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No.126 (2007年1月24日発行) >>「フルインベストメント」って何?-2



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         投信協会メールマガジン    No.126         2007/1/24
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆証券知識普及プロジェクトによるイベントの開催
  ◆「不動産投信NEWS」1月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(平成18年中/12月中)


2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-94-
  ◆「フルインベストメント」って何?-2

4.カフェコーナー
  ◆元祖「貯蓄から投資」



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1.トピックス

  ◆証券知識普及プロジェクトによるイベントの開催(入場無料)

<主催>証券知識普及プロジェクト(日本証券業協会、東京証券取引所、
        各地区証券取引所、投資信託協会などが共同で運営する、証券知識の
        普及・啓発のためのプロジェクト)

証券知識普及プロジェクトでは、2月10日から3月15日までの間に、全国
18都市20会場において平成19年「春季証券投資セミナー」を開催いたし
ます。
セミナーは、投資経験の有無、程度に応じて、また、若者から定年を迎えた方、
あるいは迎えようとする方々まで幅広い層を対象としており、その内容も講演
会やトークショー等幅広くなっておりますので、この機会に是非ご参加くださ
い。


開催地区と開催日、会場は以下のとおりです。
東京地区   2月19日(月)東京国際フォーラムホールC、ホールD7
           2月25日(日)那覇市「那覇市ぶんかテンブス館」
大阪地区   3月15日(木)大阪市「大阪市中央公会堂大集会室」
           3月  7日(水)京都市「アバンティホール」
   〃      2月14日(水)明石市「明石商工会議所大ホール」
   〃      2月15日(木)彦根市「彦根勤労福祉会館大ホール」
   〃      2月19日(月)茨木市「茨木市福祉文化会館」
   〃      2月23日(金)田辺市「田辺地域職業訓練センター大教室」
名古屋地区 2月25日(日)岡崎市「ウェルサンピア岡崎 紅嵐」
  〃       3月  3日(土)四日市市「四日市市総合会館 視聴覚室」
  〃       3月  4日(日)大垣市「大垣フォーラムホテル 会議室」
  〃       3月11日(日)静岡市「静岡商工会議所 5階ホール」
北海道地区 2月27日(火)札幌市「ホテルオークラ札幌
                           2階『フォンテーヌ』」
東北地区   3月  7日(水)仙台市「宮城県民会館 6階『601会議室』」
新潟地区   2月10日(土)新潟市「新潟グランドホテル3階『悠久の間』」
北陸地区   3月  2日(金)富山市「タワー111『スカイホール』」
中国地区   2月27日(火)広島市「RCC文化センター6階会議室」
四国地区   3月  1日(木)松山市「いよてつ高島屋9階『ローズホール』」
九州地区   3月  1日(木)北九州市「リーガロイヤルホテル小倉
                           3階『エンパイアルーム」


詳細につきましては、下記URL(「e-104.net」イートーシネット)を
ご覧ください。

★参加方法
各会場で行われるイベントへの参加は、原則として事前申込制となっておりま
す。詳細につきましては、下記URLをご覧ください。

イートーシネットのURL http://e-104.net


  ◆「不動産投信NEWS」1月号の公表
当協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信NEWS」1月号を公表しました。
なお、公表内容等は12月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(平成18年中)
18年中の契約型の公募証券投資信託は設定額が89兆3,563億円、解約・償還額
が77兆7,496億円で差引き11兆6,066億円の資金純増であった。この結果、純資
産は前年末に比べ13兆5,799億円増加(うち、運用増1兆9,732億円)し、年末
には68兆9,276億円となった。
契約型の私募証券投資信託は設定額が13兆5,085億円、解約・償還額が
7兆5,157億円で差引き5兆9,928億円の資金純増となった。この結果、純資産
は7兆3,440億円増加(うち、運用増1兆3,512億円)し、年末には32兆9,870億
円となった。


1.公募株式投信
設定額は28兆1,330億円、解約・償還額は15兆2,852億円で差引き12兆8,478億
円の資金純増となった。この結果、純資産は前年末に比べて14兆8,288億円増
加(うち、運用増1兆9,810億円)して、年末には55兆6,578億円となった。

2.公募公社債投信(除くMMF)
設定額は59兆9,611億円、解約・償還額60兆8,751億円であった。この結果、
純資産は前年末に比べ9,218億円減少(うち、運用減78億円)して、年末には
10兆5,766億円となった。

3.MMF
設定額は1兆2,621億円、解約・償還額は1兆5,892億円であった。この結果、
純資産は前年末に比べて3,270億円減少し、年末には2兆6,931億円となった。



  ◆投資信託の市場動向(12月中)

全体の概況
18年12月末の契約型公募証券投資信託の純資産は、前月比3兆9,219億円増加し
て68兆9,276億円となった。このうち、株式投信は前月比2兆9,392億円増加(う
ち、運用増1兆5,838億円)して55兆6,578億円、MMFを除く公社債投信は前月比
9,703億円増加して10兆5,766億円であった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信の残高は、前月
比2兆6,187億円増加して39兆4,955億円、銀行等経由の残高は1兆2,858億円増
加して28兆9,996億円となった。
契約型私募投資信託の純資産は前月比1兆2,178億円増加して32兆9,870億円と
なった。

Ⅰ.公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                         <単位:億円>
                    設定      解約(償還含む)      純資産(前月比)
1.株式投信       31,176        17,623           556,578(+29,392)
2.公社債投信     55,281        45,615           105,766(+9,703) 
3.MMF             1,439         1,315            26,931(+123)
合計[1+2+3]   87,897        64,553           689,276(+39,219)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加味
        されますので、本表では一致しません。

(2)運用状況
12月中の株式運用について、国内株式は2,617億円の売越し、外国株式は
2,186億円の買越しで12月末の組入株式の時価総額は21兆3,265億円となった。

公社債の運用状況については、国内公社債は2,975億円の売越し、外国公社債
は2,161億円の買越しで12月末の組入公社債の時価総額は27兆8,803億円となっ
ている。

(3)主体別残高状況(公募証券投資信託)
                                                      <単位:億円>
                   証券会社     銀行等      投信会社      合計
1.株式投信        269,255     283,100      4,222      556,578
2.公社債投信      103,581       2,129         55      105,766
3.MMF              22,118       4,766         46       26,931
合計[1+2+3]    394,955      289,996     4,324      689,276
(シェア:%)      (57.3)    (42.1)    (0.6)    (100.0)

Ⅱ.私募投資信託の資産動向
                                                      <単位:億円>
                      設定     解約(償還含む)     純資産計(前月比)
合計(株投+社投)   11,076       8,019           329,870(+12,178)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約の項目のほか運用増減が加
        味されますので、本表では一致しません。


Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

             18年11月(前月比)          18年10月         前年11月
純資産計     31,541億円(+1,025億円)   30,516億円       20,246億円
追加出資額      501億円                     818億円          287億円


Ⅳ.マーケット指標(参考)
                   18年12月末(前月比)   18年11月末     前年12月末
日経平均株価(円) 17,225.83(+951.5)   16,274.33      16,111.43
TOPIX(ポイント)   1,681.07(+78.04)     1,603.03       1,649.76
為替(1米$:円)    119.11(+2.63)       116.48         118.07
東証REIT指数        1,990.43(+151.24)    1,839.19       1,601.68
(ポイント)
                       (284回債)        (284回債)    (274回債)
国債利回り(%)       1.675(+0.03)         1.645           1.47



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
<株投単位型>1月23日以降1月中に設定されるファンド ・・・  6本
<株投追加型>設定日が1月中のファンド              ・・・ 20本
<社投追加型>設定日が1月中のファンド              ・・・  1本


詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2007/fund07012.pdf


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3.投資信託に関するQ&A集-94-

今回は前回の続きとして「フルインベストメント」って何?にお答えいたしま
す。

目論見書等に投資信託の投資方針として、「原則としてフルインベストメント
で積極的な運用を行います。」や「○○への投資は高位を維持することを基本
とします。」のような記載をしている投資信託があります。このような投資信
託は、資産のほぼ全てを主な投資対象に投資することを意味しており、逆に言
えば現金などの投資対象以外の資産を殆ど持たないということを意味していま
す。

★フルインベストメントの投資信託
投資信託の目論見書や約款においてフルインベストメントを謳う投資信託は、
その投資信託の投資方針としてフルインベストメントを掲げているので、運用
の際は原則的にフルインベストメントの状態にする必要があります。
株式を主な投資対象とする投資信託がフルインベストメントを謳っていれば、
市場環境がどうであれ、どの時点においても、原則的に資産のほぼすべてを株
式に対して投資することになります。

常にフルインベストメント状態にしておくということは、株式市場の上昇のチ
ャンスを逃しにくい状態であると言えます。株式市場全体が大きく上昇した場
合、フルインベストメント状態であれば株式市場全体の上昇に伴う利益を確保
しやすいと言う訳です。
逆に、株式市場全体が大きく下落する場合、フルインベストメント状態にある
ことは、市場の下落に伴う損失をそのまま受けてしまうことになります。株式
市場の下落に備えて一端株式市場から資金を引き上げて、現金等の資産の割合
を増やすといった戦略をとらないとしているからです。

★フルインベストメントではない投資信託
フルインベストメントを謳わない投資信託は、原則としてフルインベストメン
ト状態でなければならないという縛りがありません。(フルインベストメント
を謳っていなくても、フルインベストメントを謳う投資信託と同じように資産
のほぼ全てを主な投資対象に投資する投資信託もあります。)
株式を主な投資対象とする投資信託がフルインベストメントを謳わず、現金等
を持つことも運用上選択肢に入れている場合、市場環境に応じて株式に対する
投資比率を上下させることができます。

例えば、株式市場が全体的に下落局面に入ったと考えれば株式の組み入れ比率
を減らし、現金等の比率を増やすことにより、基準価額の下落を市場全体の下
落より緩やかにすることができます。また、株式市場が上昇局面に入ったと考
えれば資産の100%に近い割合を株式に投資し、フルインベストメント状態にし
て、基準価額の上昇を狙うこともできます。
しかしながら、株式市場の下落局面、上昇局面の始まりをピンポイントで言い
当てることは非常に難しいことです。株式市場が下落局面に入ったと考えて、
現金等を多く持ったら次の日には株式市場は高騰しているかもしれません。ま
た、上昇局面に入ったと考えてフルインベストメント状態にしたとしても、翌
日からの株式市場はどんどん下落するかもしれません。見通しが外れてしまえ
ば、このようなことも起こりえます。

市場動向によって現金等の保有比率を変動させる投資信託は、市場の先行きを
見通して、適切に投資ができれば、そうではない投資信託に比べてより安定的
な運用が行えると考えられますが、その運用には、よりファンドマネージャー
やアナリスト等の先を見通す力が重要であると言えるでしょう。



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4.カフェコーナー

  ◆元祖「貯蓄から投資へ」

私の友人のお父さんのお話です。
定年退職をして十数年経つというので、自由気ままなくらしをしているのかと
思ったら、話を聞いていると定年退職を迎えたのに、規則正しく、ハードな日
々を過ごしているようです。
朝は5時ぐらいに起きてランニングをし、お風呂に入ったら経済紙など主要な
新聞を4紙ほどに目を通します。もちろん関心のある記事は切り取ったり、線
を引いたりするそうです。
5時45分になったら早朝の経済ニュースに見て、その後朝食をとります。そ
の後は、9時にマーケットが始まるので、ずっとパソコンに向かっているそう
です。
3時まではマーケットがあるのでひたすらパソコンに向うので、このお家では、
お父さんへの電話は3時まではご法度だそうです。用件があっても急ぎでなけ
れば3時以降にしなくてはいけないそうです。そしてそのお父さんは、3時まで
ラジオやテレビを横において情報収集をしつつ、必要に応じて売買をするそう
です。そうかといって、デイトレーダーのように、短期での売買はしないそう
です。
3時になってマーケットがひけたら、ジムに通って健康を維持しています。も
ちろんトレーニングしながらでも明日の売買の戦略を立てたりもしているそう
です。そして夜は、次の日に備えて早く寝ているそうです。
でも、そのお父さん、仕事としてやっていたり、お金儲けとしてやっていると
いうよりも、色々と調べたり分析をしたりして、その結果が的中したりするの
が楽しくて、楽しくて市場と付き合っているようです。
なんだか「貯蓄から投資へ」などと言われるずっと以前からそういうことの重
要性を考えていたというように思えます。
みんながみんなこの友人のお父さんのような生活スタイルを送ることができる
わけでも、また実際株式投資で成功するわけでもないと思います。
2007年の今年は団塊世代の大量退職などと言われていますが、そういう人
たちが一生懸命働いて築いた財産を安心して託して、安心して増やして、第二
の人生を送れるような投資信託になってほしいと思います。



                                                         (本馬 勇世)


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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」を作成
  しています。

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