

*交換本コーナー
いらなくなった本を自由に出し、また自由に持っていくことができるコーナー。
図書館や駅構内など、公共の場所に設置されていることが多い。



                                                              (人情)



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  しています。

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