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No.123 (2006年12月6日発行) >>「実質的な信託報酬率」って何?



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         投信協会メールマガジン    No.123         2006/12/6
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆投資信託に関するアンケート調査結果の公表について
  ◆「投資信託おもしろセミナー」開催のお知らせ

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-91-
  ◆「実質的な信託報酬率」って何?

4.その他
  ◆投資信託概況の発表日

5.カフェコーナー
  ◆すれ違い



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1.トピックス

  ◆投資信託に関するアンケート調査結果の公表について

投資信託協会では、例年、投資信託に関するアンケート調査を実施しておりま
す。本年度は、全国の20歳以上男女個人を対象に調査を実施しましたので、そ
の結果をお知らせいたします。調査概要は、以下のとおりです。

○調査対象    : 全国の20歳以上男女個人
               (投資信託の現在保有者、保有経験者、投資信託関心者、
                 証券保有者、証券関心者)
○標本数      : 2,200サンプル 
○調査方法    : 郵送調査法
○調査時期    : 平成18年8月23日発送~9月15日回収締切
○回収数      : 1,311(回収率:59.6%)
○主な調査内容: 投資信託保有状況、投資信託購入状況、投資信託未経験世
                 帯の状況、投資信託への期待・関心状況、投資信託に関す
                 る認知・接触状況、インターネットによる金融取引状況等

○調査結果の要約(一部)
1.投資信託の保有種類は、「MRF・MMFまたは中期国債ファンド」で40.2%。
    投資信託の平均保有種類数は2.13種類と2種類を超えている。
2.投資信託の購入金融機関は「証券会社」(66.1%)がトップで、次いで
   「銀行等の金融機関」が40.0%となっており、昨年から販売を始めた「郵
    便局」は3.2%となっている。
3.投資信託保有未経験世帯のうち、投資信託を購入したいと思ったことが
    「ある」のは27.2%。これまで購入しなかった理由は「投資信託がよく
    わからないので不安」が67.1%、「元本保証がない」が33.1%。
4.今後の貯蓄に適した金融商品として、「国内の投資信託」は18.8%。
5.投資信託の広告接触率は87.6%。確定拠出年金は非加入率89.8%。上場
    投資信託の認知率は、ETF16.3%、不動産投信14.9%、ベンチャーファン
    ド10.1%。
6.インターネットでの金融取引の経験が「ある」のは20.6%で、取引経験
    のある金融商品で「投資信託」は8.1%となっている。

この調査結果につきましては、ホームページで公表しております。
詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/report/index.html


  ◆「投資信託おもしろセミナー」開催のお知らせ

有力な資産運用のひとつとして期待される投資信託について理解を深めていた
だき、投資信託の楽しさ、おもしろさを皆様と一緒に考えてみようというセミ
ナーを下関市で開催します。

◆セミナー概要 
日    時  平成18年12月16日(土) 13時30分~16時30分 (受付:13時)  
会    場  海峡メッセ下関 10階 国際会議場
          山口県下関市豊前田町3-3-1
          ※お車での来場はご遠慮願います。  
定    員  160名
参加費用  無料(ただし事前のお申し込みが必要です。)  
主    催  投資信託協会

◆内容 
13:30  開演
<第一部>
●講演
講師:澤上 篤人氏 (さわかみ投信㈱ 代表取締役) 
      荒井 勝氏 (大和投資信託委託㈱ 取締役・専務執行役員運用本部長
                                                          (CIO)) 
                                                         (順不同) 
 <第二部>
●質疑応答 (ご参加いただいた方々から質問をお受けいたします。) 
出演者:澤上氏、荒井氏、司会者(原田氏) 
16:30 終了
※ 講師等については、都合により変更になる場合もございますので、あらか
   じめご了承ください。 

申込方法等、詳細は http://www.toushin.or.jp/info/news061216.html 
をご覧ください。



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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。

<株投単位型>12月6日以降12月中に設定されるファンド ・・・   8本
<株投追加型>設定日が12月中のファンド              ・・・  21本
<社投追加型>設定日が12月中のファンド              ・・・   1本


詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2006/fund06121.pdf



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3.投資信託に関するQ&A集-91-

今回は「実質的な信託報酬率」って何?にお答えいたします。

ファンド・オブ・ファンズの目論見書等に「実質的な信託報酬率」の概算が表示
されている場合がありますが、この実質的な信託報酬率とは何を示している値
なのでしょうか。

★ファンド・オブ・ファンズとは
一般的な投資信託は、株や債券といった資産に投資しますが、主に投資信託の
受益証券や投資法人の投資証券を組入れる投資信託をファンド・オブ・ファンズ
と呼びます。日本では1999年7月に投資信託協会の規則が改正され、ファンド・
オブ・ファンズの設定が可能となりました。

例えば、「ファンドA」という投資信託が「ファンドB」と「ファンドC」とい
う投資信託に投資するファンド・オブ・ファンズである場合は、投資家はファン
ドAを購入することで、実質的にファンドB、ファンドCを購入したことになり
ます。仮に、ファンドBが主に国内株式に投資する投資信託であり、ファンドC
が主に外国株式に投資する投資信託であるならば、実質的に国内・外国株式に
投資する効果が得られます。最近はこのように、実質的に複数の資産に投資し、
分散をはかる事を目的としたファンド・オブ・ファンズが増えてきています。

★ファンド・オブ・ファンズの実質的な信託報酬率は?
信託報酬とは、投資信託の運用・管理にかかる費用のことです。信託報酬は申込
手数料等とは異なり、受益者が販売会社等に直接支払うものではなく、信託財
産から日々差し引かれることで受益者が負担しています。投資信託の信託報酬
率は目論見書等に記載されていますが、ファンド・オブ・ファンズの場合、信託
報酬率に加えて「実質的な信託報酬率(又は類似の表現)」が併記されることが
あります。

実質的な信託報酬率とは、投資家が購入したファンド・オブ・ファンズ自体の信
託報酬率と、そのファンド・オブ・ファンズが投資している投資信託の信託報酬
率を、組み入れ割合に応じて足し合わせたものです。先程の例を用いると、フ
ァンドA(ファンド・オブ・ファンズ)を購入した受益者はそのファンドA自体の信
託報酬を負担します。また、ファンドAは、ファンドBとファンドCに投資する
ので、ファンドBとファンドCの信託報酬を負担しています。ファンドAが、フ
ァンドBとファンドCの信託報酬を負担していることは、つまりはファンドAの
受益者がこれらの信託報酬を間接的に負担していることになります。ファンドA
の「実質的な信託報酬率」とは、ファンドA自体の信託報酬率とファンドB、フ
ァンドCに係る信託報酬率を合わせ、ファンドAの受益者が実質的に負担する信
託報酬率を表しています。

★単純な例
前述した例を使って説明していきます。それぞれの信託報酬率が以下に示した
率だとし、またファンドAはファンドBとファンドCに純資産総額の50%ずつ投資
しているものとします。

             [信託報酬率]   [組入割合]
ファンドA        0.5%
ファンドB        0.7%         50%
ファンドC        0.9%         50%

この場合、実質的な信託報酬率は「ファンドAの信託報酬率」と、投資割合に
応じて「ファンドBの信託報酬率」「ファンドCの信託報酬率」を足し合わせて
求められます。ファンドB、ファンドCにはそれぞれ50%の割合で投資している
ので、それぞれの信託報酬率に0.5を掛けます。計算の結果、
0.5+0.7×0.5+0.9×0.5=1.3
となり、この例では実質的な信託報酬率が1.3%であることがわかります。

ただし、投資信託の組入割合が今後変更されることもあるので、実質的な信託
報酬率はあくまでも、ある時点での概算値であり、確定された値ではないこと
に留意する必要があります。実質的な信託報酬率を目論見書等で示す際には、
率にある程度の幅を持たせ、例えば「1.3%±○%程度」のように示す場合もあり
ます。



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4.その他

  ◆投資信託概況の発表日

投資信託協会では、毎月1回、前月末の純資産等の数字を発表しております。
11月分の発表日は12月13日(水)を予定しております。なお、ホームページへの
記事掲載は同日14時30分頃の予定です。



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4.カフェコーナー

  ◆すれ違い

最近、インターネットを通じて買い物をすることが多くなりました。さすがに
洋服などの、手にとらなければディテールがわからなく、サイズも合うかどう
かわからないようなものを買ったことはありませんが、そうでないものはよく
購入しているような気がします。

以前はインターネットでの買い物により慎重でした。最近は「まあ、多少商品
が見込みと違っててもいいや」と投げやり気味で買うことが多くなったような
気がします。当然、当たることもあれば外れることもありますが、そんなに大
外れしたことがないので、なおさら投げやりでも大丈夫と思ってしまうのでし
ょう。

商品は注文後2日目あたりに届くことが多く、到着予定日が土日の場合はわく
わくして待っているのですが、平日の場合は会社から帰ってくると不在票がポ
ストの中に寂しげに入っていることが多くあります。私の住んでいるところに
せっかく持って来てくれたのにと、手の届くところにあったものを逸したよう
な感覚があり、なんとも物悲しい気分になります。

いつまでもがっかりしてられないので、不在票に書いてある電話番号に電話を
して、明日届けてくださいと頼むのですが、再配達を頼んだ日に限って帰宅が
遅くなり、一番遅い時間帯で再配達を頼んだのにまたポストに不在票が入って
いたりする訳で…。

先日も、そんなこんなを2度ほど繰り返した後、やっと配達の方と出会うことが
できました。やっと頼んだものが届いたと、早速荷物を開封すると、2つ品物を
頼んだはずなのに何故か1つしか品物が入っていない。まさかと思いつつ、PCを
立ち上げメールをチェックすると「この商品は確保できなかったのでキャンセ
ルさせて頂きます」というメッセージが…。

                                                                (AS)



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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」を作成
  しています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/info/publish.html

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■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。
 
   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/cgi-bin/framed.cgi?74

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