投資信託のメリットとリスク

リスクとリターン

金融商品には必ず、「リスク」と「リターン」があります。ここではリスクリターンの関係をみてみましょう。

リスクとは?

「結果が不確実であること」を意味します。具体的には、リターン(収益)の振れ幅のことを指します。

ここで、下記の図をご覧ください。図は、有価証券Aと有価証券Bの価格の変動を示していますが、有価証券Aに比べると、有価証券Bの方が価格の変動の幅が大きいということがわかるかと思います。この場合、有価証券Bの方が「リスクが大きい」といえます。

リスクの比較

リターンとは?

投資を行うことで得られる収益のことです。

リスクリターンは表裏一体

リスクリターンの関係は、表裏一体の関係といえます。「リスクが大きなものほどリターンが大きい(ハイリスク・ハイリターン)」「リスクが小さいものほどリターンが小さい(ローリスク・ローリターン)」という傾向があります。
つまり、大きな収益を期待すると、リスクが大きくなり、逆に大きな損失の可能性も増す、ということです。

投資信託は、商品によって投資する対象がさまざまですから、投資信託のリスクリターンの大きさもさまざまです。投資信託のリスクリターンの程度を考え、自身の目的に合った投資信託を選ぶことが大切です。

リスクとリターンの関係