社会に役立てるような投資の形がもっと広がってほしいですね

女優田中律子氏

1971年東京生まれ。12歳でモデルとしてデビュー。女優のほか、バラエティや情報番組の司会、CMなどでも活躍。97年に結婚、現在は1児の母でもある。スキューバダイビングのインストラクターの資格を持ち、ダイビングを通じて環境問題にも取り組むようになる。2006年からは、NPO法人「アクアプラネット」の理事長を務める。

田中律子氏


田中さんは中学生のときにデビューされたそうですが、普通の人より一足早く社会人になったわけですね。その意味では、お金について考える機会も多かったのではありませんか。

田中律子氏

実家が商売をしていたこともあり、小さいころから母にお金の大切さをしっかり教えられてきたので、もともとお金に関してルーズではないと思います。

芸能界に入ってしばらくの間は、毎月事務所まで行って「ありがとうございます」とお給料を直接受け取っていました。しかも、当時は現金だったんですよ。まさに身をもってお金をもらえる有難さを知ることができ、いま振り返ってもいい経験でした。

やはり子供の頃からお金について学んでおくことは大切なのでしょうね。

そう思います。とはいえ、それほど難しく考えなくていいのかもしれません。例えば私の場合、娘に何かせがまれてもすぐに買うのではなく、「これを買うために、パパとママはこれだけ頑張ってお仕事したんだよ」などと言って聞かせるようにしています。日常生活の中でもお金の大切さを感じられる機会は多いので、折に触れて学ばせたいと思っています。

お金に関していえば、資産運用にもご興味はありますか。

知人にすすめられて、いくつか投資信託を買ったことがあります。購入してしばらくの間は運用もプラスだったので、けっこう高価な時計を買うことができましたよ(笑)。

投資というのは、どうしてもマーケットに左右されてしまう部分もありますが、ご自身では投資を経験されて、学んだことなどはありましたか。

良いときも悪いときも経験しましたから、やはり投資というのは余裕資金でやるべきだと思いました。それと、経済に関するニュースはチェックするようになりました。

最近はNPO法人「アクアプラネット」の理事長としても活躍されています。組織をマネジメントするうえでも、経済の動向に敏感になっておく必要はあるのでしょうね。このNPOの活動を始めたきっかけを教えてください。

私は14歳でスキューバダイビングを始めましたが、当時の沖縄の海は本当にきれいで、特に色とりどりの珊瑚は素晴らしいものでした。しかも珊瑚は美しいだけではなく、海に酸素を供給し、多くの魚に隠れ場所を提供するなど重要な役割を持っているのです。

けれど、いま沖縄ではその珊瑚の実に80%が死滅状態にあると言われていて、50年、100年後にはなくなってしまう可能性があるという統計さえあります。私が子供のころに沖縄の海からもらった多くの感動やパワーを、自分たちの子供や孫の代にも残し、同じ経験をさせてあげたい。そうした思いから、2006年にNPO法人「アクアプラネット」の活動をスタートさせました。


※2012年1月6日時点の内容となります。

※このインタビュー内容は、個人の発言に基づき構成されており、投資信託協会がその内容を必ずしも保証するものではありません。