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No.122 (2006年11月15日発行) >>不動産投資信託の目論見書ってあるの?



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         投信協会メールマガジン    No.122         2006/11/15
                                 発行:毎月第1・第3水曜日
                                                                       
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●--●  CONTENTS  ●--●

1.トピックス
  ◆「投資信託おもしろセミナー」開催のお知らせ
  ◆「不動産投信NEWS」11月号の公表
  ◆投資信託の市場動向(10月中)

2.募集中ファンド

3.投資信託に関するQ&A集-90-
  ◆「不動産投資信託の目論見書ってあるの?」

4.カフェコーナー
  ◆カメラ店にて



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1.トピックス

  ◆「投資信託おもしろセミナー」開催のお知らせ

有力な資産運用のひとつとして期待される投資信託について理解を深めていた
だき、投資信託の楽しさ、おもしろさを皆様と一緒に考えてみようというセミ
ナーを下関市で開催します。

◆セミナー概要 
日    時  平成18年12月16日(土)  13時30分~16時30分  (受付:13時)  
会    場  海峡メッセ下関 10階  国際会議場
          山口県下関市豊前田町3-3-1
          ※お車での来場はご遠慮願います。  
定    員  160名
参加費用  無料(ただし事前のお申し込みが必要です。) 
主    催  投資信託協会

◆内容 
13:30  開演
<第一部>
●講演
講師:澤上 篤人氏 (さわかみ投信㈱  代表取締役) 
      荒井 勝氏 (大和投資信託委託㈱
                 取締役・専務執行役員運用本部長(CIO)) 
                                                            (順不同)
 <第二部>
●質疑応答 (ご参加いただいた方々から質問をお受けいたします。) 
出演者:澤上氏、荒井氏、司会者(原田氏) 
16:30  終了
※ 講師等については、都合により変更になる場合もございますので、あらか
じめご了承ください。 

◆お申し込み方法 
・参加をご希望の方は必ず事前にホームページから,又はFAXでお申し込みく
ださい。
※会場の都合により、定員になり次第締め切りとさせていただきます。  
・招待券の発送は行いません。  
・ホームページからお申し込みの場合は、申込み確認ページを印刷して当日
ご持参ください。
【申し込みフォーム】
http://www.toushin.or.jp/info/seminar.html

・FAX又は郵送でお申込みの場合は、申込書をお送りください。なお、申込書
の控えを当日ご持参ください。 
FAX:03-5614-8448
【FAX・郵送用申込書】
http://www.toushin.or.jp/info/news061216.pdf

詳細は http://www.toushin.or.jp/info/news061216.html をご覧ください。


  ◆「不動産投信NEWS」11月号の公表

当協会では、不動産投信のより一層の普及のため、不動産投信に係る主な動き
等をとりまとめた「不動産投信NEWS」11月号を公表しました。
なお、公表内容等は10月中の動向です。

詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
http://www.toushin.or.jp/info/fudousan_news.html


  ◆投資信託の市場動向(10月中)

全体の概況
平成18年10月末の契約型公募証券投資信託の純資産残高は前月比1兆4,515億円
増加して64兆1,018億円となった。そのうち、株式投信の純資産残高は前月比
1兆3,449億円増加(うち、運用増3,461億円)して51兆997億円。MMFを除く公社
債投信の純資産残高は前月比4,436億円増加して10兆2,860億円となった。
販売態別に残高を見ると、証券会社経由の契約型公募株式投信残高は前月比
7,948億円増加して24兆6,270億円(シェア48.2%)となった。銀行等経由の契約
型公募株式投信の残高は5,470億円増加して26兆684億円(シェア51.0%)となっ
た。
契約型私募投信の純資産残高は前月比7,523億円増加して31兆462億円となった。


Ⅰ.契約型公募証券投資信託の状況

(1)資産動向
                                                       <単位:億円>
                       設定      解約(償還含む)     純資産計(前月比)
1.株式投信          23,614       13,625           510,997(+13,449)
2.公社債投信        52,132       47,716           102,860(+4,436) 
3.MMF                1,251        1,139            27,160(+111)
合計[1+2+3]      76,997       62,481           641,018(+17,998)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約のほか運用増減が加味され
        ます。

(2)運用状況
株式投信にかかる10月中の株式運用は国内株式について対市場で30億円買越し、
外国株式は19億円の売越しであった。
証券公募投資信託全体における組入れ株式は前月比3,201億円増加して19兆
8,258億円、同組入れ公社債は前月比2,608億円増加して19兆9,416億円であった。

                                                 <単位:%>
                     株式       公社債      余資その他有価証券
1.株式投信         38.8        39.0            3.9
2.公社債投信        ―         66.7           33.1
3.MMF               ―         36.2           64.7
合計[1+2+3]     30.9        43.4           11.1


●株式の売買状況(国内外合算) 11億円の買越。


(3)主体別残高状況(契約型公募証券投資信託)
<単位:億円>
                  証券会社       銀行等     投信会社       合計
1.株式投信       246,270        260,684     4,043       510,997
2.公社債投信     100,548          2,255        56       102,860
3.MMF             22,246          4,866        46        27,160
合計[1+2+3]   369,065        267,806     4,145       641,018
   (前月比)    (+12,581)     (+5,384)    (+32)    (+17,998)

(保有割合:%)    (57.6)       (41.8)    (0.6)     (100.0)



Ⅱ.契約型私募投資信託の資産動向
<単位:億円>
                       設定     解約(償還含む)    純資産計(前月比)
合計(株投+社投)    11,253       5,677           310,462(+7,523)

(注1)解約には償還を含みます。
(注2)純資産計は前月純資産に当月の設定、解約のほか運用増減が加味され
        ます。



Ⅲ.不動産投信(J-REIT)の資産動向

              18年9月(前月比)          18年8月       前年9月
純資産計     29,620億円(+1,868億円)  27,752億円    18,804億円
追加出資額    1,260億円                 1,261億円       470億円



Ⅳ.マーケット指標(参考)
                   18年10月末(前月比)   18年9月末       前年10月末
日経平均株価(円)  16399.39+271.81)     16,127.58        13,606.50
TOPIX(ポイント)   1,617.42(+6.69)        1,610.73         1,444.73
為替(1米$:円)    116.96(▲1.15)         118.11           116.39
東証REIT指数        1,754.37(+57.65)       1,696.72         1,535.53
(ポイント)
                      (283回債)         (282回債)       (274回債)
国債利回り(%)        1.72(+0.05)         1.67              1.445


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2.募集中ファンド

新規設定ファンドについて、手数料、購入窓口等の内容が一覧表になっていま
す。
<株投単位型>11月15日以降11月中に設定されるファンド ・・・   12本
<株投追加型>設定日が11月中のファンド               ・・・   20本

詳しくは下記アドレスをご覧下さい。
http://www.toushin.or.jp/fund/new/2006/fund06112.pdf




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3.投資信託に関するQ&A集-90-

今回は「不動産投資信託の目論見書ってあるの?」にお答えいたします。

投資家が一般的な契約型投資信託を購入する際は、あらかじめ、又は同時に投
資信託の説明書と言うべき、「目論見書」の交付を受けますが、不動産投資信
託を購入する際の目論見書の交付はどうなのでしょうか。

★不動産投資信託とは?
不動産投資信託は、不動産などに投資することを目的とした投資信託です。多
くの投資家から資金を集め、その資金で複数の不動産を購入し、組入れた不動
産から得られる賃料収入等を投資家に分配することを目的としています。不動
産投資信託は、2000年の投資信託法の改正により、設立が認められた比較的新
しい金融商品です。
(詳しい仕組みについては「投資信託に関するQ&A集-73-」等をご覧下さい。
http://www.toushin.or.jp/info/melmaga/backno/060301.html)

★クローズド・エンド型って?
日本の不動産投資信託は、「クローズド・エンド型」と呼ばれる仕組みを用い
ています。クローズド・エンド型とは受益者の払い戻し請求に応じないタイプ
の投資信託を指します。通常の契約型投資信託(オープン・エンド型)は換金す
る際に解約もしくは買取を選択しますが、どの手段を用いても投資信託の信託
財産から、換金する口数分の資金が取り崩されて、投資家に支払われます。

一方、クローズド・エンド型は払い戻し請求に応じません。つまりは解約や買
取ができない仕組みです。しかし、換金できないわけではなく、クローズド・
エンド型は証券取引所や店頭市場等に上場し、市場を通じて売買が行われるこ
とで、換金性が担保されています。流動性が乏しい資産(不動産や未上場株式
等)を主な投資対象とする投資信託は、日々時価評価することができないので、
買い戻し請求に応じることが難しいのです。このような場合にクローズド・エ
ンド型は適しており、換金性を担保するために市場に上場します。

現在、日本の不動産投資信託は東京証券取引所等の市場に上場して、取引が行
われています。不動産投資信託の投資主(投資家)がその投資信託を換金したい
場合は、証券会社に売りの注文を出し、市場で売買が成立すれば、換金するこ
とができます。

★不動産投資信託の目論見書
投資家が、一般的な契約型投資信託を購入すると、信託財産に新しい設定資金
が流入し、新たな投資信託受益権(現状では受益権を表象する券面として新た
に受益証券が発行されます)が与えられます。新たに発行される受益証券は証
券取引法上の「新たに発行される有価証券」に該当し、この取得の申込みの勧
誘は「有価証券の募集」に当たります。「有価証券の募集」の際は投資家に目
論見書を交付しなければならないよう、規定されていますので、投資信託を購
入する際は目論見書が交付されることとなります。

一方、不動産投資信託はクローズド・エンド型であることから、一般的な契約
型投資信託とは異なり、購入・売却する際は市場を介し、株式のように売買を
行います。株と同じように売る人と買う人が市場を介して売買することで、既
発行の投資証券の名義が変更され、投資口に係る権利が移転します。これは
「有価証券の募集」に当たらず、目論見書の交付は必要ありません。株式や債
券を市場で購入する際に目論見書の交付がないことと同じです。

ただし、不動産投資信託であっても目論見書を作成しないわけではありません。
不動産投資証券を「募集又は売出し」する際には投資家に対して目論見書を交
付する義務が課せられています。新規上場や増資に伴う公募増資等は「有価証
券の募集又は売出し」に該当し、投資家に目論見書を交付しなければなりませ
ん。

新規に発行される不動産投資証券を購入する際は目論見書をご覧下さい。既に
発行された不動産投資証券を購入する際は、有価証券報告書や資産運用報告書
等をご覧になり、最新の状況を把握することが望ましいでしょう。



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4.カフェコーナー

  ◆カメラ店にて

数ヶ月前、最寄り駅周辺のカメラ店にぶらっと寄った時の事、店の入り口付近
に設置してあるデジカメプリント機の前で、3人くらいの女子高生がわいわい
言いながら写真をプリントアウトしていました。

このカメラ店は中古のカメラ・レンズも扱っていて、その日は写真が趣味だと
推察される40代から60代くらいの男性が3人くらい、掘り出し物はないかと探
してでしょうか、熱心にショーケースの中を覗き込んでいました。ある人は
店員に頼んでファインダーを覗いたり空シャッターを切ったりして動作確認
をし、またある人は店員に「このカメラのモルトは…」云々と何か尋ねていま
す。

10万円超のカメラやレンズもあり、また、ジャンク品として数千円のカメラや
レンズが無造作に置かれている箱があったりして、きっとカメラ好きの方にと
っては宝探し的で楽しい場所なのでしょう。

一方、余りカメラに興味がない人にとっては商品の説明もよくわからず、「F
マウント 50mm F1.4」などという表記を見てもなんのこっちゃという感じでし
ょうか。私は職場のデジカメを購入する際の参考としてデジカメを見に来てい
た訳ですが、店内は素人お断りのような雰囲気(と感じてるだけですが)があり
ました。

そんな店内に、先程入り口でプリントアウトをしていた女子高生が入って来ま
した。カメラ愛好者のテリトリーに足を踏み入れた女子高生はフィルムが置い
てある場所を見て、
「きもーい、フィルム冷やしてるよ!」
「うわ、まじだ!」
というような会話を店内に響き渡る大きな声でし始めました。

そこそこスペースのあるカメラ店だと、フィルムは高温を嫌いますので(付け
焼刃の知識ですが)スーパーの食料品売り場にあるようなフリーザー?に並べ
てあります。その光景がおそらくフィルムカメラを使ったことのない世代の
人達にはとても奇異に見えたのでしょう。おそらく、店内にいたカメラ愛好
者の方々、店員は心の中で「フィルムは冷やして保存しておくんだよ!」と
突っ込んだと思いますが、至極平静を保っていました。

店内にあった見えない素人と玄人?の壁を飛び越え、そこから超越した立場
からのその発言は、これからの日本社会を垣間見たような、そんな気がしま
した。

                                                                (AS)



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■投資信託協会では、「投資信託ガイド」と「不動産投資法人ガイド」を作成
  しています。

ご希望の方は、ホームページよりご請求ください(各一冊無料)。

   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/info/publish.html

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■投資信託協会では、講師派遣を実施しております。

詳しくは、ホームページをご覧ください。
 
   ホームページアドレス
   http://www.toushin.or.jp/cgi-bin/framed.cgi?74

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