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No.129 (2007年3月7日発行) >>「単位型・追加型」って何?

                                

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         投信協会メールマガジン    No.129         2007/3/7
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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1.募集中ファンド

2.投資信託に関するQ&A集-97-
  ◆「単位型・追加型」って何?

3.その他
  ◆投資信託概況の発表日

4.カフェコーナー
  ◆初ドック


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1.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
<株投単位型>3月7日以降3月中に設定されるファンド ・・・   14本
<株投追加型>設定日が3月中のファンド             ・・・   38本


詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2007/fund07031.pdf



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2.投資信託に関するQ&A集-97-

今回は「単位型・追加型って何?」についてお答えいたします。

多くの場合、投資信託の目論見書の表紙には「単位型投資信託」や「追加型投
資信託」という表記がありますが、この表記はどのようなことを意味している
のでしょうか。

★単位型と追加型の違い
「単位型」と「追加型」という用語は、投資信託の設定が運用の開始後には行
われないのか、それとも運用中も行われるのか、を表しています。

要は、投資家が投資信託を購入できる期間の違いで、単位型投資信託は運用が
開始される前の「当初募集期間」と呼ばれるおおよそ1ヶ月程度(商品によって
ばらつきがあります)の期間にのみ申し込み、購入することができます。その
期間以外には購入することができません。
対して追加型投資信託は、運用が開始される前の当初募集期間にも申し込みが
可能であり、運用が開始された後も購入することが可能です。運用が開始され
た後の募集期間を「継続募集期間」といいます。
単位型は募集期間が「当初募集期間」のみであり、投資信託の設定は運用が開
始される際の1回きりです。追加型の募集期間には「当初募集期間」と「継続
募集期間」があり、運用が開始される際の設定と、継続募集期間中に設定され
る「追加設定」があります。

★単位型の特徴
単位型は当初募集期間にのみ申し込み、購入できますので、すべての投資家が
同一の価額で購入することになります。通常、1ヶ月程度の当初募集期間中に
投資家が購入の申し込みをし、運用の開始日である設定日に一斉に設定をしま
す。「1口=1万円」で設定するものが多いようですが、中には「1口=1円」で設
定するものもあります。

単位型は信託期間(設定日から償還日までの期間のこと)が定まっており、2~5
年程度(投資信託によって異なります)の信託期間が多いようです。
また、換金については、クローズド期間と呼ばれる、原則換金できない期間を
設けていたり、換金できる日が限定されている等の、一定の制限がある場合も
ありますが、このような制限は、直接的には単位型という仕組みによるもので
はありません。それぞれの商品の設計によって、自由に換金できるもの、償還
日まで原則換金できないもの等もあり、あくまで個別商品の設計によります。

★追加型の特徴
追加型は当初募集期間と継続募集期間があり、当初募集期間に申し込みをした
投資家は「1口=1円」や「1口=1万円」などの価額で設定が行われますが、継続
募集期間は日々基準価額が変動し、その基準価額が一口あたりの価額となりま
すので、一口あたりの価額は一定ではありません。

追加型は信託期間を無期限とし、償還日を定めない場合が多いようです。信託
期間を定めている場合もありますが、その場合は一般的には単位型の信託期間
より長い、10年程度が多いようです。
また、換金については、いつでも換金できるものが一般的ですが、商品によっ
てはクローズド期間を設けている場合もあります。

次回は単位型・追加型の現状についてご説明いたします。



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3.その他
  ◆投資信託概況の発表日

投資信託協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。2
月分の発表日は3月13日(火)を予定しております。なお、ホームページへの記
事掲載は同日14時30分頃の予定です。


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4.カフェコーナー

  ◆初ドック

初ドックです。初詣にはまだ行っていないのですが初ドックです。初ドックと
は、はじめての人間ドックのことです。

人間ドックが受けられる前までは、人間ドックに淡い憧れを抱いていました。
健康診断よりもちゃんと見てくれるし、近くのホテルで美味しい食事が食べら
れるというし・・・。「早くドック行かしてくれー」という強い思いがあった
ので、年が明けたぐらいまでは結構ワクワクしていました。

しかし、いざ受ける2週間ぐらい前になると微妙な心境の変化が・・・。そう、
だんだんドックが怖くなってきたのです。「診断の結果何かあったらどうしよ
う」と考えるとドキドキしてきました。

そしてついにやってきましたドック当日。ドキドキモードのままで病院まで行
って、手続きをしました。みんな白衣の緑版のようなものを着てウロウロして
います。あれだけ楽しみにしていたドックなのに「宇宙人に捕獲されたらこう
やって調べられちゃうんだ」とドックの前に別な医者にかかったほうがよいの
ではというぐらいの精神状態です。

そんな調子でいたところに、問診が始まりました。もちろん緊張しているなん
ておくびにも出さないぐらいの名演技っぷりを発揮していたのですが「それで
は最後に脈を測りますねー」と言われ脈を取られました。

しばらく聴診器で脈を聴いていたお医者さんが一言。

「脈が結構速いですねー。(問診表を見ながら)あー、今年初めてですかー。
・・・緊張してますね(笑)?心電図とるまでには落ち着くと思いますから心
配しないでください。」

バレバレでした。おかげさまで心電図も異常なしでした・・・。


                                                               (人情)




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次回のメールマガジンの配信につきましては、3月28日(水)とさせていただきま
す。ご了承下さい。

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  しています。

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